「喉が痛い!」
そう思った時にすぐケアをしないとたちまち症状は悪化してしまいます。
ここでは自分が実際に使ったりして効果があったと感じた喉ケアに使える飲み物について掘り下げていきます
喉が痛む原因とは
一概に「喉が痛い」といっても原因は様々です。
正しい対策は自分が何の原因で喉をいまめているかを知ることです。
ここではよくあるパターンを見ていきましょう
風邪、菌にやられている
喉が痛い。
だんだん腫れてきて咳も出てくる。
そんな時疑った方がいいのは、風邪の菌にやられているということです。
いわゆる風邪にかかると当然喉は痛くなり声は出づらくなります。
こんな時はしっかりと菌をやっつける、または体の免疫力を上げるための飲み物をのんであげるといいです。
免疫力を上げるのに役に立つのは生姜、ネギ、にんにく、蒸した鶏肉など様々です。
症状によって使い分けていきましょう
発声状態が悪い
発声状態が悪いと声が枯れたり喉が傷んだりします
その状態で大きな声や長い間声を出していると、喉が枯れたり喉を痛める原因になります。
まずは正しい発声をすることを心掛けたり、通る声を使って話すことを心がけましょう
悪い発生で離し続けていると最悪ポリープなどになることも考えられます。
のどの痛みを予防する意味でも、しっかりとした呼吸を使って話すことを心がけてください。
空気が悪い、乾燥している
花粉、ハウスダスト、タバコの煙などを吸い込んでしまうと、炎症が起きやすくなります
こういった場合はまず空気がきれいな場所にいくか、マスクを着用してホコリや煙がそのまま喉に届かないようにしましょう。
また乾燥している場所でも喉が乾燥しやすく、イガイガする原因になります。
部屋の空気が乾燥しているとおもったら、加湿器を使うようにしたり、何だか部屋がジメジメいているなと感じたら乾燥機をかけたり工夫をしましょう。
カビなどを吸い込むのも喉にはよくないので、部屋を清潔に保つ意識も大切です。
喉はとてもデリケートな部分なので、少しの刺激でもダメージを受けやすいです。
特に歌う人や人前で話す機会が多い人は、日頃からのケアがとても重要になります。
「少し違和感があるな」と感じた段階で対処することで、回復も早くなり、長引くトラブルを防ぐことができます。
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喉が痛いときに避けるべき食べ物、飲み物、嗜好品
喉が痛い!
そんなとき、実は避けたほうがいい食べ物や飲み物があります。
正確には「進んで食べるべきではないもの」と言ったほうが近いかもしれません。
喉の痛みは、体が炎症と戦っているサインでもあります。
無理をせず、体を健康な状態に保ってあげることで、喉の痛みも少しずつ引いていくことがほとんどです。
ここでは、喉が痛いときに避けるべき食べ物や飲み物、嗜好品について見ていきましょう。
脂っこいもの
体調が悪いときに、基本的に脂っこいものは避けたいところです。
もちろん油っぽい食べ物は美味しいですし、私自身も大好物です。
ただ、体調が万全でないときに無理して食べてしまうと、消化や吸収に余計なエネルギーを使ってしまいます。
中には炎症を助長してしまうものもあり、喉の回復を遅らせる原因になることもあります。
喉を痛めて炎症が起きているとき、体は必死にそれを抑えようとしています。
その働きを邪魔しないよう、できるだけ体に負担の少ない、やさしい食事を選んであげることが大切です。
お酒
二日酔いのあとに声がガラガラ……そんな経験はありませんか?
お酒には利尿作用があり、体内の水分を奪いやすく、喉の粘膜も乾燥しがちになります。
またアルコールは粘膜を刺激するため、声が枯れやすくなる原因にもなります。
さらに、酩酊した状態では普段とは違う発声になりやすく、急に大声を出したり、無理な声の出し方をしてしまいがちです。
その結果、知らないうちに喉を痛めてしまうことも少なくありません。
とはいえ、お酒が好きな方も多いでしょうし、居酒屋では声が通らないこともあります。
そういった方には、喉に負担をかけない発声を学ぶこともおすすめです。
ボイストレーニングなどで正しい発声を身につけると、翌日でも比較的楽に声が出せるようになります。
ただし、喉が痛いときや深く酔った状態で叫ぶのは避けたいところ。
お酒はあくまで適量を心がけ、体をいたわる意識を忘れないようにしましょう。
たばこ
個人的な考えとして、タバコは人に迷惑をかけない範囲であれば嗜好として楽しむのも一つだと思っています。
ただし、喉にとっては間違いなく大敵です。
タバコの煙は非常に乾燥しており、喉の水分を一気に奪ってしまいます。
その状態で大きな声を出そうとすると、必要以上に息を使い、喉をさらに痛めてしまう原因になります。
実際に、エレファントカシマシの宮本浩次さんが、ある時期を境にタバコをやめたという話は有名です。
年齢とともに変化する体と向き合い、「これ以上歌を犠牲にしたくない」と感じたことが理由だったそうです。
普段大きな声を出す機会がある人や、通る声を出したい人はなおのこと、喉を痛めている時には避けるべきです。
治って体調が良くなってから大いに楽しみましょう。
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喉にいい飲み物3選
次に喉にいい飲み物についてです。
様々な喉にきくものはありますが、ここでは特に飲み物にトピックを絞って、より生活の中で手軽に取り入れられるものを紹介していきます。
どれも自分で試してみたものばかりです!
