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吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

お知らせ

ボイトレを独学で学ぶ方法と効果的な練習法を徹底解説

皆さんこんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLです!
今回は、歌の上達を目指している方でボイトレに通う余裕がないという方や、どのような練習が適切なのか分からないという方、またボイトレや歌を既に練習している方にも効果的な練習方法を紹介していきます。

歌の上達には継続が欠かせませんが、大切なのは効果的な練習を継続することです。何も考えずに歌うのではなく、セルフチェックを習慣付け、発声方法やフォームなどを修正していきましょう。
歌の上達に行き詰まってしまった方は、次の項目に自分が当てはまっているか確認しながらチェックしてみてくださいね。

ボイトレを独学で学ぶメリットとデメリット

ボイトレを独学で学ぶことにはメリットとデメリットがあります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

メリット

自分のペースで進められる

ボイトレ教室に通うということは、講師陣に指導を受けるという形になります。そのため、レッスン内容についていけない、先生との相性が合わなかったといった問題が生じる可能性もあります。
しかし、独学であれば練習メニューを自分で決めることができ、課題に追われるということもありません。自分の想像していたものとレッスン内容が違ったなんてことも回避できます。

コストを抑えながら練習できる

レッスンを受ける場合、スクールの月謝とその交通費などがかかってきます。それに加えて個人練習にかかるカラオケ代やスタジオ代なども加えると、歌を練習するといったことだけでかなりの費用がかかってきます。
特に使えるお金に制限があるような学生さんや、他の趣味や習い事にお金を使いたいという方も少なくないでしょう。その点、独学の場合であれば、そこまで費用をかけることなく練習することが可能になります。

自由な時間に合わせて練習ができる

レッスンを受けるにはお金もかかってきますが、もちろん時間という制約も絡んできます。当スクールでは、先生とレッスン日の相談を月毎に決定していきますが、音大や専門学校、レッスン日を完全に固定する教室は、自由が効かない点もあります。
そのため、学校や仕事などのスケジュールが一定でない場合や、自由な時間が確保しにくい方は、レッスンを欠席しなければならないという事態に陥ってしまうケースがあります。
私生活の隙間時間に歌の練習を儲けるといった点においては、独学の方が都合よくボイトレに時間を割くことができるでしょう。

デメリット

自分の声やフォームに対する客観的なフィードバックが得られにくい

自分自身が歌っている時に聴いている声と自分の声をレコーディングしたものを改めて聴いてみるとでは、歌声の聞こえ方が大きく違います。
実際にレコーディングしてみると思ったよりピッチが合っていない、声色に違和感がある、声が震えているなど、録音するという過程を挟んで発見することは可能になりますが、機材の準備やその使い方、レコーディングを行える環境を作るなど、少々手間もかかってきます。

一方、ボイトレ教室ではレッスン中にそれを先生に確認してもらえるため、どこをどのように改善すべきか、また軌道修正が必要だという事実に辿り着くことが容易になります。
日頃から、歌を録音するといった習慣が身に付いており、その改善策も編み出すことができる方に限定されてしまうため、セルフチェックという項目において、ややハードルは高いと感じます。

練習方法を間違えると効果が薄くなる

冒頭でも述べた通り、歌を楽しむことも根底においては必要ですが、上達したいというのであれば、楽しいことばかりではないものです。
あなたの憧れているアーティストや歌手は、どうしてもその輝かしいところばかり目がいくものですが、その裏には地道な努力の積み重ねが必ずあります。

どのような練習が効果的か勉強したり、ボーカル仲間にアドバイスをもらったり、書籍やネットで調べたりして実践してみましょう。
そして、一つの練習に固執せず、様々な角度から練習していくことが大切です。ただ単に練習をするのではなく、根拠に基づいた練習メニューを組んでいきましょう。

挫折しやすい場合がある

一人で練習していくことが基本となってくるため、自主性がかなり求められます。モチベーションが維持できなかったり、この練習が本当に正しいのかという疑問や他のことに気を取られたりと、自分自身をしっかりコントロールできないと長期で練習することは難しいと考えられます。

