皆さんこんにちは!
ZigZag Music Schoolです!
突然ですが、皆さん自分の歌声に自信はありますか?自信がないと感じてしまった方は、その要因をどのように考えていますか。
まず、歌が上手い人の要素として考えられるものは、ピッチが正確であるということです。
つまり、ピッチが正確でないと音痴に聞こえてしまいます。
これでは、カラオケで良い点数を取ることも、レコーディングで良い結果を出すことも、リスナーに心地よい歌を届けることもできません。
ここでは、その問題の克服方法やなぜそうなってしまうのかについて詳しく紹介していきます。
「音痴は治らない」と思う人が抱える3つの誤解
音痴と一口にいっても様々な要因や種類があります。自分がどの状態にあるのかを確認して適切な対処をしていきましょう。
音痴は「生まれつき」で治らないと思っている
音感は後天的に鍛えられるものであり、練習次第で改善可能
音痴には、先天性音痴と後天性音痴の2パターンがあります。
先天性音痴とは生まれながらに正しい音の認識や発声に障害がある状態です。聴覚、言語、精神、肉体機能が健常であり音楽的能力だけが劣っていることを指します。
後天性音痴の原因としては、これまで音楽教育を受ける機会が少なかった、レコーディングやステージに立って発表をするときに緊張をして一時的に音痴になってしまうなどの例が挙げられます。
また、リズムを合わせることができなかったり、自分の声量をコントロールできないという運動性音痴や耳で正確な音を捉えることができない感覚性音痴も含まれます。
失音楽症という脳の障害によって、音楽に関する能力が失われる後天的な障害も存在しますが、近年では先天的な障害(音痴)も失音楽症と提唱され、様々な研究が行われています。
そんな失音楽症の割合は、人口の4%とされており、大半の方の音痴は後天的に改善できるものであることが分かります。
ボイトレで変わる実感が得られない
効果が出るまでの時間や正しい練習法を知らないことが原因
まず、ボイトレは平均どれくらいの期間続けていれば結果が出てくるのか。こちらに関しては、平均で半年から1年ほどで上達したという声が多数です。
もちろん、自発的に行わなければ成長するスピードも落ちていくため、週何回、一日何時間と取り組む時間が多ければ多いほど、バランス良く練習する時間を確保できていればいるほど、成果は出やすいでしょう。
そして、ボイトレの成長率はその練習の内容にも左右されます。
ボーカル教室に通っている方であれば、講師の方にレッスンや練習メニューを組んでもらうことで有意義な時間にすることが出来ます。
一方で独学でボイトレを行う方は、どのような練習をするべきか自己分析をした上で取り組まなければ上達へは繋がりにくいでしょう。
また、ボーカル教室に通っている方もレッスン時のみ練習するのではなく、講師の方にアドバイスを貰ったり、課題を頂いたり、復習をしたりしてレッスンで教わった感覚を鈍らせないよう日々の積み重ねも大切にしていきましょう。
恥ずかしさから自分の歌を改善できない
恥ずかしさを克服する環境作りが音痴改善の第一歩
本当は音痴ではないのに周りから音痴だと言われてしまったり、自分は音痴だと思い込んでしまうことで、自分の歌への自信を無くし、歌に過剰な表現をしてしまう方を自虐性音痴といいます。
改善策としては、アーティストや歌手の歌い方を徹底的に真似することです。プロによっても歌い方や得意は様々ですから、ただ音程を合わせるのではなく、自分が好きなアーティストを1つのモデルとしてテクニックや表現の仕方を研究してみてください。
それでも、上手くいかなかったり上達を感じないという方は、ボーカルスクールに通い、信頼できる先生に自分の悩みや疑問を投げかけてみてください。
なぜ音痴はボイトレで治るのか?
