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吉祥寺のボイストレーニングスクール
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ミックスボイスができているかわからない?正しい確認方法と上達のコツを徹底解説

ミックスボイスができているかどうか、確認の方法を知ることで今自分がどれくらいできているのか知ることができます。ここではミックスボイスの確認方法とその上達のためのコツを掘り下げていきます。

ミックスボイスができているかどうか悩む人の共通の疑問

ミックスボイスができているのか?と悩む人には共通する疑問があります、まずはどんな疑問があるのか見ていきましょう。

疑問①ミックスボイスの感覚がわからない

ミックスボイスができたとき、いままで普通に歌っているときとは違った感覚が感じられるようになります。よく言われる感覚としては2つの指標があります。

ひとつには「地声と裏声がスムーズに繋がる感覚」です。これは地声から音程が高い場所まで上げていったときに、スムーズに音が出る感覚です。それまで裏声にいくまでにわざわざ切り替えなければならなかった音程がトレーニングにより段差がなくなり、まるでつながっているように感じます。

もうひとつは喉に負担が少なく自然に高音が出せる状態になっていると感じるということです。正しいミックスボイスは喉に負担をかけません。身体と首まわりの筋肉をしなやかに使うことによって力まずにきれいな音をだすことができるようになります。

疑問②ミックスボイスを見分けるための基準がわからない

ミックスボイスができたときに「できている」と見分けるための客観的な基準があります。

ひとつには「声に芯がありつつ柔らかさが感じられる」ということです。ミックスボイスはただの裏声でも地声でもありません。しっかり「芯をもった」音があり、その上で裏声のように高い音でかつ豊かな倍音があります。録音などで自分の声がその芯をもっているか確認してみましょう。

また判断の基準となるもう一つの点は、「声量が一定で音が詰まる感じがない」という点です。声量が多くなったり少なくなったりしているうちはまだまだミックスボイスができているとはいえません。肺からの息が一定で出されている、その息を声帯でしっかりと受け止め音が出ている。その状態こそがミックスボイスだといえるでしょう。

ミックスボイスができているか確認する方法

次にミックスボイスができているか確認する方法を見ていきましょう。前出の内容も出てきますが、チェックがてらおさらいしましょう。

自分の声を録音してみよう!

声の録音はボーカルトレーニングにおいて自分の声を客観的に見る方法として基本の確認方法になります。

地声と裏声が途切れず繋がっているか、声に芯があるのかないのか。しっかり音質の違いをチェックしていきましょう。

喉の負担はある?ない?

喉の負担がないこともミックスボイスができているかの基準の一つです。負担があるかないかを確認する方法としては「高音を出した後に喉が痛くならないか」「力みが少ない状態で声を出せているか」等を確認していくとわかりやすいです。

プロに相談してみよう!

客観視を極めた先にあるのはやはり、「他人にきいてもらう」ということです。声というのは慣れていないと見分けるのが難しい点もあるのでしっかりとプロに自分では気づきにくい部分をみてもらうという点が大事になってきます。

またプロに相談することで自分では気づかなかった課題や、その課題を克服するための正しい練習を提案してもらうことができます。こういった自分では気づきにくい正しい感覚や練習法を指導してもらえるといった点も、プロに見てもらうということのメリットといえると思います。

ミックスボイスができているかわからない理由と対処法

ミックスボイスができているかわからない!!
そんな悩みもあるかと思います。そんなときは「なぜわからないのか」をはっきりさせることでしっかりと判断することができるようになります。ここではミックスボイスの判断がつかない主な原因をみなさんと見ていきましょう。

声の感覚を掴めていないから

まずはミックスボイス以前に「声の感覚」が曖昧だから判断できていない可能性があります。「声の感覚」とは、手における「手触り」のようなものです。手に触れているものの感触を表す表現が乏しいと何を触っているか伝えられないように、声を出しているときに自分が感じる感覚、「声の感覚」が曖昧だとそもそもミックスボイスを出せていても気づくことができません。まずは感覚を鍛えていきましょう。

「声の感覚」を掴むためには、自分の声をコントロールする感覚を知ることが大事です。まずは自分が出しやすい音域で発声をおこない、次第に音域を上げたり下げたりし、次第に感覚を掴んでいきましょう。

たとえば口腔共鳴を意識したオペラ歌手のような歌い方をしながら音域を下げていく、または上げていく練習を繰り返すことで、「ミックスボイス」の入口の感覚を掴んでいくことができます。

地声と裏声の行き来がスムーズでない

ミックスボイスができた!という感覚のためには、そもそもミックスボイスができる前の前兆の感覚を知ることが大事です。

基本としては「音のつながり」を意識すること。たとえば鍵盤を使って半音ずつ音を上げていき声を滑らかにしていくなどのトレーニングが考えられます。

さらにミックスボイスの声帯の状態としては「裏声」のようにぴんと伸びた状態を作ることが基本となるため、裏声を強化することで繋がりが良くなり、ミックスボイスの感覚をつかめるということがあります。

こうしたトレーニングを行うことで地声と裏声をスムーズに行き来することができるようになり、ミックスボイスの感覚を養っていくことができます。

首周りの筋力不足

声帯をコントロールして出すミックスボイスは、そもそも正しいトレーニングで首周りの筋肉を鍛えてあげないと出すことができません。

ボイストレーニングや、教材などで見本の音にならってトレーニングをしていくことで、正しく声帯周りの筋肉のトレーニングをしていくことができます。間違ったレッスンをしたことでミックスボイスの感覚が得られないこともよくあるので、まず練習方法が間違っていないか確認しましょう。

ミックスボイスの上達を助ける練習方法

次にミックスボイスを出すためのトレーニングを紹介していきましょう。

最強のトレーニングお助けマン!リップロール!