ボイトレ教室や専門学校、または音大であれば、同じ志を持った仲間や先生とコミュニケーションを取れるため音楽仲間との交流が増え、情報の共有も行えます。
また、その恩恵を受けることでボイトレを続けやすい環境を手に入れることができます。

ボイトレを独学で成功させるためのポイント

ボイトレを独学で成功させるにはいくつかのポイントがあります。

ここではそのポイントを詳しく見ていきます。

目標を明確にする

まずは、『声量を大きくしたい』、『高い声を出せるようになりたい』など目的を明確化していきましょう。或いは、どのようなアーティストのように歌えるようになりたいかなど、モデルもあると良いです。このような目標を設定し、これを逆算することで練習メニューを組み立てるのです。また、自分には今何が足りていないのか、同時に課題を見つけることも大切になってきます。

目標を達成するための計画を立てる

自分が獲得したいスキルに必要な練習を細分化していきましょう。例えば、ミックスボイスを習得したいのであれば裏声の練習から行う。次に裏声の練習に効果的な練習を調べる。そして、それを自分の決めたスケジュールで淡々とこなしていき、できなかった日はなぜできなかったのかもメモしておきましょう。これを行うことで、その原因を突き止めることができ、次回からの予防策も練ることができます。

参考になる教材を選ぶ

オンラインレッスンや動画、アプリなどの活用方法

YouTubeを開けばボイトレの先生がレッスン動画を投稿していたり、ボーカルOFFバージョンのカラオケ音源が配信されていたり、またはその採点を行なってくれるものもあります。ボイトレ教室に通わずとも使えるツールの豊富さは、日を増すごとに多様化されています。

私の経験談としては、『とにかく全て試してみる』が極論です。情報化社会の今日では、「知らなかった」は調べなかったという捉え方になってもおかしくありません。レッスンでも、書籍でも、動画でも、一度試してみて自分の肌に合うものを見つけにいきましょう。

独学で役立つ書籍や教材を紹介

定期的に録音して進捗をチェックする

自分の声を録音して、どのように改善されているか確認する方法

スマホ一台で歌の録音は誰でもできます。月毎、または週ごとに録音する日を設けて、初めの時期に比べてどこがどのぐらい成長したのかチェックしていきましょう。

本格的に録音をする場合は、PC、マイク、オーディオインターフェース、DAW(作曲)ソフトなどを活用してデータを残すことをお勧めします。

継続的な練習がカギ

毎日少しずつ練習する重要性

毎日少しの時間で練習している方と不規則な練習になってしまっている方では、結果に大きく差が出ます。毎日少しの時間でも、継続している方の方が結果は出やすいです。

その要因として、筋肉の衰えや感覚が鈍ってしまうといった問題が考えられます。練習のスパンが長期に渡った場合に起こりやすく、前の感覚を取り戻す時間が必要になってしまうため、肝心なメインの練習に弊害が生じてしまいます。
練習を生活の一部と思えるぐらい、当たり前のものとして感じれるのが理想形になります。

スケジュールを決めて、日々の習慣にする方法

自分が続けられそうな内容を設定していきましょう。そして、段々と練習する時間を増やしたり、練習内容を追加していくのがおすすめです。

初めから意気込んで、ハードなスケジューリングをするのも良いですが、もちろんその難易度も上がります。続けられなかったという自己嫌悪に陥る可能性もあるので、少し簡単に思えるぐらいのメニューを組むのが良いかと思います。

ボイトレ独学の練習法:初心者でもできるステップアップ方法

いよいよ具体的な練習方法を見ていきましょう。

初心者でもできる方法を紹介していきます。

ステップ1:正しい呼吸法を習得する

腹式呼吸を使った練習法

腹式呼吸とは、息を吸う時にお腹を膨らませ、息を吐く時にお腹をへこませる呼吸法です。ボーカリストには欠かせない呼吸法なので、しっかりマスターしておきましょう。

ご自宅でもできる簡単な腹式呼吸の練習方法をご紹介します。

  1. 仰向けになり、背筋をしっかり伸ばした状態で横になる。
  2. 手は、へその周りに、膝は軽く曲げた状態を維持します。
  3. 鼻からゆっくり息を吸い込み、へその下辺りに空気を膨らませましょう。
  4. 次に口からゆっくり息を吐き出して、お腹をへこませます。