音痴を改善するには、良い歌声で歌えるようになるということばかりフォーカスされがちですが、自分の歌を聴き取る耳も鍛えなくてはなりません。例えば、これまで音楽教育を受けてこなかったという方は、音感を鍛えることで自分の音程の間違いに気付けるのです。
音痴の多くは「耳」と「声」のギャップが原因
音程を聞き取る力と、その音程を声で再現する力のミスマッチ
音痴の方に多い特徴として、音感が鍛えられていないという方や音感はある程度備わっているが、肉体的に再現が難しいという方、またはその両方であるという方が多数見受けられます。
音感が鍛えられていなければ、どの音を目指して良いかの指針を立てることができないため、自分が出している音が正しいのか間違っているのかという判断ができません。
目指すべき音や音の聞き分けができるが、歌唱力に問題がある場合は発声方法を見直して、高音や低音を出すための体の使い方や意識を変えていきましょう。
ボイトレで「耳」と「声」の連動を鍛えることができる
小学校や中学校で音楽の先生がピアノを弾きながら、一音ずつ音をあげて行う発声練習を経験したことがあるかと思います。
これこそが、音感と発声の両方を培える発声練習になっています。まずは、正しい音を聴いてその音に寄せていく。音感を鍛えるにはまず正しい音を聴かなければならないのです。
音感は訓練次第で鍛えられるスキル
音階やメロディを反復練習することで音感を向上
絶対音感は、幼少期までに音楽教育を受けていなければ、習得することはできませんが相対音感であれば年齢に関係なく訓練することで精度を上げることができます。
相対音感は、ある一定の基準音を鳴らしそこから音がいくつ上がったのか、下がったのかを音の移動した距離感覚を掴むことで、音を判断していくといったものです。
相対音感を鍛えるためにはスケール(音階)練習が効果的とされているため、普段行っている練習の前に取り入れて体を温めると同時に音感の精度も上げていきましょう。
プロでも音痴から始めた人が多数存在
プロの歌手でも最初から歌が上手かったというケースは稀です。歌も日々の積み重ねによってやっと結果が現れてきます。
シンガーソングライターの『あいみょん』さんと『eill』さんにこんなエピソードがあります。
あいみょんさんは、取材の中で「姉妹で1番音痴」ということを明かしています。eillさんは、歌手を目指している中で母親から「下手だから諦めなさい」と言われていたそうです。
御二方は、SNSで自身の演奏動画が拡散されてデビューにまで漕ぎ着けたり、厳しいボイストレーナーの指導のもと猛練習したりなど、自分でチャンスを掴みにいき華々しい音楽活動へ結び付けることができたようです。
専門的な指導で改善の近道を見つけられる
一人での練習では気づけないポイントをプロがアドバイス
上達への一番の近道は、有識者に指導してもらうこと。これが1番だと考えています。経験もスキルも知識も一級品のものを持っているため、自分の欠点やその具体的な練習方法を指導していただくことができます。
今まで自分一人の練習では、気付かなかったことや知らなかったことがたくさん見つかるはずです。
音痴を克服するボイトレの具体的な方法
ここからは音痴克服のための具体的なトレーニングを音感、発声、リズムの分野ごとに分けて紹介していきます。手軽に行えるものばかりですので、是非取り組んでみてください。
音感を鍛える練習メニュー
ピアノやアプリを使って音程を確認しながら歌う
昨今では、音感トレーニングのアプリが配信されています。こちらも相対音感を鍛えるための内容になっており、ゲーム感覚で遊ぶことができるので音感トレーニングというハードルが下がったように感じます。
おすすめのアプリは、移動ドというトレーニングを採用しているものです。
内容としては、1番最初に『ド』の音を鳴らし、その次に別の音を鳴らすことで『ド』の音からいくつ移動したのかを見極めるといったものになっています。
反復練習をすることで、音を判別するまでのタイムやミスを減らし、相対音感の精度を上げることができます。
無料のアプリが配信されていますので、毎日5分取り組むだけでも効果が出てきます。
音を耳で覚えるソルフェージュの練習
ソルフェージュとは、楽譜の読み書きや音の聴き取りなどをして、音楽の基礎を学ぶための練習法です。クラシックの基礎能力とも呼ばれます。
初見の楽譜を楽器を用いずに理解して正しい高さとリズムで歌えるようにする『視唱』や音を聴いて楽譜に起こす『聴音』、『楽典』を用いて音楽理論を理解することを目的としています。
こちらも相対音感を鍛えることに主軸を置いており、楽器演奏や作曲、編曲にも役立てることができます。
正しい発声法で音程を安定させる
腹式呼吸を取り入れることで安定した発声を実現
