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吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

お知らせ

ボイトレは本当に意味ない?メリット・デメリットを徹底解説

みなさんこんにちは!

突然ですが「ボイトレは意味ない」と思ってしまったことってないですか?

成果が出た人もいれば、出ていない人も実際いるので、判断が難しいですよね。

実は、ボイトレを意味ないと思ってしまう原因にはいくつかのパターンがあり、その多くは事前に情報を持っておくだけで解決できることだったりするんです。

今回はボイトレを意味ないと思ってしまう原因や、その解決方法に関してお伝えしていきます!

それでは行ってみましょう!

「ボイトレは意味ない」と感じるのはなぜ?

本来ボイトレは声を出しやすくするための物ですが、「ボイトレが意味ない」と感じてしまうのはなぜでしょうか?

これにはいくつかの理由があります。

①ボイトレに期待しすぎている

ボイトレで何をするのかよくわかっていない人は、ボイトレが劇的に歌を上手くする魔法か何かのように思っているケースが珍しくありません。

しかし、それは大きな間違いです。

ボイトレで行うのは、喉や呼吸器官の「筋力トレーニング」と、「神経トレーニング」です。

「筋力トレーニング」は文字通り筋トレのことです。短期間で筋肉が大きくなったりしないように、発声にまつわる筋肉も突然成長したりしません。

また、サッカーのリフティングが突然上手くなることがないように、神経の伝達速度も突然良くなることはありません。

どちらも長い時間がかかります。

それを理解せず、魔法のように思ったままボイトレを始めてしまうと、想像と現実のあまりのギャップに、「意味ない」と感じてしまうのです。

②個人差があることへの理解不足

当然ですがボイトレは人によって得られる効果が違います。

2週間ほどで効果が実感できることもあれば、何年やっても変化がない場合もあります。

これはいわゆる「個人差」が引き起こしています。

例えば「高い声が出ない」という悩みを持った人を10人集めたとしても、その原因は全員違います。

仮に「A」という原因に効く練習メニューを全員にやらせたところで、「B」や「C」の原因を持った人には効果が現れないのです。

「B」や「C」の原因を持った人が個人差について理解があれば良いですが、理解が無いと「ボイトレは意味ない」と結論付けてしまうのです。

③自己流で練習している

ボイトレは平たく言えば発声練習のことなので、誰かに習わなくてもできます。

例えば、毎日「アー」とロングトーンをする練習をしていれば、これもボイトレをしていることになります。

しかし、自分は今どの筋肉の動きが悪いのかをしっかりと把握し、そこにピンポイントで刺激を与えるようなトレーニングをしていかないと、どれだけ多く練習したところで全く意味はありません。

自己流でボイトレをしていると「自分に足りていない筋肉は何なのか」という分析ができず、インターネットで聞き齧った情報を闇雲に実践する状態に陥ります。

それではいつまで経っても効果が現れないので、最終的には「ボイトレは意味ない」と感じてしまうのです。

これが、自己流のボイトレが効果が出にくい原因です。

自己流のボイトレは非常に難しいので、無理せずボイストレーナーを頼ることをお勧めします。

④ボイストレーナーとの相性が合っていない

ボイトレはボイストレーナーを頼るべきとお伝えしたものの、ボイストレーナーにも得意不得意というものがあります。

感覚的に教えるのが得意な講師、理論的に教える講師、発声に詳しい講師、歌を上手くすることに長けた講師などなど、挙げればキリがありません。

こういった講師の特徴に自分のニーズが合致しないと、「せっかくボイストレーナーにボイトレを頼んだもののあまり効果がなかった」ということになってしまうのです。

ボイトレにはどんな効果があるのか?

ボイトレというものを正しく理解するために、ボイトレで具体的に何ができるようになるのか、どんな効果があるのか解説していきます。

出したい声が出せるようになる

ボイトレの効果といえばこれに尽きます。

高い声、低い声、大きな声、小さい声、カッコいい声、可愛い声、優しい声、乱暴な声などなど……。

自分の出したい声を自由自在に出せるようにすることがボイトレの目的であり、効果です。

表現力や抑揚などといったものは、ボイトレによって出せるようになった声を「いかに使うか」という問題であり、ボイトレで鍛えられるものではありません。

声に自信がつく

ボイトレによって出したい声が出せるようになってくれば、声に自信が付いてきます。

人前でも堂々と話せるようになり、カラオケに行くときに緊張してしまうことも無くなるでしょう。

声の自信は次第に自分そのものへの自信に変わり、一つ一つの行動に現れるようになります。

そうなると、人生はどんどん良い方向に変わっていくでしょう。ボイトレにはそれほどの可能性が秘められているのです。

声のトラブルを予防できる

ボイトレは声が出せるようになるだけでなく、声のトラブルも予防します。

無理矢理ではなく、自由自在に声を出せるようにすることを目指しているからです。

ほとんどの声のトラブルは無理な発声を長期間続けていることが原因です。ボイトレによって発声に見合った筋力を備え、正しい出し方が身につけば、無理に声を出すことは無くなります。