声帯に負担をかけない呼吸法の実践

腹式呼吸を使って発声することで、喉を痛めにくくすることができます。また、深く息を吸うことによって、吐く息の量も比例して多くなるため、喉の力を使わずに高い音や伸びのある声が出やすくなります。

ステップ2:基本的な発声練習

発声練習の基本(母音を使った練習など)

綺麗でより響く発声を行うためには、口を普段よりも大きく開け、母音をはっきり発音することが大切です。ここでは、言葉を全て母音に変換して発音する母音法トレーニングをご紹介します。

  • 例:「おはようございます」→「おあおうおあいあう」
  • 例:「おやすみなさい」→「おあういああい」

上記のように母音へ変換することで、口や頬の形を意識しながら発音することを目的としています。早口ではなく、ゆっくりと発音することを心がけましょう。

高音と低音をスムーズに出すためのエクササイズ

高音を出しやすくするためには、喉の筋肉をリラックスさせ脱力状態にします。腹式呼吸を取り入れ、声帯の振動で生じた音を喉、口、鼻腔などで共鳴させる感覚を身につけていきましょう。

また、低い音から徐々に音を上げていき、自然位裏声まで繋げる「ファルセット」を使った練習も有効です。

低音も高音同様に喉をリラックスさせ、顎を下げます。そして、お腹から響かせるように歌うことを意識しましょう。大きい声よりも小さい声の方がコントロールが効くため、最初は小さい声から練習を始めて段々と大きな声に切り替えていきましょう。

ステップ3:音程やリズムの練習

ピアノやメトロノームを使った音程の確認方法

ピアノを使った1番メジャーな基礎練習は「ドレミファソラシド」のスケールに合わせて発声する方法です。音楽の授業でやったことがある方が多いのではないでしょうか。

始めは地声からスタートし、高音域に入ったら裏声に切り替えましょう。音名は発音せず、「あー」と発音しスケールを追いかけます。

また、メトロノームを使用することで気軽にリズム練習を行うこともできます。小節の拍の表に手拍子を入れたり、それがクリアできたら、拍の裏に手拍子を入れたり、楽曲のリズムパートを手拍子で入れたりすることでリズム感を鍛えることができます。

音程を正確に歌うためのトレーニング

音程を外してしまうパターンには2つの原因が考えられます。音の高さがわかっていないケースと音を出す技術が追いついていないケースです。

前者の場合、楽器を使った相対音感を鍛えるトレーニングが効果的です。絶対音感がない方でもしっかりと練習すれば必ず身に付く技術です。

後者の場合、これまで挙げてきた呼吸法が肝となります。横隔膜を意識したトレーニングなどを取り入れてみましょう。

ステップ4:歌の練習と表現力を高める

曲を通して歌いながら、表現力を鍛える方法

カラオケの採点画面で見かけることが多い、ビブラートやこぶし、しゃくりなどを駆使することで表現力を上げることができます。アーティストがどの場面でこのようなテクニックを使用しているのか。まずは真似から入ってみましょう。

歌詞に感情を込める練習法

歌詞を意識して歌うことで感情のこもった歌声になっていきます。その楽曲の舞台はどこなのか、登場人物は誰なのか、前向きな歌なのか、悲しい歌なのか歌詞やサウンドの世界観を読み取って練習することが大切です。

ボイトレの独学でよくある失敗とその対策

独学でのボイトレには当然失敗もつきものです。

ここでは失敗例とその対策をお伝えします。

正しいフォームで発声できていない

自己流で発声してしまう場合の対処法

歌声に近い声を普段から意識することをおすすめします。ボソボソ声ではなく、声のトーンを上げて息の扱いを意識してあげましょう。日常生活から悪い癖を排除することで、スムーズに練習へと活かす事ができます。

正しい姿勢と呼吸法を意識する方法

背筋を伸ばし、足首、膝、腰、胸、頭が一直線に連なるようにします。腰、背中、背骨をまっすぐ積み上げるイメージで、筋肉はリラックスした状態にします。反り腰すぎても、猫背にもならないようバランスをとって姿勢をキープします。その状態で、腹式呼吸を行いお腹から声を出しましょう。