ボーカリストには、腹式呼吸が必要不可欠です。
腹式呼吸のメリットは、喉に力を入れずに済み、喉や筋肉、粘膜、声帯への負担を減らしたり、ロングトーンや共鳴を大きくすることができたり、音程とリズム、息の量をコントロールしやすくすることが可能になります。
腹式呼吸ができているかの確認方法は、まず仰向けになりお腹に手を置きます。ゆっくり鼻から息を吸い込み、口から息を吐きます。息を吐き出す際にお腹が凹んでいれば、正しく腹式呼吸ができていると判断できます。
喉をリラックスさせて力みのない発声を習得
喉をリラックスさせて歌う方法は、口を大きく開けすぎずに顎や舌の力を抜くことです。
あくびをする時のような口の大きさで歌う練習をすることや息を吸い込む時に喉に冷たい風があたるようなイメージで行うこと、喉に力を入れずに腹式呼吸で発声することを心がけましょう。
また、吐く息の量は一定のペースで行い、ロングブレスの練習を続けると肺活量が増え、長時間安定した声を出すことが可能になります。
リズム感を養うトレーニング
簡単なリズム練習を繰り返して拍を感じる力を身につける
メトロノームを使用した練習が1番効果的です。
ただ単に声を出して歌うのではなく、リズムをつけて歌うことでリズム音痴も解消されていきます。この時にリズムが遅くなっても、早くなっても歌えるように練習していきましょう。
始めは拍の音を声を出して追いかけるよう一定のテンポで練習していきます。慣れてきたら、裏拍のみを取ったり、八分音符、三連符などにもチャレンジをして様々なリズムに対応できるようにします。
音楽に合わせて体を動かすことでリズムを体感
リズム感の良い人は、身体でリズムを感じている人が多いです。
メトロノームや曲を聴いている時に足踏みをしたり手拍子をしたり、体を揺らしたりとそのリズムと体を連動させています。これはダンスパフォーマンスでも活用できます。
まずは、メトロノームのリズムを正しく刻むことから始めてみましょう。リズムがズレていると、歌や楽器はとても不自然に感じてしまう要因になってしまいます。
ボイトレで音痴を克服した成功例
実際に音痴を克服した人がどのようなプロセスを踏んで上達していったのか、ボイトレの強みとは何なのかを紹介していきます。
初心者が1年でカラオケ上級者に変わった事例
定期的なボイトレで音感と発声が大きく向上
個人差はありますが、ボイトレを始めてから「カラオケの点数が90点代を出せるようになった」という方や、「カラオケで10点以上点数が上がった」という声を当スクールでも多くいただいています。
ボイトレの効果は平均で半年〜1年といわれています。積み重ねが非常に大切になってくるため、すぐに上達したという実感がなくても諦めずに継続してみてください。
繰り返し練習していく中で体の使い方や感覚を掴んでいきましょう。
恥ずかしがり屋がプロ級の歌声に進化したエピソード
プライベートレッスンで環境のストレスを軽減
プライベートレッスンは、マンツーマンで個々のレベルや生徒のペースに合わせて行うことを指します。
グループレッスンとは違い、自分の悩みやこだわりを先生に伝えると、それに応じたレッスンを提示してくれるため、難なく続けやすいとの声が多く挙がっています。
現在では、歌はステージで披露する事だけにとどまらず、動画配信サイトでの活動を主として当スクールに入会される方がたくさんいらっしゃいます。
顔を出さなくても活躍する場は増え続け、歌い手やV Tuberなどはその類に該当し、今や人気のコンテンツへと上り詰めました。
一人で練習していた時には気づかなかった改善ポイント
講師の的確なアドバイスが成果に直結
レッスンを受講する魅力は、手間のかかるセルフチェックを講師が代わりに行ってくれるところにあります。
そして、何が原因でうまくいかないのかを具体的に解説してくれるため、何を習得するべきなのか、何が得意なのかを知ることができます。
体験レッスン時だけでも、「自分では気が付かなかった」や「そういう発想はなかった」という声をいただいています。
自分の技術や知識だけに囚われずプロに自分の声を診断してもらうと、次の課題が見えてくるかもしれません。
音痴克服のために知っておくべき心構え
ボイトレの効果が出てくるのは非常にゆっくりです。歌が上手くなる素質があるのに諦めてしまうという方もいらっしゃいます。そうならないためにも、初心者さんにありがちなエピソードを今から知っておきましょう。
「完璧」を求めすぎないことが大切
小さな変化を喜びながら継続することが鍵
課題曲を決めて、練習を進めていくことがメインとなっていきますが、初めから100%のクオリティを求める必要はありません。
自分は下手だから才能がないんだと落ち込んでしまったり、周りと比べることはおすすめしません。小さなことでもできるようになったことを数えて、まずは歌を楽しむということを忘れないようにしましょう。
