みなさんこんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLです!
みなさんはミックスボイスが出せなくて困った経験はありませんか?
「ミックスボイスが出せない」「一生できないのでは?」と悩む人はものすごく多いです!
でも安心してください!
実はミックスボイスは、正しいアプローチをすれば、誰でも習得できるテクニックなんです!
本記事では、ミックスボイスができない原因と、その克服方法を詳しく解説していきます!
それでは行ってみましょう!
ミックスボイスが一生できないと感じる理由
なぜ多くの人はミックスボイスが「一生できない」と感じてしまうのでしょうか。
それなはいくつかの理由が考えられます。
一つ解説していきます。
間違った発声を続けている
ミックスボイスは地声と裏声の中間に当たる声で、地声の感覚のまま音程を上げていったり、裏声の感覚のまま音量を上げてみたりしても、中々辿り着けません。
ミックスボイスは、地声・裏声とは明らかに体感が異なる声なので、「出し方を変えなければいけない」という意識を持たなければなりません。
同じ出し方を続けた先にミックスボイスがあると思い込むのはやめましょう。
ミックスボイスの感覚が掴めていない
そもそもミックスボイスを出したことが無いのだから、ミックスボイスができている感覚がどんなものかわからないですよね。
まずはこのコラムを最後まで読んで、ミックスボイスの感覚がどんなものか知りましょう。
それに向かって練習していけば、自ずと道は開けてきます。
焦りすぎて途中で諦めてしまう
ミックスボイスは感覚もよくわからないし、練習方法もよくわからないし、わからないことだらけで焦ってしまいますよね。
しかし、何事も継続は力なりです。
諦めてしまっては何も手に入りません。
騙されたと思って、まずはこのコラムを最後まで読んで下さい。
ミックスボイスを習得するために、何をやるべきかが明確になります。
あとはそれを信じて練習するだけです。
焦る気持ちも分かりますが、とにかくやるべきことをやることに集中しましょう。
ミックスボイスは人生と同じなのです。

ミックスボイスを練習していくために必要な知識
ここからはミックスボイスの練習をしていく上で必要な知識を紹介していきます。
ここに書いていることを踏まえて具体的な練習に取り組めば、練習の効果を最大限に高めることができるでしょう。
ミックスボイスの感覚
まず、ミックスボイスはどちらかといえば地声を出している体感だということを覚えておきましょう。
裏声体感ではありません。
「全くストレスなくスムーズに裏声に移行できる地声」がミックスボイスです。
もう一つ大事な感覚は「息が流れている」という感覚です。
例えばウィスパーボイスを出した時などは、息と声が明らかに口の外に出て行っている感覚があるかと思います。
これが「息が流れている」状態です。
一方で、遠くにいる友達に地声で「おーーーい」と呼びかける時などは、声は前にポーンと飛んでいるのに、息は口の中に留まっているような感覚になりませんか?
これが息が流れていない状態です。
ミックスボイスは「息が流れている地声」なので、そうではない体感の声を練習している場合は、ミックスボイスに辿り着く可能性がかなり低くなります。
喉とお腹に力を入れてはいけない
これは息が流せていない場合によく起こる事例です。
息が流れていないということは、息を堰き止める動きが行われているということなので、その度合いが強くなれば、当然喉は力みます。
息を止める癖がある人が、息が流れている声を練習すると、必ず起こる感覚は「力が入らない」という感覚です。
息を堰き止めていないので、「お腹で踏ん張る」という動作が行えず、「なんか力入れられないな」という感想になるのです。
ミックスボイスは「リラックスして出す声」なのではなく、「リラックスせざるを得ない声」なのです。
息を流すというのはそういうことです。
共鳴空間を意識する
ミックスボイスが鳴る位置は喉や胸ではありません。
上顎や鼻の奥、もしくは口先だけで鳴っているような軽い体感です。
ミックスボイスの練習をする上で、「今出している声がどの辺りで鳴っているのか」を把握することは1番重要と言っても過言ではありません。
発声に全神経を集中させずに、冷静な第三者目線を持ちましょう。
発声しながら、リアルタイムで自分を注意深く観察するのです。
ミックスボイスに限らず、ボイストレーニングを行う上で、第三者視点は非常に重要です。
長期戦を覚悟する
ミックスボイス習得は長期戦です。
息が流れていて、力が入らない地声を、歌で使えるレベルの音量にし、なおかつ広い音域をカバーできるようにしなければならないからです。
「無理じゃね?」
と最初は誰もが感じます。
しかし、何度も継続して練習すると、「あ、なんかコツ掴んだ」という瞬間が必ず訪れます。
完全なミックスボイスを習得するまでは、数年〜十数年単位の練習を覚悟しましょう。
それほどにミックスボイスは難しいのです。

ミックスボイスを習得するためにやるべき具体的な練習法
ここからはいよいよ具体的な練習方法をお伝えして行きます。
先程の知識を頭に入れた上で根気強く行っていきましょう!
