ボイトレを始めてすぐにグングン成長していく人がいる一方で、「なかなか変化が見えない・・・」と落ち込んでいる人もいるかと思います。
その差はいったいどこからくるのでしょうか?!
ここでは、その秘密に迫っていきます!
ボイトレの上達が早い人に共通する特徴
ボイトレの上達が早い人に共通する特徴を知れば、実際の上達も早くなります。
まずはコツをしるためにも上達が早い人達の特徴を知っていきましょう!
正しい発声の基礎を早い段階で身につけている
やみくもに歌い続けるよりも、「基礎」をしっかりと理解しながら練習を進めることが、ボイトレでは何よりの近道になります。
上達が早い人は、腹式呼吸や声帯の仕組み、共鳴の原理などをざっくりでも頭に入れたうえで練習に取り組んでいるということが大きいです。
特に腹式呼吸の感覚を体でつかめていると、安定した声が出しやすくなりますし、共鳴を意識すると声の響きも一気に豊かになります。
ボイトレでの「基礎」とは、まさにスポーツにおけるフォームのようなもの。
最初に意識するかどうかで、その後の成長曲線が大きく変わってきます。
継続的にトレーニングを行っている
上達が早い人ほど「とにかく毎日やる」ことを当たり前にしています。
といっても、何時間も練習しているわけではありません。
ほんの10分でも、習慣として継続していることが大きなポイントです。
歌の上達は、筋肉と感覚の両方を育てる作業です。
短期間にガッと練習するよりも、じわじわと毎日声を出すほうが結果的に安定した発声につながります。
フィードバックを活かせる素直さがある
「他人の意見を素直に聞けるか」は、意外と大きな分かれ道になります。
ボイトレの上達が早い人は、プロの先生の言葉や、自分の録音に対しての違和感を素直に受け止め、「どう改善すればいいか」を前向きに考えられる人が多いです。
逆に、自分の感覚だけで「できてるはず!」と思い込んでしまうと、修正の機会を逃してしまいます。
録音した自分の声を「別人だと思って聴く」くらいの客観性が、成長には欠かせません。
柔軟に新しい発声方法を取り入れられる
「ミックスボイス?なんか難しそう」「ヘッドボイス?!そんなことよりとにかく歌えればいい!」と避けるのではなく、ちょっとした興味からでも試してみる。
その柔軟性が、上達を加速させてくれます。
新しい発声方法を取り入れる人は、「今の自分に合った声」を探しながら、声の引き出しを増やすのがとても上手です。
新しい技術に挑戦すること自体が、自分の声を知るきっかけになります。
「とりあえずやってみる」マインドは、ボイトレにおいて最大の武器になるかもしれません。

ボイトレの上達が遅い人の特徴とその対策
「練習しているのに、なんだか上達が実感できない」そう感じる人には、ある共通点があります。
逆に言えば、その原因に気づいて改善していけば、そこからぐっと伸ばしていくことができます!
しっかり見ていきましょう。
独学だけで練習している
独学での練習は手軽で始めやすい反面、自己流の発声がそのまま癖になってしまうという落とし穴があります。
特に「なんとなくこんな感じかな」で発声を繰り返していると、間違った使い方を体に覚えさせてしまい、それを直すのに余計な時間がかかってしまうことにも・・・。
自分も自己流で響きを追求した結果「なんだかキンキンする歌声だね」と言われた経験があります。
本やYouTubeなどを活用することは悪くありませんが、できれば一度はプロの指導を受けてみるのがベストです。
自分では気づかない点を指摘してもらえるだけでなく、最短ルートで声が変わる感覚を実感できるはずです。
目的意識がなく、感覚だけで歌っている
「気持ちよく歌えた=良い発声」と思い込んでいると、ボイトレの目的からズレてしまうことがあります。
自分が気持ちよく感じるということは裏を返せば、改善点をみつけられていないとも言い換えられるからです。
練習には「なぜこのメニューをやるのか」という意図がとても重要です。
例えば、「高音を伸ばしたい」のであれば、息の支えや声帯のコントロールがテーマになります。
逆に「滑舌をよくしたい」なら、口の動きや母音の明瞭さがポイントになります。
何のためにやっているかを意識するだけで、効果の出方が大きく変わってきます。
課題にあった目的意識を持つことで、しっかりと成長していけることになります。
自分の声を聞き返さない
録音せずに歌っているだけだと、自分の発声のクセに気づくことはほぼ不可能です。
上達が遅い人に共通するのが、「自分の声を客観的に聞いていない」という点です。
スマホの録音機能でOKなので、毎回ではなくとも「今日はこのフレーズだけ録ってみよう」という軽い感覚で声を記録してみましょう。
初めて聞いたときは、きっと違和感のオンパレード。
でも、それこそが伸びしろの証拠です。

ボイトレの上達を早めるための具体的な方法
ここでは、ボイトレの成長スピードを上げるために実際に効果があった方法を紹介していきます。
どれもすぐに始められるシンプルなものばかりです。
「何をトレーニングするのか」しっかり意識しながら継続していきましょう!
