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【おすすめミュージカル映画<決定版!>】泣ける名作から笑える傑作まで!

ミュージカル映画を見よう!

・・・といったとき、あなたはどんな映画を想像しますか?

ミュージカルといってもその種類は多岐にわたります。

アメリカのミュージカル黄金期のMGM。

ディズニーの映画、はたまた王道のウエストサイド物語?

ここではおすすめのミュージカル映画についてジャンル別に話していきます!

ヒューマンドラマ

まずはヒューマンドラマ系です。

ドラマチックな内容と主人公たちの悲哀がとても感動的です

雨に唄えば

MGMといわれても今の若い人はピンとこないかもしれません。

メトロ・ゴールドウィン・メイヤーといって、アメリカのミュージカル映画の黄金期をささえたエンタテイメント企業です。

この映画をきっかけにたくさんのスターがより顔を知られるようになりました。

ジーン・ケリー、フランク・シナトラなどはその時代を支えた大スターといえるでしょう。

その中でも有名な映画はいくつもありますが

「雨に唄えば」は雨の中タップダンスをするシーンがとても有名でしょう。

軽やかなタップのステップと雨の中で楽しそうに踊るジーン・ケリーの表情のバランスが絶妙です。

ほかにも「バンドワゴン」「オールザットジャズ」など名映画が数々MGMから生み出されています。

気になる方はぜひチェックしてみましょう。

レ・ミゼラブル

パンを盗んだことから投獄された男が、司教に優しくされたことから改心をしまっすぐに生きようとする物語です。

もともとはビクトル・ユーゴー「レ・ミゼラブル」という小説がもとになっています。

この話は時代の激動の中で何が善で何が悪か見る人に問いただします。

音楽も壮大で民衆の歌の合唱は圧巻!

ストーリーの壮大さもさることながらそのスケールの大きさにおどろかされます。

オーケストラと合唱の壮大な映画を見たい人にはとてもおすすめです。

補足ですが、レ・ミゼラブルは25周年記念コンサート(もともと英ブロードウェイの作品です)で500人以上のキャストを使って公演を行い映像化されました。

映画とまた違うよさが体感できるので、ぜひチェックしてみることをおすすめします

ウエストサイド物語

シャーク団とジェット団という移民と白人たちギャングの対立の物語です。

この話の肝は、ギャングの抗争の話なのに、ミュージカルでバレエ・ダンスを踊るというところです。

ギャングの抗争という題材にもかかわらず軽やかにおどります。

音楽は感情を伝えるためのものとはよくいいますが、その形式をギャップのある題材に盛り込むことで最大限に利用しています。

定番のミュージカルというのもこういったギャップという視点から見てみるとまた発見があって面白いものです。

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コメディ

次に有名コメディ作品です。

コメディの素晴らしいところはテンポよく面白さで笑わせながら、その裏にあるテーマがくっきりと立ち現れてくるところです。

笑いが多い分、シリアスなシーンも際立ちます。

今回紹介する作品も、面白さの裏にその深いテーマや豪快なメッセージが見え隠れしています。

ぜひチェックしてみてください

マイフェアレディ

ヒギンス博士とヒロインのイライザが織りなすラブ・コメディです。

ヒロインのオードリー・ヘップバーンの可愛らしくもコミカルなキャラクタの演じ分けは見事で、なんどもイライザに会いたくなってしまいます。

オードリーヘップバーンは様々な魅力のあるキャラクタを演じていますが、このキャラクタはその中でも特に印象深く、際立ったキャラクタといえるでしょう。

ブルース・ブラザーズ

もともとはサタデーナイトライブというコメディ番組から派生した映画です。

主演の2人であるダン・エイクロイドとジョン・ベルーシは2人ともコメディアンですが、音楽で身に降りかかる不幸を吹き飛ばすさまは見ていて爽快です。

出演者もレイ・チャールズやアレサフランクリンをはじめ豪華アーティストが勢揃いです

ただその中で自分が好きなのは、主演の二人が正直いえばうまくないダンスを楽しそうに踊っているところです。

音楽のたのしみはうまさだけではないことがわかります

スクールオブロック

ダメダメなロックンローラーが進学校の教師として赴任・・・。

そこから巻き起こるドタバタコメディです。

後述しますが「レント」というミュージカル以降、ポップスやロックの音楽がミュージカルへ多く進出していくことになりますが、まさにこの映画はロックミュージック、もっと言えばロックへの愛にあふれています。

