こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLのみのり先生です✨
少しずつ春が近づいてきましたね😊
今回は、声帯についてのお話をしようと思います!
ひとりひとりの声帯
みなさんは声帯の長さに違いがあることをしっていますか?
子供のころの声帯は短く、大人になるにつれて長くなっていきます。
骨格や身長、顔のパーツの配置などと同じように、声帯にも個人差があるのです。
まずは、話したり歌ったりするときにこの声帯の形が人によって違うということを前提として知っておいてください。
それだけでレッスンで成長するために意識するべきポイントもより具体的にわかりやすくなっていきます♪
声帯を通る「息」について
声帯の形について具体的にイメージができてきたら、次に考えたいのがその声帯を通る息の量とスピードについてです。
よく、高い声を頑張って出そうとして
・喉(声帯)をしめて
・思いっきり大きな声で
歌おうとする生徒さんがいらっしゃいます。
ですが、イメージしてください。
声帯が一生懸命高い音をだすための細いスキマを作っているのに、そこにものすごい量の息が嵐のように吹いてきたらどうでしょう。
息でスキマは広がってしまい、絶対に高い音は出ませんし、それでも無理に声帯を絞めようとして苦しそうな声になってしまったり、最悪の場合声帯の靴擦れ、ポリープや結節ができてしまうなんてこともあります。
ここで大切なのは、
・声帯が出したい音程にたいして適切なスキマを作れているか
・そのスキマを邪魔しない息の量で音程にたいして適切な息のスピードを出せているか
ということなのです。
このように声帯に起きている状況を具体的にイメージしてみると、思い通りに歌えない・声が出ない時に一体何が起こっているのか、自分でも状況を理解しやすくなっていくんです✨
自分にぴったりな頑張り方を見つけよう!
今回ご紹介した声帯についてのお話は、実際に私自身声を録音した歌を聴いてみたり、ライブ映像を見返してみたりするときにいつもイメージしながら気にかけていることです。
レッスン中の時間はもちろん、自主練を頑張っている生徒のみなさんはこれからの自主練の時間がよりみのり豊かなものになりますように♪
引き続きレッスン頑張っていきましょう!