基礎トレーニングを徹底する
ボイトレの世界では、やはり「基礎の反復」がなにより大事です。
声は「呼吸」を通じて「声帯」を振動させ、口や喉・身体全体を使って「共鳴」させることできれいに鳴らすことができます。
これらの3つの要素をしっかり押さえることで、どんなジャンルの曲でも安定した歌声が出せるようになります。
具体的には、以下のような練習を繰り返すのがおすすめです。
◯腹式呼吸を意識して息をコントロールする練習
4秒で息を吸い、4秒で吐くなどの繰り返しをすることでたくさんの息を吐く練習をすることができます。
また吐く際に20カウントや30カウントなどで長く吐いていくロングブレスなどの練習もとりいれることで、歌い上げる際に必要な長い時間の呼吸の準備をしていくこともできるでしょう。
腹圧などのトレーニングも取り入れると、より実践的な歌う際の呼吸の使い方をしることができます。
◯リップロールで喉をリラックスさせる発声準備
唇を震わせながら、音階に合わせて音を上げ下げしていきます。
こうしたかたちで呼吸のコントロールをしてあげることで、声を出す際の息の流れの練習にもなります。
まずこのリップロールでつまずいてしまうひとは、はじめに唇をふるわせるところからはじめて、ハミングなどの感覚で次第に音を乗せていきましょう。
◯ハミングで響きの位置を確認する共鳴練習
これらは一見地味ですが、ボイトレ上達の“土台”になります。
毎日のトレーニングに取り入れて、まずは体にしっかり染み込ませていきましょう。
ハミングをすることで声帯の負担がない状態での声出しの感覚を掴むことが可能になり、高音へのアプローチなどがしやすくなります。
目標を明確にする
「上手くなりたい」だけでは、練習の方向性がぶれてしまいます。
ボイトレ上達の鍵は、「どんな声を目指しているか」をできるだけ具体的にすることです。
たとえば、「高音で苦しくならずに歌いたい」「芯のある地声でミドルを出したい」「カラオケで90点以上を目指したい」など、目標を定めるだけで選ぶ練習メニューも変わってきます。
さらにおすすめなのは、目標を「小さな段階」に分けること。
大きな目標の前に「今週は高音の1音だけ安定させる」といった短期目標を立てると、達成感も得られやすくなります。
ボイトレの記録をつける
上達の「見える化」は、自信と改善につながります。
練習したことや感じた変化を記録することで、効果的だったメニューや改善点が自分の中で整理されていきます。
特別なアプリがなくても、スマホのメモや手帳、日記アプリでも十分です。
たとえば、「今日やったメニュー」「録音して感じた違い」などを簡単に書き出しておくと日々の成長が見えやすいです。
このとき大事なのは、次の課題につながるような内容を含んでいることです。
例えば
・腹式呼吸3分・リップロール5分
感じたこと:高音になると響きが悪くなる、呼吸の意識を持つ
などを簡単に書いておくだけで、1週間後、1か月後に「ちゃんと積み上げているな」と実感できるかと思います。
自分もただ淡々と練習していたときよりも、短いメモを取り入れたときからのほうが歌の上達はスピードアップしていきました。
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マンツーマンレッスンのため、毎回のレッスンで具体的な改善点を指摘できます。
またすぐに実践できるアドバイスで成長を実感することができます。
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まとめ:ボイトレの上達を早めるには正しい方法と継続がカギ
いかがだったでしょうか。
ボイトレの上達が早い人には、共通して「正しい方向で」「継続的に」練習をしているという特徴があります。
しっかりと基礎を押さえて、自分の声と向き合いながら歩みを進めていきましょう。
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