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【歌詞の作り方<入門編>!】書けない人でも1曲完成する作詞の手順

いい曲を聞くと、同時にいい歌詞にも耳が行きますよね。

「この人、なんて悲しい気持ちなんだろう」

「そうそう、そうやって怒るよね!」

聴いている人にそんな情感を浮かび上がらせます。

「歌詞を書きたい!」と思った時にいちばん最初にぶつかる壁はどう書いたらいいかわからない

という悩みだと思います。ここでは難しく考えられがちな、「作詞」という行為を分解して、その単純明快さを紐解いていきます。

歌詞のテーマの決め方|何を書くか迷ったときの考え方

歌詞を書く前にはテーマを決めることが大事です。

テーマを決めることで言葉と音楽で表現したい内容が決まって、曲が輪郭を帯びてきます。

ここでは歌詞のテーマの決め方に要点をしぼって、その決め方をみていきましょう

:「言いたいこと」を探す

もう、言いたいことがなくなったんです・・・。

そんなミュージシャンの言葉きいたことありませんか?

たとえばクラブミュージックやサイケ音楽などパーティ音楽を除き、

ポップスやロック、歌謡曲の歌詞には「言いたいこと」がないと、つよいインパクトやメッセージを残すことが難しいです。

テーマという言葉はいろいろなジャンルで様々言及されていますが、ポップスの歌詞においては

で?結局あなたは何が言いたいの?=言いたいこと

を追求することがテーマにつながります。

例えばYOASOBIのアイドルは、主人公をアイドルのキャラクタに作り込んだ上で、言いたいことを「私が最高のアイドル!」というところにおいて曲をつくっています。

テーマを中心において、周辺からメロディを作ってあげることで、効果的にストーリーに幅のある歌詞をつくっていくことができるのですね

頭のイメージ(フィーリング)を追っかける

歌詞の作り方には個人的な「いいたいこと」だけでなく、頭にあるイメージそれ自体をテーマとするようなものも存在します

例えば、音感だけでつくったような、シュールな曲の場合は「言いたいこと」を探したところで肩透かしをくらってしまいます。

例えば、「たま」というアーティストの「さよなら人類」の歌詞をみてみましょう。

ーーー

二酸化炭素をはきだして あの子が呼吸をしているよ

どん天もようの空の下 つぼみのままでゆれながら

野良犬は僕の骨くわえ 野性の力をためしてる

路地裏に月がおっこちて 犬の目玉は四角だよ

今日人類がはじめて 木星についたよ

ピテカントロプスになる日も 近づいたんだよ

ーーー

どうでしょうか。

歌詞の内容に「これを伝えたい!」という言葉に表せるテーマがあるでしょうか?

おそらくないですよね。

この他にもスキャットマンジョンの「スキャットマン」

などの曲もこういった音感や言葉の語感であそんだような曲になっています。

こういった曲は言語化を考えすぎても、返ってクオリティが下がってしまっています。

言葉で頭の中の絵をテーマとして、ただ描くように、ひたすら紡ぎ合わせていく、そんな方法も例外的にあるということもしりましょう。

物語を作る

例えばBUMP OF CHICKEN「ラフメイカー」をきいてください

聞いてもらって分かる通り、これは物語形式になっています。

最初は拒否をしていた主人公が、ラフ・メイカーと過ごすうちに情がわき、段々と心情に変化が現れます。

歌詞でよく言われる「ストーリー性」と区別するために、ここでは「物語」という表現をあえて使わせてもらいます。物語形式の曲は、小説のように物語が進んでいきます。「言いたいこと」をおいかけません。

これはまたちょっと特殊な例です。

なぜなら物語にはそれ自体の中に、歌とは違う「ストーリー自体のテーマ」が存在するからです。

ラフメイカーでは登場人物のリアクション=「感情の動き」に連動して楽曲がうごきますが、

その他にも物語の雰囲気を伝えるだけの曲もあります。

Beatles Rocky Raccoon

これは恋敵にやぶれたどこか間の抜けた男の話を曲にしたBeatlesの名曲ですが、ストーリーを作るのが得意な人はこのパターンで歌詞をつくってもいいかもしれません。

ただし、「リアクション」をテーマにしたり、「物語の雰囲気」をテーマにしたり、実験的な方法であるのは間違いがないので、注意が必要です。

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「初心者でもできる歌詞の作り方3ステップ」

さて次は初心者に向けた作詞のテクニックです。

テーマの決め方がわかれば、もう大丈夫!

3ステップでどうするのか、具体例を交えて見ていきましょう!

言いたいことを決める

テーマの決め方はさっき言いましたが、フィーリングや物語よりは言いたいことをきめるのが一番かんたんです。

「みんな仲良くしよう!」

「とにかくごはんをたべたい!」

「君に感謝したい!」

どんなことでもいいです。誰かに伝える自分の主張を作ってあげましょう。

わかりやすいように、例としてここでは「好き!」ということばを伝えたいとしましょう。

それでは次に生きます

Aメロ(メッセージの匂わせ)

まずはAメロから作っていきます。

Aメロのほうが、テーマから遠く作りやすいからです。

このとき、いわゆる「匂わせ」をしてあげるといいです。

例えばあなたが告白をするとして、あなたがその言葉を伝えたいときには相手の前にいっていきなり

「好き!」とつたえますか?

