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お知らせ

【初心者向け】スマホでできるmixのやり方完全ガイド

歌ってみたを作りたい!

そう思ったときにmixが必要だとわかった・・・!

でもmixにはPCが必要なの?だとしたらたくさんお金がかかるんじゃ・・・。

そう思った方、安心してください。

歌ってみたや録音は思ったほど難しくありません。

最小限でできる方法から、スマホでmixを行うことのメリット、実際のやり方を一緒にみていきましょう!

スマホでmixとは何?初心者でもわかる超基本

スマホでmixをするには、正直いうとPCでやるのとはちょっと違う感覚が必要です。

実は昔の自分も「スマホでmixなんて無理でしょ」って思っていました。

努力していろいろな実機の情報を調べプラグインを買い漁ったじぶんにとってスマホの画面は小さいし、操作もしづらそうだし、プロユースの音になる気がしませんでした。

でも、テクノロジーの進化って本当にすごいです。

いつのまにか限られた機材でしかできなかったような編集がスマホでもできるようになってしまいました

今では「あれ、下手するとスマホのほうが早くない?」とすら感じる場面があります。

スタジオでしかできなかった作業がPCでできるようになり、

そのPCの作業が、いまやポケットの中のスマホで完結する時代になりました。

ただし、機材や環境は進化しても、音をどう聴いて、どう整えるかという本質は変わっていません。

ここでは、

「そもそもmixって何をしている作業なの?」

という超基本からスタートして、

スマホでmixをするときに何が大事なのか、実際にどんなことをやるのかを、

自分の経験も交えながら、順番に掘り下げていきます。

Mixとは

Mixとは、ざっくり言うとオケ(カラオケ)と歌をなじませて、一つの楽曲として成立させる作業です。

作曲家や編曲家でいうとミックスは「ドラム」や「ギター」「ベース」など各パートの音量を合わせて一つの楽曲を作っていくことを意味しますが、各パートごとのミックスに絞っていくとより専門的で複雑になっていくので、ここでは歌ってみた、つまり「歌」と「カラオケ」に絞って具体的にはなしていきましょう

mixとはただ音量をそろえるだけではなく、

「歌がしっかりと支えられている」音像を作る作業です。

エフェクト処理や音を加工し、聞きやすくします。

たとえばリバーブをかけて空間になじませたり、

イコライザーという使って声に厚みや広がりを足してあげたりします。

わるいmixは、だいたいどちらか一方が必要以上に大きくて、

歌かオケのどちらかしか耳に入ってきません。

そうなると音楽全体のダイナミズムや流れが感じられなくなります。

一方で、いいmixには不思議と一体感があります。

「歌とオケを別々に聴いている感覚」がなくなって、気づいたら一曲としてスッと耳に入ってくる。

それが、mixがうまくいっている状態です。

スマホでmixするのとPCでするのの違い

まず大きな違いは、作業時の気持ちの軽さです。

PCは腰を据えて作業するのに向いていますが、

正直、持ち運びは大変ですし、

電車の中やちょっとした空き時間で作業するのは現実的じゃありません。

一方でスマホは、いつでも手元にあります。

思いついたときにすぐ触れるし、

イヤホンで何度もチェックしながら微調整できる。

この「触れる回数の多さ」は、かなり大きなメリットです。

また費用に関しても違います。

PCは環境をきちんとそろえようとすると、どうしても費用がかかります。

スマホでは元々持っているものでなんとかするため、費用面で有利になります

スマホmixでよくある失敗と音が悪くなる原因

スマホでmixをやると、思った以上に「音が悪くなる落とし穴」が多いです。

理由はシンプルで、PCに比べて画面が小さく、操作の情報量も少ないから。

結果として、本当は気にするべき細部(音量・録り音・聴く環境・ピーク管理など)がこぼれ落ちやすいんですね。

とはいえ、スマホmixがダメという話ではありません。

やるべきポイントさえ押さえれば、スマホでもちゃんと聴ける音に十分仕上がります。

ここでは、スマホmixで特に多い「失敗パターン」と、その結果として音が悪くなる原因を具体的に見ていきましょう。

録音を適当にやってしまう

スマホのマイクは年々優秀になっています。

ただ、録り音が雑だと、どれだけmixを頑張っても限界が来ます。

スマホmixで音が悪い人の多くは、ここが原因です。

もちろん、オーディオインターフェース+外部マイクを使えれば、よりクリアに録れます。

ただこれは単に「外部マイクが必須」という話ではなくて、重要なのは「今ある機材で、できるだけクリアに録る姿勢」だということです。

たとえば iPhone の内蔵マイクは、音量が大きいと自動でコンプレッションのような処理がかかり、音が潰れたり息が目立ったりしやすいですが、距離感を守ってマイクに近づきすぎない、少し囁くように声のダイナミクスを抑えて歌うだけでよくきこえがちです。