息が流れた地声で音程を上げていく練習
まずは地声のウィスパーボイスを出して、息が流れている声の感覚を掴みましょう。
息が口の外に出て行っていて、お腹を踏ん張ることができない感覚です。
その感覚を維持したまま、なるべくハッキリと「ア」と発音します。
どんなにハッキリ「ア」と言おうとしても、息っぽい音質のままでなかなかハッキリした音質にならなかったり、ハッキリした音質にしようとすると、息が堰き止まってしまって、息が流れている感覚が無くなってしまったりと、やってみるとなかなか難しいのがこの練習です。
男性はA3、女性はC4くらいの高さで、息の流れている感覚とハッキリした音質の両立ができたら、それを維持しながら一つずつ音程を上げて行ってみてください。
地声体感をキープしたまま、男性はG4、女性はB4辺りまで音程を上げられれば上出来です。
おそらく目標の音程まで辿り着ける人はほとんどいらっしゃらないと思います。
大半の方が、途中で息を堰き止めてしまったり、裏声になってしまいます。
最低限E4くらいまで地声体感で上がれれば、その時点で地声と裏声をスムーズに繋げるくらいの動作はできるようになっているはずです。
裏声の低音をしっかり鍛える
ミックスボイスが裏声へスムーズに移行できるのは、声帯の厚みをスムーズに薄くできているからです。
この「スムーズに薄くしていく」動作をトレーニングするためには、「地声音域で声帯を薄くする」練習をしなくてはなりません。
これはすなわち、「地声音域で裏声を出す」トレーニングをするということです。
E4より低い音域を裏声で発声することで、地声でありながら声帯が薄くできるようになっていきます。
裏声の低音はF3まで出せると言われているので、地声にひっくり返らないように注意深く練習しましょう。
スライド発声で地声と裏声を繋げる
息が流れた地声の練習でE4まで音程を上げられるようになったら、A3の地声からA4の裏声にひっくり返らずにスライドする練習をしてみましょう。
途中で息を堰き止める瞬間があると、ひっくり返る瞬間ができてしまいます。
息が流れたまま、ひっくり返らずスムーズに行き来ができるようになったら、それがミックスボイスです。
ZIGZAGミュージックスクールでミックスボイスをマスターしよう!
独学の練習に限界を感じたら、プロの指導を受けるのが1番の近道です。
ZIGZAG MUSIC SCHOOLでは個別レッスンで一人ひとりの課題に合わせた指導が可能なので、最短ルートでミックスボイスを習得することができます。
無料体験レッスン を実施中なので、お気軽にお申し込みください!
まとめ
いかがでしたでしょうか!
ミックスボイスが「一生できない」と思うのは、正しい練習方法を知らないだけです。
息を流して、力みようが無い地声を練習していけば、自ずと道は開かれます。
焦らず継続することで、必ず習得できるので、根気強く取り組みましょう!
どうしても心が折れそうになったら、ぜひ無料体験レッスンにお越しください!
それでは!