はちみつれもん
はちみつというのは喉の救世主で、舞台俳優の方なども本番前によく飲んだりします。
はちみつは発声を良くしてくれるわけではありませんが、喉をコーティングし、痛めにくくしてくれます。
自動販売機で売っているタイプのものはハチミツの要素が薄くコーティングされづらいですが、それでも飲まないよりはマシです。
どうしても声を出さなければならない!
そんな時はハチミツを飲んでから、本番に臨むようにしましょう。
とはいえ、無理せず休めるのが一番なことはいうまでもありません。
緑茶
緑茶に含まれるカテキン要素が菌などからのどを守ってくれます。
自分も喉が痛い時は暖かい緑茶を買って、飲むようにしています。
ただカフェインなどが入っていると利尿作用もあるため、なるべく入っていないものをおすすめします。
ちなみに緑茶はいれたてがいちばんききます。
とはいえいれたてを用意できない!
そんなときは保温ができる水筒に自分で入れたお茶をいれておくと、いざというときに効きますよ
生姜はちみつ湯
自分のとっておきのアイテムです。
生姜は殺菌作用が強く、風邪の際は特によく効くといわれています。
とにかく山ほどの生姜をすりつぶし、
ハチミツをまぜる!
ハチミツは先ほど言った通り、
喉をコーティングしてくれる作用があります
殺菌とコーティングのダブル作用です!
飲んでみると生姜が喉に染みて効いている感覚と、はちみつの甘さが交互にやってきてとても幸せな気持ちになれますよ
「風邪をひきそうかも!」というときにはおすすめです。
はちみつがないとき私は最悪生姜だけ飲むこともしばしば。
これもすぐ喉の痛みや風邪にききます。
ただ味は苦くなりがち・・・。

Q&A
喉が痛いときは、なるべく声を出さないほうがいいですか?
基本的には無理に声を出さないほうが回復は早いです。
炎症が起きている状態で声を出し続けると、治りが遅くなることがあります。
どうしても話す必要がある場合は、小さく通る声を意識し、長時間の発声は避けましょう。
はちみつはそのまま舐めるのと飲み物に混ぜるのはどちらが効果的ですか?
どちらも効果はありますが、喉の乾燥が強いときはそのまま舐めるほうがコーティング感を得やすいです。
一方で飲み物に混ぜると喉全体を温めながらケアできます。
状況に応じて使い分けるのがおすすめです。
喉が痛いとき、コーヒーや紅茶は飲んでも大丈夫ですか?
カフェインには利尿作用があり、喉の粘膜を乾燥させやすいため、喉が痛いときは控えめにしたほうが無難です。
どうしても飲みたい場合は量を少なめにし、同時に水や白湯で水分補給を意識するとよいでしょう。
喉にいい飲み物は、どのタイミングで飲むのがベストですか?
喉に違和感を覚えた「早い段階」で飲むのが一番効果的です。
痛みが強くなってからよりも、イガイガし始めた時点で温かい飲み物を取り入れることで、炎症の悪化を防ぎやすくなります。
喉の痛みがある状態で歌や発声練習をしてもいいのでしょうか?
強い痛みがある場合は、歌や発声練習は避けたほうが安全です。
軽い違和感程度であれば、ハミングなど喉に負担の少ない発声に留めましょう。
痛みを感じたらすぐ中止する判断も大切です。
まとめ
喉の痛みは放置せず、原因を見極めて早めにケアすることが大切です。
飲み物の選び方や生活習慣を少し意識するだけでも、喉への負担は大きく変わります。
無理をせず、喉と上手につき合っていきましょう。
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