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カラオケで上手に歌うための声の出し方徹底解説!

「カラオケでもっと上手に歌えたら・・・」そんなこと思ったりしますよね。

安心してください。

適切な出し方やトレーニングを行えば、誰でも今よりもっと魅力的な歌声に近づけます。

このコラムでは、音程バーの攻略法や高得点に繋がる発声法、さらにはビブラートや高音の出し方まで、「カラオケでうまく聞こえる声」の作り方を徹底解説していきます!

カラオケで「うまい」と言われる人の特徴とは

カラオケで「うまい」と言われる人たちには、聞き手に好印象を与える共通点があります。

ここでは声の特徴を3つの観点から紐解き、自分の歌声を見直すヒントを探ってみましょう。

響きのある声が「うまい」と聞こえる理由

「歌がうまい」と感じるとき、その多くは「響き」に秘密があります。

響きとは、喉・口腔・鼻腔で適切に共鳴している状態です。

特にしっかりとした発声に鼻腔と口腔に響きを集めることで、マイク越しでもよく通る、立体感のある声になります。

この響きを出すためには、口の中に空間を作って声をそこにしっかりと響かせるイメージが大切です。

口の中をしっかり縦に開き、顎を少し下げ、舌の奥を落とすような意識を持つと、声が共鳴しやすくなります。

よく言われるのは「あくび」の口だと言われています。

こうしてつくられたしっかり共鳴のある声は歌に厚みをもたらし、聴く人の印象に強く残ります。

力まず安定した発声が美しさの鍵

いくら声量が出ても、力んでいたら「綺麗な声」とは言えません。

またカラオケは2次会などでお酒の入った状態でいくこともあるのではないでしょうか。

そういったとき力をこめて無理やり歌ってしまうと、声帯をいためるきっかけにもなり翌日には声がでない・・・なんてことにもなってしまいます。

そうならないために大切なのは、無理に「大きな声を出そう」としないこと。

お腹の呼吸をつかって、身体の奥から自然に響いてくるような声の方が、安定感もあり美しく聞こえます。

最初は違和感を感じるかもしれませんが、喉の奥がひらいている感覚や、顎に力が入っていない状態を意識すると、格段に声の質が変わっていきます。

聞き取りやすい発音と滑舌

歌詞がはっきりと聞こえるかどうかは、うまいかどうかの大きな判断基準です。

いくら発声が整っていても、言葉が不明瞭だと魅力は半減してしまいます。

滑舌を良くするためには、まず母音(あ・い・う・え・お)を明確に発音できるようにしましょう。

子音に頼らず、母音で言葉を支える意識を持つと、それだけで格段に聞き取りやすい声になります。

その後子音をからめた早口言葉の練習をしてあげると、どんなに速いテンポでも対応できるようになっていきます。

カラオケの音程バーを攻略するコツ

採点機能のあるカラオケでは、多くの人が「音程バー」に苦戦します。

でも実はこのバー、うまく活用すれば練習の強い味方になってくれるんです。

ここでは、音程バーを使って歌の精度を上げるための視点と工夫をご紹介します。

視覚で音を捉えるメリット

音程バーは、自分の声がどれだけ正確に音に乗っているかを見える化してくれる便利なツールです。

耳だけでは気づけないピッチのズレを視覚的に確認できるのが、最大の利点です。

よく平井堅さんが手を上下させて音程をとっていた姿を覚えてはいませんか?

ああやって視覚的に、または体を使って感覚的に音の距離を測ってあげることで音が外れないようになるというのは、実際にやってみるとその効果がわかります。

カラオケでは音程バーを見ながら「どの高さが得意か」「外れやすいポイントはどこか」を意識することで、自分の発声傾向を客観的に把握できるようになります。

音程の安定感を養う意識の持ち方

音程を正確にキープするためには、「正しい音を狙う」だけでなく、「音を安定させ続ける」という意識も大事です。

バーの上下動ばかりを気にして逆に大きくハズレてしまったり、うまくあたらなかった経験はありませんか?