どうすれば「スマホでいい音」が録れるのか、しっかりかんがえてから録音するようにしましょう。

イヤホンだけでmixしてしまう

スマホは手軽ですが、モニター環境はPCより不利になりがちです。

特にイヤホンだけでmixを完結させると、別の環境(スピーカー、車、テレビ、別のイヤホン)で聴いたときにバランスが崩れやすくなります。

なぜかというと、イヤホンは低音が盛れて聴こえたり、音が近く感じたりステレオ感が強くなったりしがちです。

僕も昔はヘッドフォンでミックスをしていましたが、スピーカーで聴くたびに

「自分が描いている世界観とあまりにも違いすぎる・・・」

とがっかりしたのを覚えています。

スマホmixこそ、手軽なぶん「音に集中する時間」をちゃんと作るのが大事。

すくなくとも、イヤホンとスピーカー、両方をバランスよく使うようにしましょう。

ピークを気にしない

スマホmixでありがちな事故が、音量を上げすぎて割れる(クリップする)ことです。

一般的にスマホの音声はPCのモニタ―スピーカーよりは出力が悪いです。

なので音を大きくする傾向があります。

これは「大きい音のほうが一般的にいい音に聞こえる」という現象から起こっています。

ただピークに達すると音が潰れて、後から直すのが大変です。

ほとんどやり直しがきかないとかんがえてもらっていいでしょう。

「オケ」は「歌」と合わさると、音の量が増えます。

自然と全体の音量がピークをむかえていることに気づかないことが多いです。

mixの質は、シンプルにどこまで細部まで詰めたかということで決まります。

スマホは楽ですが、雑になりやすい環境だからこそ、細かいところまで完成度を意識するようにしましょう。

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【超具体】スマホでのmixやり方3ステップ

スマホでmixをする場合でも、基本の流れはPCとまったく同じです。

ただし、スマホは操作が手軽なぶん「なんとなく」で進めてしまいやすい。

だからこそ、基礎を守ることが一番の近道になります。

ここでは「最低限これだけやれば、最高のmixになる!」という

スマホmixに特化した超具体的な3ステップを紹介します。

リファレンス曲を用意する

まず最初にやるべきことは、完成形の音を決めることです。

「こういう音にしたいな」と思う曲をいくつか集める

その中から「特にこれ!」という1曲に絞る

mix中にたまに聴き返しながら進める

これをやるだけで、「どこを目指しているのかわからないmix」から抜け出せます。

注意点として、完全に同じ音を目指さないことです。

「まったく同じ」にしようとすると、スマホでは時間ばかりかかってしまいます。

目的はコピーではなく、

「音量感」「声とオケの距離感」「全体の明るさ」

このあたりを感覚的に寄せることです。

感覚的でいいので何度も練習して掴んでいけるようにしましょう。

オケ(伴奏)の帯域をEQで下げる

最近のスマホ用作曲・録音アプリには、ほぼ確実にEQが入っています。

スマホmixでは、このEQをオケ側に使うのがコツです。

具体的には、

オケの 2kHzあたりを少し下げる

この2kHz前後は、人間の声が一番おいしく聴こえる帯域。

ここがオケとボーカルでぶつかると、歌が埋もれやすくなります。

オケのこの帯域を軽く下げるだけで、

声が前に出る

無理に音量を上げなくて済む

スマホでも歌詞が聞き取りやすくなる

という効果があります。

逆に、歌がどうしても聞こえない場合は、

ボーカル側の2kHz付近をほんの少し持ち上げるのもアリです。

上げすぎると痛くなるので、「ほんの少し」がポイントになります。

リバーブでなじませる

最後はリバーブです。

ボーカルにリバーブをかけてあげることで、オケと自然につながります。

スマホmixの場合、備え付けのリバーブで十分です。

大事なのは量。

ソロで聴くと「残響が聞こえるな」と感じる。

オケと一緒に聴くと、「ほぼ聞こえない」「言われたら分かるかも」くらい

このくらいまでに抑えます。

リバーブをかけすぎると、

声が遠くなる

歌詞が聞き取りにくくなる

スマホ再生でモヤっとする

という失敗につながりやすいです。

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Q&A

Q1. スマホmixとPCmixの「決定的な限界ライン」はどこですか?

スマホmixの限界は「細かい音作りをどこまで詰めたいか」です。歌ってみたとして聴かせる分には十分ですが、複数トラック処理や細密なコンプ調整はPCが有利。目的が趣味か本格制作かで判断しましょう。

Q2. スマホmixだけで“伸びない人”の共通点は?

操作に慣れる前にアプリを変えすぎる人です。音が良くならない原因は機材より「耳」。一つの環境で試行錯誤し、違いを聴き取る経験を積まないと、どのツールでも同じ壁に当たります。

Q3. スマホmixはどの段階でPCに移行すべき?

「何を変えても音が良くならない理由が言語化できた時」です。

EQ・音量・リバーブの役割が理解できていれば、PC移行後も迷いません。スマホmixは“基礎練習”として非常に優秀です。

Q4. スマホmixで評価される歌ってみたの共通点は?

音が派手ではなく「歌詞が自然に耳に入る」点です。

過剰な加工よりも、声とオケの距離感が安定していることが重要。これはスマホmixでも十分に再現できます。

Q5. スマホmixを続ける一番のメリットは何ですか?

作業スピードと試行回数です。

思いついたらすぐ直せる環境は、音感を鍛える最短ルート。結果的にPCmixへ移行したあとも「判断が早い人」になれます。

まとめ:スマホmixは「引き算」がうまくいく

スマホでのmixは、足すよりも「削る・抑える・控える」ほうがうまくいきます。

ゴールを決める(リファレンス)

ぶつかる帯域を整理する(EQ)

ほんの少し空間を足す(リバーブ)

この3ステップを守るだけで、

スマホmixの完成度は一気に安定します。

「スマホだから仕方ない」ではなく、スマホだからこそ、基本を丁寧に行えば、効率よくクオリティの高いmixを量産できます!

それではまた。

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