リップロールはボーカルトレーニングで度々出てくるトレーニング方法ですが、ミックスボイスの練習にも最適です。リップロールなどの声帯を柔軟に使う練習で喉の負担を減らしていくことが期待できます。

唇をふるわせながらピアノの音に合わせて、出す音を上下にあげていきましょう。しっかりやってみると意外と身体が疲れるのがわかると思います。それだけ身体の筋肉を使っている証拠です。

リップロールは声が出しづらい屋内でも比較的音を大きくしないままできる練習です。ぜひ活用していきましょう。

スムーズな声の切り替えでミックスボイスへのステップアップ!

先ほど半音ずつ上げ下げするという話をしましたが、「ア・エ・イ・オ・ウ」などの母音を使うことでより効果を上げることができます。上げ下げをよりスムーズに行うことでミックスボイスの感覚を掴んでいくことができます。

苦手な母音などあったらそこを重点的にトレーニングしてあげるといいでしょう。繰り返しやってあげることで一つ一つの母音を練習していくことができます。

息の流れを意識する練習

ミックスボイスを出すには息を一定の量で出せることが重要です。腹式呼吸をマスターし、息を一定に保つ練習をしていきましょう。

たとえばロングブレスなどの練習が有効です。「ツ」か「ス」などの音を前歯の隙間から出すようなイメージで「ツー」または「スー」といった感じで発声します。このとき息の量が乱れたり、大きく増減しないように注意しましょう。

この練習はピアノのスケールを弾いている間一緒に出してあげたり、単純に長い時間出してあげたり、何度か息を切ってスタッカートをいれるなどの変化を入れて出してあげたり、いろいろなアプローチの仕方があります。

スタッカートをいれる際は「スッ、スッ、スッ、スッ、スー」といった感じで、最後の一息を長めに出してあげます。こうしてあげることで、「短かく切るような息の使い方」と「長く歌い上げるような息の使い方」の両方のコントロールの仕方をマスターすることができるようになります。

通常の音を出すトレーニングに加えこういった息のコントロールをすることで、ミックスボイスを出すための下地を作っていくことができます。

ミックスボイスができているかわからない時の心構え

ここまでミックスボイスの具体的なやり方を説明してきましたが、上達するための基本的な心構えについてお伝えしたいと思います。

完璧を求めない

練習をする際に陥りがちなのが「今できないからもうやらない!」という思考です。

この考えに陥ると、ミックスボイスができない自分に落胆し、練習そのものが苦痛になってしまいます。理想を高く持ちすぎず、少しずつ練習を積み重ねることで確実に理想の声に近づいていくことができます。

他人と比較しない

他人と比較することもまた、自分の成長を妨げる大きな要因です。

レベルの高い練習をすればするほど、周囲の上手な人が気になってしまうのは仕方ありません。しかし、大切なのは他人ではなく「今日の自分と昨日の自分を比べて成長しているかどうか」です。

声質や音域には個人差があるため、自分のペースで焦らず確実に練習を続けていきましょう。

継続的な練習があなたを助ける!

結局は「継続が力」です。自分の課題をしっかり見つけ、マイペースにトレーニングを続けていきましょう。

ZIGZAG MUSIC SCHOOLでミックスボイスをしっかり習得!

より本格的にミックスボイスを学びたい方は、ZIGZAG MUSIC SCHOOLへ通いましょう!

ミックスボイスができるようになる!

ZIGZAG MUSIC SCHOOLには、ミックスボイスを習得するための専用プログラムがあります。喉を痛めずに基本から学べるカリキュラムがあり、初心者でも安心して取り組めます。

プロの講師による実践的なアドバイス

ZIGZAG MUSIC SCHOOLでは、プロが一人ひとりの課題に合わせたレッスンを行っています。客観的な視点でアドバイスをもらうことで、最短で上達の道を進むことができます。

オンラインレッスン

忙しい方や遠方の方でも受講しやすい柔軟なオンラインレッスンをご用意しています。スキマ時間を活用して、あなたもぜひレッスンを受けてみませんか?

まとめ:ミックスボイスができているかわからない時こそ、正しい確認と練習を!

いかがだったでしょうか?

ミックスボイスは、一度出せるようになれば、自転車に乗るように自然と自分のものになっていきます。

まずはミックスボイスについて理解し、練習と確認を繰り返しながら習得していきましょう。その際、最も大切なのは喉に負担をかけず、スムーズに声を繋げる感覚を掴むことです。

ぜひ、ZIGZAG MUSIC SCHOOLのボイストレーニングでプロのサポートを受けながら、理想の声を手に入れましょう!

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