それを克服するためには自分の「体のどこを意識すると音程が安定するか」を知る必要があります。

例えば脇腹の下辺り、またはみぞおちのあたりをゆっくり動かすことを意識して音程を当てに行ってみましょう。

この場所は人によりますが、お腹を意識することで息が安定し音程も当たりやすくなるのはよくあることです。

他にも口の中で音を当てる箇所、響かせるイメージの場所、そんなところも探ってみると、自分の思い通りになる場所を見つけることができたりしますので、録音を多様しながら、自分が意識するとよくなる場所をみつけましょう。

苦手な音域を攻略するための工夫

バーを見ていて特定の音でズレが多いなら、それは「自分が苦手とする音域」のサインかもしれません。

たとえば低音で下がりすぎる、または高音で上ずる、といったパターンが見えてくるはずです。

これを意識的にチェックし、「どのあたりから不安定になるか」をメモしておくと、練習の焦点が明確になります。

音程バーを攻略するとは、自分の癖を知り、それに適したトレーニングを選ぶことでもあるのです。

高得点を狙うための発声のポイント

カラオケで高得点を出すには、「綺麗に歌う」だけでは足りません。

機械が評価するポイントを正確に理解し、それに合った声の出し方を意識する必要があります。

ここでは、高得点に直結する発声のコツを3つの切り口でお伝えします。

安定感と音圧を生むブレスのコツ

採点において一番重視されるのが、安定した音の持続力です。

その土台となるのが、腹式呼吸に基づいたブレスコントロール。

息が乱れると音程もブレやすく、機械にはマイナス評価として反映されます。

母音発音の整え方で点数アップ

機械が音程の正確さを判断するのと同時に注目しているのは「言葉の明瞭さ」です。

特に母音のあ・い・う・え・おの発音がブレていると、いくら音程が合っていても採点上のスコアは伸びにくくなります。

そのため、普段の練習から母音を意識してはっきり発音することが、高得点への近道です。

歌詞の子音を取り払って母音だけで練習するのもおすすめです。

様々なテクニック

高得点を出すには「正確さ」だけでなく、「表現力」も重要です。

例えば「ビブラート」や「しゃくり」などは加点の対象になります。

ただし、感情を込めようとして声が揺れたり外れたりしては意味がありません。

音を滑らかに繋ぎながら抑揚をつけるには、しっかりと普段から「ビブラート」や「しゃくり」などに特化した練習をして、本番で実践できるようにしていきましょう。

カラオケでうまい声を出すための具体的な練習方法

高音を綺麗に出せるかどうかは、カラオケでの歌唱力を大きく左右します。

他にもビブラートやシャクリなどカラオケでうまい歌を目指すための効果的な練習方法を3つ紹介します。

しっかりとした呼吸で高音にアプローチ<高音>

高音を綺麗に出すには、「呼吸」と「発声」さらには「共鳴」をうまく使う必要があります。

まずはリップロールなどで歌う際の息の流れを掴む練習を行いましょう。

最初は音の上げ下げができなかったら6秒ほど唇をふるわせるところからはじめましょう。

次第に自分の得意な音域から音が出せるようになったら、そこを中心に少しずつ上下してあげます。

リップロールができるようになったら共鳴の練習です。

まずは鼻腔共鳴で音をしっかりとあげていってあげます。

最初は「ネイネイ」などの鼻腔を発声しやすい音を使うと練習が楽にできます。

その後なれてきたら他の母音などを混ぜて、どんな歌い方のときでも対応できるようにしてあげます。

「グ」や「ガ」の発音でスケール練習<音程>

喉の開きや支えの感覚を掴むには、濁音を使ったスケール練習が非常に効果的です。

特に「ガガガ」と跳ねるような発声は、声門閉鎖(声帯をしっかり閉じて発声すること)を自然に体得できるため、高音を出す際の声帯コントロールに直結します。

さらにこれを発展させスタッカートで行うことで、音程へのアプローチも自然にできるようになっていきます。

このトレーニングは、いわゆる「ハリウッド式の発声練習」とも呼ばれ、プロの現場でも広く取り入れられている方法です。

声帯のブレを抑え、芯のある高音を支えるための土台を作ってくれます。

自分もこういった短いスタッカートの発声を取り入れることで、カラオケの音程バーへのアプローチもかなりスムーズになっていきました。

細かいテクニックの練習<テクニック>

「しゃくり」や「ビブラート」は基本的には音程を上下させることで再現することができます。

これにはまずはゆっくり、そして次第にスピードをはやめていく練習が効果的です。

まずは半音程度からしゃくりの練習をし、慣れてきたら繰り返して「ビブラート」にしていってあげましょう。

これがうまくなっていくと自然なビブラートができるようになるので、自然にできるまで、何度も繰り返してあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「カラオケでうまく歌う」それは一見すると難しそうですが、いくつかのステップに分解してあげると確実に上達していけるものだとわかったかと思います。

ZIGZAGミュージックではカラオケで「うまい!」と思われる歌い方を一人ひとりにあったレッスンカリキュラムで教えます。

まずは無料体験レッスンをうけてみましょう!

うまくなるにはまずは自分の声を知ること。

そして、今日紹介したトレーニングの中からできそうなものをひとつ選び、少しずつ実践してみてください。

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