声を酷使して喉を痛めてしまう

喉を傷めないための発声のコツ

喉を開き、力を入れすぎずに腹式呼吸することで喉を痛めずに歌う事ができます。

喉を閉じてしまうと声帯に傷がつきやすくなります。また、喉に力を入れすぎてしまうと声帯周りの筋肉が緊張して喉に負担がかかってしまいます。慣れるまでは、常に喉を意識して練習するよう心がけましょう。

喉のケア方法と休養の取り方

喉を潤したり、筋肉を温めたり、表情筋をほぐしてあげることで喉のケアを行うことができます。また、喉は乾燥にも弱いため加湿器やマスクを使用するなどして喉の保湿を行いましょう。

  • おすすめの食べ物: 水、飴、ガム、はちみつなど
  • 避けるべきもの: 刺激物、冷たいもの、タバコ、お酒

効果を実感できない

練習方法が間違っている可能性

一つのやり方に固執せず、様々なメディアなどから情報を取り入れて実践するようにしましょう。そのために、YouTubeチャンネルのレッスン動画や書籍などを購入するなどして、ボイトレといったコンテンツを頻繁に触れられる環境作りが理想です。

フィードバックを得る方法(自己録音、他者の意見を聞く)

ボイトレ初心者の方がセルフチェックのみで練習が正しいかどうかを判断するのは非常に難しいです。ボーカリストの友人や知人、有識者などにアドバイスをもらうのが1番の近道です。

また、一定の周期で自分の歌声を録音をしつつ、練習内容を変えます。そして、録音データと練習内容を照らし合わせ、成長の幅が大きい練習内容を導き出すことにより、有効な練習を導き出すことができます。

ボイトレの独学に関するよくある質問

独学でも効果は出るのか?

目標の設定をし、そのスキル習得に必要な技術を細分化する。そして、書籍やレッスンなどで情報収集し、根拠に基づいた練習メニューを組む。これを習慣化させ、定期的にセルフチェックを行うという流れができれば問題はありません。

どれくらいの頻度で練習すればよい?

勿論、毎日が理想であり、練習する日が多いことに越したことはありませんが、過度な練習は喉に負担を要するため、ある程度の休息も取るようにしましょう。

ボイトレ独学で伸び悩んだ場合、どうすればよい?

練習内容を改善する必要があります。そのためには、ボイトレの先生に診てもらうのが1番の近道です。体験レッスンの場合は、無料で受けられる教室もありますので、ぜひ検討してみてください。

オンラインレッスンと独学はどちらが良いか?

オンラインレッスンをお勧めします。自分の課題や悩みを直接相談できるのは大きな強みです。独学は、ある程度基礎が出来上がった人であれば、独り立ちをして効果的な練習を組むことができますが、完全に初心者は偏った知識や悪い癖が付く前にレッスンを受ける方が良いでしょう。

まとめ

独学でも正しい方法で練習すれば、着実に成果が得られる

ボイトレ教室に通わなければ、上達しないということはありません。独学のみでプロまで成り上がったアーティストの方も沢山いらっしゃいます。

大切なのは、効果的な練習を組むプロセスと継続です。また、様々なメディアを活用して練習に取り入れたり、SNSを通じて仲間を見つけたりして高め合う仲間も見つけていくと、より一層練習に身が入ると思います。

継続的な練習と客観的なチェックで、効果的に上達を目指そう

これまで挙げてきたインプットも非常に大切ですが、アウトプットも欠かさずに行うことにしましょう。

例えば、歌ってみた動画に挑戦してみる。その工程には、ピッチ補正という音程を直す作業やミックス作業も含まれるため、どの部分で音が外れているのかの確認やボーカルに使用するエフェクトも学ぶことができます。

YouTubeに投稿すれば、それを聴いた人がファンになってくれたり、感想もくれたりするかもしれません。こういったアウトプットは、直接的なやりがいに繋がってくるため、ボイトレを続ける大きな理由へと昇華することもできます。

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今回の内容、いかがだったでしょうか。是非、これからの音楽ライフに活かしてみてくださいね。