ロックっぽく生きようとする少年が、タバコを吹かしている大人と意気揚々と話しているときに

「あんなのは偽物だ」といいきってしまうジャック・ブラックが最高です。

進学校の生徒がロックをやるというギャップ、それはまさにロックとは姿ではなく生き方だ、ということ。

そのことを一貫して作品を通して表現しているミュージカル映画だといえるでしょう。

ロマンス

次にロマンス作品です。

ロマンスにもいろいろな形があります。

ここは結末として自分の好みが色濃くでてしまっているかもしれません・・・!

ただどれも有名でまた定番の作品なので、見ていないものがないかチェックしてみてください。

オペラ座の怪人

醜い見た目のため怪人となった男と、クリスティーヌというオペラ歌手の女性の話です。

劇団四季のミュージカルでも有名な作品ですが、なんといっても歌劇といった舞台を使った一件陰鬱とした内容の物語にこれだけの人が惹きつけられているのは、まさにその作品のもつ魅力のたまものといえるでしょう。

醜さは外見なのか、心なのかー。

愛するとはどういうことかを根本から問い直させる傑作です。

テーマとしては若干重く、音楽も荘厳なため、そういった作品を見たい!というときにおすすめです

リトル・マーメイド

言わずとしれた名作です。

人魚姫が元になったミュージカル映画ですね。

リトル・マーメイドに限らずディズニーの作るミュージカル作品はどれもオーケストラのクオリティが高いです。

人魚のお姫様がある日人間の王子様に恋をして・・・。

きらびやかな海の世界と、人魚だからこそ感じる生き方の違いのジレンマがとてもうまく描かれていますね。

ミュージカル映画の入門としても最適な1本です。

ラ・ラ・ランド

ロサンゼルスに済む俳優志望の女性と自分の生活に満足がいっていないジャズ・ピアニストの男性のラブロマンスの話です。

シンガーや音楽家を目指している人はもちろん、自分の夢を追っているひとにはとても刺さる内容ですね。

特徴的なのはハリウッドにありがちなラブロマンスの終わり方をしないところです。

詳しくはネタバレを避けますが、音楽だけでなくストーリーにも惹きつけられる1作です。

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番外編

最後に番外編です。

これは見る人を選ぶので、

「刺激が欲しい!」「普通じゃないものが見たい!」

という方におすすめです。

ロッキーホラーショウ

最高に下品で、変わったミュージカル映画です。

性にトランスジェンダー当時のタブーを乗り越えた作品になっています。

ただ楽曲でいうと、当時のロックの文脈をならったものになります。

特にQUEENのような変わった合唱のあるステージロック調の楽曲がくせになります。

わけもわからずテンションをあげたいならこの映画!

ダンサー・イン・ザ・ダーク

この映画はホラーやスリラー、サスペンスの要素を混ぜた特異なミュージカル映画です。

目が見えなくなりかけている女性が息子のためにためていたお金を隣人に横取りされてしまいます。

しかしそこで女性の行動が思わぬ結末に・・・

全体を通して暗く陰鬱な雰囲気なのですが、

それがミュージカルとして成立しているのは歌手の「ビョーク」が持つ世界観のたまものでしょう。

ほかでみれないミュージカルを求める方はぜひ見てみることをおすすめします!

シェルブールの雨傘

フランスのミュージカル映画です。

この映画はなんと全編歌です。

ミュージカル映画だから当たり前?

いいえ、ミュージカル映画は普通会話をして感情が高ぶるところでうたいはじめたりします。

しかしこの作品は違います。

まず「会話」というものが音楽を使ってしか登場しません。

結果的にカンヌのグランプリを獲ることになるのですが、その理由と斬新さが詰まっています。

ミュージカルの新しさを求める方はぜひチェックしてみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ミュージカル映画には感動も笑いも詰まっています。

ジャンルごとの魅力を知ることで、新しいお気に入りがきっと見つかるはずです。

ぜひ自分だけの一本を探してみてください。

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