きっと

「君とはじめてあったのは◯月だったね」

「桜が咲いていてきれいだったね」

「少し風がつめたかったけどそれもいい思い出だよ」

なんて話から入るとムードがぐっと上がりますよね。

歌詞も一緒です。メインテーマ=言いたいことから始めずに、それにまつわる遠い話、いわゆる助走をつけてあげると、メインのテーマが伝わりやすくなります。

ここでは「桜のさいていた道路で 僕達は出会った 不意にふいた風に 心をつかまれた」

なんて歌詞をつくっておきましょうか

Bメロ(メッセージへの助走、ほぼイコール言いたいこと)

そしてBメロです。

Bメロは「≒(ニアリーイコール)テーマ」で考えてあげるといいです

つまり表現は違うけれども、テーマから近いために、テーマがもろバレしている状態です。

いわゆる「好きバレ」です。

ここでは「ふとした瞬間に 君を思い出してた 今すぐ伝えたい」

のような形にしましょうか。

少し助走感をつけてあげると歌詞っぽさが出ます。

「サビが印象に残る歌詞の作り方」

さあこれでサビは「好きだ」という歌詞をつくればいいのですが

そのまま「君が好きだ―!」でもいいのですが、それだけではものたりない

サビを印象に残らせるには、さらにちょっとした工夫が必要です。

それが「比喩」という方法です。

比喩を使うと、歌詞はその味がぐんと増します。

たとえば中島みゆきさんの「糸」

縦の糸はあなた 横の糸はわたし

という歌詞は有名ですが、言いたいことはなんでしょうか?

これは「私とあなたは2人でひとつよ」といいたいのを、まるで布をおる糸にからめてつたえることでより情感豊かに表現しています。

ではたとえば「好き」ということばはどんな言葉に言い換えができるでしょう?

ここでは「I LOVE YOU(あなたが好きです)」を日本語に和訳したときに「月が綺麗ですね」といった夏目漱石の話が有名なので、そのとおりにしましょうか!

歌詞が完成!

ーーー

桜のさいていた道路で 僕達は出会った

不意にふいた風に 心をつかまれた

ふとした瞬間に 君を思い出してた

今すぐ伝えたい

あのきれいな月を

君と見ていたい

どれだけみても飽きない想い

ずっと ずっと 一緒に

ほらまた見ていよう

ーーーー

どうでしょうか?

最後、伝え方などはアレンジを加えましたが、すごく簡単にABサビまで歌詞ができました!

ぜひこれを参考にみなさんも作ってみてください!

独創的な作詞をしたい方は作詞コースへ!

Q&A

歌詞のタイトルはどう決めればいいですか?

タイトルは、歌詞の中でいちばん印象に残る言葉や、曲全体をひと言で象徴するフレーズから決めるのがおすすめです。

サビに出てくる強い言葉をそのまま使ってもいいですし、あえて歌詞に出てこない言葉をタイトルにして想像を広げる方法もあります。

「この曲を一言で表すなら何か?」を基準に考えると、決めやすくなります。

一人称や視点はどうやって選べばいいですか?

歌詞では「僕」「私」「俺」「君」など、誰の目線で書くかによって印象が大きく変わります。

たとえば「僕」ならやわらかく繊細、「俺」ならまっすぐで力強い雰囲気が出しやすいです。

まずは曲の主人公がどんな性格なのかを決めて、その人物が自然に使いそうな言葉を選ぶと、歌詞全体に統一感が出ます。

メロディに言葉がうまく乗らないときはどうすればいいですか?

言葉がうまく乗らないときは、意味を変えずに言い回しを短くしたり、言葉の順番を入れ替えたりして調整してみましょう。

歌詞は文章として正しいことよりも、歌ったときに気持ちよく聞こえることが大切です。

少し言葉を崩したり、ひらがなに直したりするだけでも歌いやすさがかなり変わります。

ありきたりな歌詞にならないためにはどうすればいいですか?

よくある表現を避けたいなら、自分だけの具体的な体験や景色を入れるのが効果的です。

たとえば「会いたい」と書くだけでなく、「改札の前で君を探した」のように場面を入れると、一気に個性が出ます。

大きな感情をそのまま書くより、小さな行動や風景で見せるほうが、かえって気持ちは深く伝わります。

書いた歌詞はどうやって直せばよいですか?

書き終わったら、まず声に出して読んでみるのが大切です。

読みにくい場所、急に雰囲気が変わる場所、同じ言葉を使いすぎている場所は修正のポイントになります。

一度で完璧にしようとせず、「伝わりやすいか」「歌いやすいか」「印象に残るか」を基準に少しずつ整えていくと、歌詞の完成度が上がります。

いかがだったでしょうか?

作詞が難しい方はまずは短くでもいいので、自分らしい文ではじめてみましょう。

ボキャブラリーがない?

大丈夫、あなたらしい表現で、自分だけの詩を作る。それこそが創作です!

自由に作詞を楽しんでいきましょう!

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