1度やっただけで変わる!秘伝のヴォーカル練習方法
今回は生徒さんからもよく質問のある、
「自分で練習するときにどうやって練習すればいいのか分からない」という疑問に対して、
みっちりお答えしていきたいと思います!
先生がまだ学生時代、みなさんと同じ”生徒”だったときからやっている練習方法を
このブログで初めてお伝えするので、是非最後まで読んでみてくださいね!!
(これを読んで、もしわからないことがあれば、レッスン中でもスクール内で見かけた時にでも遠慮なく聞いてください!)
出典:pixta.jp
練習方法をお伝えする前に、スマホアプリのピアノでも実際の楽器でもなんでもいいので、
正しい音程が出る楽器をお手元にご用意してから練習することをおすすめします!
実際にピアノで1音ずつ弾いて正しい音程を取りながら練習することをおすすめします!
それではさっそくですが、みなさんは普段、一人で練習する時は何から取り組んでいますか?
楽曲の聞き込みや発声練習、K-POPや洋楽であれば発音、リズムトレーニングなどなど、
他にも歌を歌う上で、練習するべきことはたくさんあると思います!
そこで、これまで何人もの生徒さんにお伝えしてきた、
1番はじめにすることがこちら↓
①声出し&発声練習をする
まずは、いきなり大きな声で歌うのではなく、
ウォーミングアップとして声出しをしていきましょう!
これは個人で練習をする時、
つまりステージで歌う時などの本番意外でも必ず行うようにしてください!
ここまで強くおすすめする理由として、
スポーツ選手は、どんな競技の選手であっても必ず準備運動をしてから本番に挑みますよね?
身近なもので言うと、学校で体育の授業の1番最初にみんなで軽く走ったり、ストレッチをしたり、準備運動をしてから本題の運動に入っていたと思います。
それは、運動をしている途中で筋肉がつってしまったり、怪我をしてしまうことを防いだり、
体を慣らしたりするためにやっていると思うのですが、歌う時もまったく同じです。
いきなりいつもと同じくらいの音量で歌い出してしまうと、
喉が痛くなったり、時には声帯が怪我をしてしまう可能性があります。
実際にポリープができてしまった、、ということも聞いたことがあるので、
正しい練習方法を心がけるようにしましょう!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
具体的に声出しは何をするの?と思っている方もいるはず、、、。
声出しの項目として2つ、小学生から大人まで誰もができるとても簡単な方法を紹介します!
・ハミング
・リップロール
ヴォイストレーニングに通ったことがある方なら、
一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
聞いたことがない方でもしっかり解説しますのでご安心ください^_^
まずハミングというのは、口を閉じたままゆっくり声を出す発声方法です。
実際にやってみた時に、鼻歌をするときの”ン〜”や、”mmh” みたいな音が出ていれば正解です。
まずは何も考えずに口を閉じた状態で声を出してみてください。
ではハミングをするとどのような効果が出るのかというと、体の余分な力が抜け、
リラックスした状態で声を出せることや、声帯を温めて声を出しやすくするなどの効果があります。
ハミングは、朝起きてすぐの時や、大きな声を出せない環境でもできるウォーミングアップ方なので、いつでもどこでも是非やってみてください!
ハミングをする時のポイントとして、「弦楽器の音をマネするようになめらかに出してみる」のがポイントですよ!
次にリップロールですが、これは閉じた唇に勢いよく息を吹きかけて、唇をブルブルル〜と震わせる発声方法です。
少し難しいなと感じる場合は、唇を少し湿らせてあげたり、唇の両サイドを手で少し押さえてあげると幾分かやりやすくなるので試してみてください!
リップロールをやる効果として、
唇の周りの筋肉を解してくれたり、発声した音が骨伝導により、普段より自分の耳によく届きやすくなるため、音程が取りやすくなったりします。
また、一定の息を吐き続けないと唇のブルブルが止まってしまうため、呼吸のトレーニングにもなります。歌を歌う時にロングトーンなどで最後の方に息が苦しくなってしまうという経験をされた方も多いと思うのですが息を吐く量を調節して一定に出せる練習をリップロールでしておくと、より歌うまの近道になります!
ここまで読んでいただいた方もわかる通り、ハミングとリップロールをするだけで利点がたくさんあるので、
歌の練習をする時はまずはじめに声出しをしてから練習を始めてみてください!
声出しが終わったら次は、発声練習をしましょう!
発声練習の方法はいくつもありますが、必須でやると良い発声練習は、
響鳴のトレーニング、音域を広げるトレーニングです。
この2つのトレーニングは実際のお手本になる音色を聞いて真似してコツを掴む方がいいのでここでは割愛させて頂きます。
気になる方は体験レッスンにお越しください!
さて、声出しも終わったところで、次の工程に進みましょう。
②歌う楽曲をよく聴き込む!
出典:pixta.jp
え?まだ歌わないの??と思うかもしれませんが、
この工程もすご〜〜〜〜〜〜〜く大事なので読み飛ばさずにお付き合いください(笑)
レッスンでの課題曲がある方は課題曲を、自分で好きな曲を練習される方は練習する曲の
どれか1曲をまず歌って覚える前に3回は聞きましょう!(もちろん3回以上でも何回聞いても大丈夫!)フルコーラス分を聞かなくても、その時に練習する箇所をたっぷり聞きましょう!
歌う前にどうして楽曲の聴き込みをするのか、、
それはいきなり覚えようとすると実際に一人で歌った時に意外と音程やリズムを覚えていないことがあるんです! 本人と一緒に歌っていた時は歌えていたのに、ここのフレーズなんだったっけ…..??ということがよく起こります。
それはメロディやリズムに慣れていなくてうろ覚えの状態の場合によく起こります!
また、それを回避するだけではなく、アーティストの細かい技術やニュアンス、声の音色等を自分の引き出しにもできるので、決してやって損はないです!
聴き込む時に大事なことはただ聞くのではなく、可能であれば歌詞を用意してその上に書き込みをすること!!!
(ちなみに私は ”スマホで歌詞検索→スクショ→写真フォルダーで鉛筆モードにして書き込み” をいまだにやっています)
書き込みは、自分の気づいたことや、よく間違えそうな音程などをメモしておくと良いです!
聴き込みが終わったら実際に歌いながら練習をしていきます!
このブログを読んで、少しでもヴォイストレーニングに興味を持ってくれたり、
すでにヴォイストレーニングをしている方でも新しい発見があったら嬉しいです。
無料で体験レッスンも行っているので、興味があるけど迷っている、という方は、
是非一度ZIGZAGスクールに遊びにきてみてください!!
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