吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

プロボーカルコースのブログ

緊張との向き合い方

こんにちは、zigzag講師の楓華です!
主にミュージカルのボイトレコースを担当しています。

今回は
「緊張との向き合い方」について
私なりの解釈で書いていきたいと思います。

みなさんも、
学校で発表したり、
会社でプレゼンしたりする時に緊張して震えてしまった、
声が出なくなってしまった、
など経験したことがある方もいらっしゃるかもしれません。

またプロを目指している方が絶対に通らないといけないものとしてオーディションがあります。
オーディションで力を発揮できないと、その先のことは臨めないですよね。


まずは、緊張の根源を探ってみましょう。
なぜ自分は緊張しているのかを考えてみます。

例えば、
①練習が充分ではなかったけどいいものを見せなければいけない
②過去に失敗した経験が不安にさせている、または失敗してしまったらどうしようという不安


①は、今できることより上のことをやろうとしているプレッシャーから緊張が生まれています。
きちんと準備をして臨む、これは基本ですが
練習からしっかりと発表するイメージをすることや、
自分がある程度納得するところまで準備をする、ということが大切です。

②は自分の意識が今に向いていないことから起こっています。
過去でも未来でもなく、今置かれているこの場に集中しましょう。
それはプレゼン資料の説明内容や歌の世界観だったり様々です。

①②以外にも要因はたくさんとあると思いますが、
本番が終わったら自分で分析してみることで次に繋がる解決方法が見つかるはずです!

とは言え全く緊張しない、ということは珍しいことかも知れません。
どんなに舞台本番を重ねている俳優でも毎公演緊張するという方もいらっしゃいます。

「緊張=悪いこと」
のようなイメージが湧くかも知れませんが、
「緊張=パフォーマンスを上げてくれるもの」
と考えて、味方につけるのはどうでしょうか?

過度な緊張はもちろん自分のコントロールが効かなくなり、
パフォーマンスどころでは無くなってしまうかも知れません。

ですが、スポーツなどでよく使われる「ゾーンに入る」といったような言葉があるように、
適度は緊張状態は良い集中力を発揮し、練習以上の効果をもたらしてくれることがあります。

本番で緊張している自分に気づいたら、
緊張状態にある自分を受け入れ、
むしろ良い効果があるかもしれない!
とポジティブに考えてみるのはどうでしょうか?


このように、緊張の根源を探って、次の自分のパフォーマンスに活かしつつ、
本番は緊張するものだと受け入れて味方にしてみましょう!

そして「できた!」という経験を積み重ねることによって自信に繋げていきましょう!

レッスンでは、歌以外にもキャリアについてや悩み事などの相談をされることも多いです。
ボイストレーナーとしてはもちろん、
みなさんの良き理解者・相談相手となれるよう私も一緒に頑張っていきますのでお気軽にお問い合わせ下さい!
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