1つの曲のクオリティを上げることに重点を置くことも大切ですが、様々な曲に触れて体の使い方の柔軟性を上げることが重要です。
自分の声に向き合う勇気を持つ
録音やボイトレで自分の声を客観的に捉える習慣をつける
インプットも大切ですが、アウトプットしたものを確認するといったことにもトライしてみましょう。
実際に初めてレコーディングする生徒さんからよく聞く言葉では、「自分が思っているより歌えていなかった」、「自分の声ってこんなふうに聞こえていたんだ」、「ピッチやリズムが合っていなかった」など、歌っている時に聞こえている声とのギャップに驚いている方がほとんどです。
ここで間違いや気付きを経験し、どう修正していくかを録音では重要視しています。
継続することで必ず成果が出る
毎日の少しの努力が音痴克服の近道
長時間の練習時間を確保することよりも、短い時間でも練習をルーティン化することを心がけましょう。
感覚を鈍らせないためというのも一つの目的ですが、生活の一部として組み込むことにより、練習しないといけないというハードルを徐々に下げることができます。練習できなかった日を悔やむぐらいになれば、きちんとルーティン化できたと良いのではないのでしょうか。
毎日練習することで歌のことを考える機会も増え、上達のきっかけを掴むチャンスが多く訪れるはずです。
音痴克服ならZIGZAG MUSICスクールにお任せ!
当スクールは、あなたの思いや個性を大切にします。まずは、何に悩んでいるのか、どうなりたいのかを講師にお話しください。カウンセリングを通してあなたのお悩みやレベルにあった独自のカリキュラムを構成していきます。
音痴改善に特化したカリキュラムを提供
初心者向けのコースで安心スタート
当スクールでは、「楽しみながら上達すること」を大切にしています。まずは、しっかり声を出せるようになるところから始め、講師が基礎から指導いたします。
発声を学びたい、腹式呼吸を学びたい、安定した歌声を出せるようになりたい、無理なく高い声を出したいという方はこちらのコースをおすすめします。
抽象的な伝え方をせず、論理的に整体の筋肉の名称などを使って説明していくため、根拠に基づいたレッスンを行っていきます。
音感、発声、リズム感を総合的にサポート
ボーカリストの基礎能力としての音感、発声、リズムを徹底的にサポートします。決まったカリキュラムではなく、お一人お一人に合わせたレッスンになるため安心して受講していただけます。また、基礎的な発声練習に加えて、ライブ前の発声練習や基礎トレーニング、喉のケア方法などもお伝えいたします。
恥ずかしさを克服できるプライベート環境
マンツーマン指導で周囲を気にせず練習可能
マンツーマンレッスンになるため、人前で緊張してしまうという方でも歌に集中することができます。レッスンスタジオのレンタルも行っており、全室カラオケ、ギター、ピアノなども完備しています。
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当スクールでは、無料体験レッスンを行っています。ボイトレ教室に通おうか迷っている方や自分の歌に悩みを抱えている方は、ぜひ無料体験レッスンでご相談ください。経験豊富な講師があなたのお悩みを解決いたします。
体験レッスンという僅かな時間でも、自分の成長につながる発見を見つけられたという声を多く頂いております。
まとめ:音痴はボイトレで確実に治る!始めるなら今がチャンス
音痴は後天的なものがほとんどであり、自分に何が足りなくて音痴になってしまっているのかをまずは徹底的に調べましょう。もし、それが難しいようであればレッスンに通い、専門的なレッスンで脱音痴を目指していきましょう。
音痴は克服可能なスキル不足に過ぎない
音痴はボイストレーニングを正しく行うことで改善できるものがほとんどです。
幼い頃に音楽教育を受けていない方でも腹式呼吸、相対音感、リズム感を鍛えることによってあなたの歌レベルは劇的に変化します。
結果だけを早く求め過ぎず、毎日の積み重ねやできるようになったこと、そして歌そのものを楽しんで練習してみてくださいね。
正しい練習と継続が音痴改善のカギ
何においても正しい練習の上で継続するといったことがスキルアップへの鍵です。
まずは、毎日できそうな練習から始めて、余裕が出てきたら内容を変えてみるといった方法で試してみてください。
また、正しい練習というものがわからない時はボーカルスクールに足を運んでみたり、教材を買ってみたり、友人や知人に聞いてみたり、ネットで調べてみたりして自らアクションを起こしていきましょう。
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