前回のブログでは、英語を抑揚をつけて話す上で大切な、「文章中のアクセント」についてお話ししました。
今回はその続きになるので、まだご覧になっていない方は、是非前回のブログも読んでみてくださいね。
https://zigzag-music.jp/course/voice-training/english/blog/11737/
文章中のアクセントを身につけ、英語特有のリズムをつけることで、相手に内容が伝わりやすくなるということでしたね。
しかし、場合によっては、この基本のアクセントの上から、さらに強いアクセントをつけることもあります。
今回は、この「アクセントの応用方法」を2つお教えします!
①特定の内容を強調したい場合
最初の応用方法は、どの単語にアクセントを置くかによって、意味がガラッと変化する方法です。分かりやすく、例文を見ていきましょう。
「I」にアクセントを置けば、それを言ったのは自分ではなく、「他の誰かが言った」ということを強調することができます。
また、「she」にアクセントを置けば、彼女ではない「他の誰かが盗んだ」ということを強調することができます。
このように、「I didn’t say she stole my money」 という文章の中の、どの単語を1番強く発音するかで、文章の意図が変化していくのです。
つまり、自分の意図や、大事な内容をはっきりと伝えるためにとても重要なアクセントの付け方なのです。
②2つの項目を対比して表現する場合
2つ目の応用方法は、「AではなくB」、「AまたはB」といったように、2つの単語を対比させて話す場合に使われます。このように、2つの単語にアクセントをつけて強調することで、単語同士が対比していることがより伝わりやすくなります。
アクセントを応用する際のコツ
そして、この2つのアクセントを使用する際に重要なのは、「基本のアクセントの上からつける」ことです。このように、文章中の「内容語」にアクセントを入れつつ、さらに強調させたい単語にはより強くアクセントを入れるのです。
(この「内容語」については前回のブログで詳しく触れています!)
どんな時も、基本の抑揚やリズムは忘れないようにしてくださいね!
さいごに
いかがだったでしょうか。今回は英語を話す際の、文章中のアクセントの応用方法についてお話ししました。
このように英語は、特定の単語を強調するだけで、意味がガラッと変わってしまうことがあるんですね。
実際のレッスンでは、このようなアクセントの付け方を、ネイティブの発音を聞きながら学ぶことができるので、ぜひ一度体験レッスンにもいらしてみてくださいね。
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