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吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

ボーカルレッスンコースのブログ

King gnu「ねっこ」歌い方解説

こんにちは。
ZIGZAG吉祥寺校の講師wamiと申します。

今回は10月21日にリリースされた
King gnu「ねっこ」
の歌い方の解説をしていきます。
ぜひ最後までご覧ください!

曲情報

音域 G3~F♯5(コーラスも含めるとF3~)
2オクターブ弱のかなり広い音域を必要とするため、ただでさえ難易度の高い曲。

歌入れのレコーディングが10時間ほどかかったのも頷ける、細かで丁寧なこだわりが光る歌唱です。
耳と心がのめり込んでしまう技術、表現に脱帽。

そんな高難易度の曲を歌おう!というチャレンジャーなあなたへ、心ばかりのちょっとしたコツをお伝えします。

歌唱ポイント①ウィスパー



ボーカルの井口さんといえば、 曲に合わせた多彩なボーカルスタイルがKing Gnuの楽曲の中で生かされているように思いますが、特記すべきなのはコントロールされた繊細なウィスパーボイスです。

息を多めに吐けばいいのかというと大違い。
やってみたら分かりますが、吐くだけを意識すると息が消耗されて辛くなる一方、、、

そこでウィスパーボイスができるかチェックする方法をお伝えします。

①低音で楽にでる音で「あー」と発声する。
②できたら①の口の大きさを保ったまま、口の前に手のひらを当てて息が当たるように「はー」と発声する。

注意としては声の出し始めだけでなく、声を出している間ずっと温かい息が当たるようにすると、よりウィスパーボイスを維持できるようになりますよ!

歌唱ポイント②子音に気を配る



子音をしっかりと発音すると起こることは3つです。
①ウィスパーを出しやすくなる
②言葉が聞こえやすくなる
③表情がつく

あえてひと言でまとめるならエモくなるのです、、、!

そもそも子音ってなんだ!
という声が聞こえてきそうですが、
例えば、「冒頭のささやかな花でいい」という歌詞。

さっs〜あ〜や〜kあなっ↑hあんなっでいい〜
1 2 3 4

文字化けしているようですが違います笑
アルファベットで日本語を書いた時に、『a,i,u,e,o』以外の『s,k,n,h,d』などが「子音」です。

こしょこしょ話を曲のリズムに合わせて話しつつ、過度に上記のs,k,hを強く話すと感覚が掴みやすいです。

普段張り上げてしまう人ほど、この練習は効きます。
ぜひ他の曲でも試してみてくださいね!

歌唱ポイント③リズム



サビ辺りから曲に合わせて手拍子をしてみてほしいのですが、何か気づくことはありますか?
ボーカル歌うタイミングに注目してみるとわかりやすいです。どうでしょうか?

、、、少し歌が遅れて聞こえませんか?
意図的に一定のテンポより歌うタイミングを遅らせることを、タメ、レイドバックと言ったりします。
このリズムの揺れ感が、自然と身体が動いてしまうようなグルーヴを生みます。

レイドバックの1歩目としては、ボーカルの井口さんと声が重なるまで一緒に歌ってみることです。

いきなり体育会系な解決策で申し訳ないのですが笑、結局これが感覚を掴むには近道です。
詳しく知りたいよ!!という方はぜひレッスンも視野に入れてみてくださいね!

さいごに

ぐわっと強い声で歌うのもかっこいいですが、囁くように歌うのもまた儚い雰囲気で美しいですよね、、、

ウィスパーでなくとも自分なりに解釈して歌うのもまた楽しいので、ここに書いてあることは参考程度に、自分の歌い方も探してみてくださいね。


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