ボイトレの効果を最大化するためのポイント

やるべきボイトレメニューがしっかりと定められたら、あとは地道に練習していくだけです。

ここではボイトレの効果を最大化させる上で大切なことを伝えていきます。

レッスン外でも自主練習する

これはボイストレーナーのレッスンに通いながらボイトレをする場合の話ですが、練習をするのがレッスンの場だけだと、効果は現れにくいです。

レッスンは月に1、2回である場合が多いですが、練習の頻度がそのくらいだと、せっかくレッスンで良い方向の発声に導いても、また元に戻ってしまうからです。

1日の練習は短い時間で良いので、なるべく毎日練習を継続することが良い発声を体に覚えさせる近道です。

隙間時間の練習で継続性を高める

練習がうまくできているかどうかは、自分が出している声の音質を自分の耳で聞いて判断するしかありません。

しかし、耳の集中力は7〜8分が限界と言われています。

つまり、「今日は休日だから2時間みっちりやろう!」といった練習方法は、効率的ではないのです。

むしろ一回の練習を5分ほどの短時間に設定し、それを1日の隙間時間に数回行う方が、ボイトレの効果を最大化するという意味でも、継続性という意味でも効果的です。

練習の目的を常に意識する

ボイストレーナーから教えられたメニューをただ漫然と行ってはいけません。

練習メニューには必ず「意識すべきこと」があります。

例えば地声のトレーニングで声帯をしっかり閉鎖する訓練を行いたい場合、出している声が息っぽかったら練習になっていません。

この場合は「なるべく息っぽくならないように、ハッキリとした音質の声が出るように」と意識しながら練習する必要があります。

必ず目的に沿った「意識すべきこと」を頭に思い浮かべながら練習するようにしましょう。

レッスンで自分の現状を伝える

次はレッスンを受ける上で大切なことをお伝えします。

レッスンでは、今疑問に思っていることや、困っていること、今日やりたいことなどを伝えるようにしましょう。

そうすることでボイストレーナーは、その時点での生徒さんの立ち位置を把握することができ、より適切なレッスンができるようになるからです。

逆に、疑問ややりたいことが無いということは、普段から目的を意識した練習ができていない可能性が高いです。

ボイストレーナーとしっかりとコミュニケーションを取ることが、ボイトレ効果を最大化することに繋がるのです。

「ボイトレが意味ない」と感じた人の成功体験談

元々はボイトレを意味ないと思っていた人が、成功体験によって考えが180度変わることはよくあることです。

ここではそんな成功体験のよくある例を紹介します。

初めは効果を感じなかったが3か月後に声域が広がった例

「ボイトレを初めてすぐは特に効果を感じませんでしたが、3か月くらい経つと声が全体的に出しやすくなり、以前よりも声域が拡大していることに気づきました。

ボイトレは長期戦という先生の言葉の意味が実感を持って理解できました。」

トレーナー変更で効果を実感

「数ヶ月前からボイトレのスクールに通っているのですが、先生の教え方が感覚的なことが多く、あまり効果を実感できていませんでした。

もっと理論的に教えられる先生に変更してもらったところ、今までやっていた練習をなぜやるのかが理解できるようになり、練習の際に意識することなどが明確になりました。

そうすると、みるみるうちに効果が出て、カラオケに行っても声が枯れなくなりました!

ボイストレーナーにも合う合わないがあることを実感しました。」

「ボイトレ 意味ない」を解決するためのよくある質問

ボイトレを意味ないと思ってしまってる人がよくする質問を紹介していきます。

Q. ボイトレに通い始めてどのくらいで効果が出るのか?

A. 基本的にはジムで筋トレをしたらどのくらいで筋肉がつくのか?と同じように考えてくれたら大丈夫です。

すぐに効果が出るものではなく、徐々に変化していくものです。

Q. 独学ではダメなのか?プロの指導が必要な理由

A. 発声の問題点は声の音質で見つけていきます。

声を聞いて問題点を把握し、その問題に最も適した練習方法を処方するのがボイストレーナーの仕事なので、やっていることは医療行為に近いです。

正しい処方をするためには膨大な勉強が必要なので、独学でそれを行うのはいささか無謀と言わざるを得ないでしょう。

間違った練習をして症状が悪化してしまう前に、プロのボイストレーナーを頼った方が賢明です。

まとめ:ボイトレは意味がないと思う前に試してみよう

いかがでしたでしょうか!

ボイストレーニングは正しい方法と適切な指導を受ければ、着実に効果を実感できるものです。

ボイトレを正しく理解し、上手に活用することで、確実に理想の声に近づけるでしょう。

この記事がみなさんのボイトレへの理解に役立てば幸いです。

正しくボイトレをしていきたい方はぜひZIGZAG MUSIC SCHOOLの無料体験レッスンへお越しください!!