歌い出しがうまく行かない!
そんなときはありませんか?
どんなにかっこいい曲でも、肝心の最初で間違ってしまったらなんだか「うーん」となってしまいますよね。
ここでは歌い出しが失敗してしまう原因と、成功の秘訣に迫っていきます
歌いだしが不安な原因と解決法
歌い出しで不安を感じる人は多いと思います。
ここではまずその原因を洗い出して、改めて改善点をみなおしていきましょう
注目されるから
人に注目されてしまうと緊張してしまいますね。
緊張は普段より筋肉を硬直させ、つい歌う際にはどうしたらいいかわからなくなってしまいます
緊張をコントロールするためには普段から「しっかり当てる」という意識で練習することが大事です。
あえて「緊張」を作り出すことで同じように人に見られている状況でもきれいに声を出せるようになっていきます。
音程のイメージが不安定だから
音程のイメージがはっきりしていないと、歌い出しのときに不安を感じてしまいます
音程のイメージとは例えばカラオケの採点バーのようなものです。
どこらへんの音を出そうとしているのか、その感覚が曖昧だとやはり歌いだしで不安を感じてしまいます。
これも練習でいま自分が出している声がどのあたりの声なのかイメージをしながら練習していくことが効果的です。
逆に言えば、出したい音程が自分の中でハッキリしていれば、歌い出しも思い切って歌えるということです。
声質や声量のイメージが不安定だから
声質、というのはやっかいなものですね
自分の声は他人が聞いているようにはきこえません。
それは他人があなたの身体全体から発する音を効いているのに対して、あなたはあなた自身が出した響きを骨や筋肉を伝達して海馬で直接聞いているからです。
しかしこの音質や出したい音のボリュームなどをある程度正しく認識していないと、これもまた歌いだしで迷ってしまう原因となります。
なぜなら歌ってみて
「あ、違う。よしじゃあこうなおそう」
という流れをたどるからです。
自分の出している正確な音を把握するためには録音しかありませんが、そういったトレーニングを身体に染み込ませておくことで、おもいきった歌い出しができます
録音チェックの際には肝にめいじておきましょう。
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歌いだしの練習
それではここで具体的な練習内容に入っていきましょう
歌いだしを克服するには、一つ一つ自分が苦手なことを克服して改善していかなければなりません。
もちろん時間がかかるものもありますが、しっかりやれば効果が出るものなので、1つずつ確実にものにしていきましょう。
メンタルトレーニング
歌い出しのときは緊張しますよね。
そんなときのためにメンタルを鍛える必要があります
メンタルを鍛えるといっても、嫌なことをただただやり続ける、ということではなく、具体的な方法でトレーニングしていけます。
①人前で歌う練習
カラオケで友達相手でももちろんいいですし、オープンマイクや発表会などに参加するなど色々な方法があります。
人前で歌うことで「ミスってしまうかもしれない!」そんな緊張から脱却することができます
ミスっても別に大丈夫!そんな気持ちになれたらまさにこの練習の成果だといえるでしょう。
②なんども同じ曲で練習する
当然といえば当然ですが、同じ曲を何度も練習することで精度は上がっていきます。
しかしそれだけではありません。
ここで得た「とにかく精一杯やったぞ!」という感覚が、いざ歌う本番であなたをおちつかせてくれます
最低でも同じ曲を10曲は練習するようにしましょう。
ハリウッド式音階練習法
音程がずれてしまう!そんなとき音の間隔をつかんであげることが大事です
「ガ」や「グ」など、じぶんのすきな音で構いませんが、特定の音へスタッカートで音へしっかりとアプローチしていけるかチェックしましょう。
またソルフェージュなどで音をしっかりとイメージで把握していくのも大事です。
「この音の時の口や身体の状態はこれ!」
そういった感覚を身体になじませていくと、どんどん楽に音程を撮れるようになっていきます
録音で声質のチェック
最後におすすめするのは録音です
録音をすると自分の声の質がわかります。
「自分の声を聞くのは苦手・・・」
言っていることはわかります。
自分の声を客観的に聞くのって怖いですよね。
でも歌にとっては大事な作業です。
とくに自分が出したいと思った響きとギャップがどれくらい生まれているのか、知ってそれをすり合わせていく作業はとても大事です
歌いだしの練習のための楽曲3選
実際に曲をきめて練習をすることも重要です
練習ではできるけど、楽曲になるとできない・・・。
そんな人のためにここでは歌いだしを練習するのに最適な3曲を選びました。
男女問わず練習できるものなので、キーを上げたり下げたりしながら練習してみてください。
坂本九「上を向いて歩こう」
ゆったりした曲調で、まさに初心者向きという感じです
ただメロディがはっきりしている分、外れたときはとてもわかりやすいです。
また「う」という言葉は「え」や「お」などに比べて音像がはっきりしづらいです。
まずはしっかり発音できるように、次に音をイメージしながら、しっかりあてていきましょう。
宇多田ヒカル「First Love」
少し難易度が上がります
宇多田ヒカルのFirst Loveの歌いだし「最後の」
という言葉は、普通に音程が合っているだけではうまくいったぞ、という感じが中々しません。
ここには「ウィスパーボイス」が使われています。
音程や響き、さらにそこにテクニックが加わるということで、特に歌い出すとき緊張をしてしまうかもしれません。
逆に言えば、この曲の歌いだしを満足いくものにできれば、他のウィスパーボイスから始まる曲もうまく歌えるようになっていくということです
この他にも「がなり」からはじまるものや、しゃくりから始まる曲など様々ありますが、ひとつずつこなしていけば
King Gnu「白日」
とても難しいです
試しに歌えた!と思ったときに録音をきいてみてください。
ピアノの音だけでほぼアカペラのような伴奏、裏声、ウィスパーから地声への切り替え、いくつもの要素がからみあっています。
音程を合わせられたぞ!そう思ったときに録音を聞き返してみてください。
「なんだか音質が違う・・・繊細さが出ていない・・・。」
そう思うことが多いかと思います。
これまで音程、テクニックなどの部分で歌えてきたひとも、裏声になるとまた感覚が違うのではないでしょうか
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歌いだしで声が震えてしまうのはなぜですか?
歌いだしで声が震える原因の多くは「緊張」と「準備不足」です
特に最初の一音は、まだ身体も喉も完全に温まっていない状態で出すことになるため、声が不安定になりやすいです。
本番前に軽く発声をしたり、歌いだしのフレーズだけを何度も練習しておくことで、声の震えはかなり軽減できます。
歌いだしの音程が合っているか不安です
音程が合っているか不安に感じるのは、頭の中で「出したい音」が明確になっていないことが原因です
カラオケの採点バーやピアノアプリなどを使い、最初の音だけを何度も確認してみましょう。
音程のイメージがはっきりすれば、歌いだしでも迷いなく声を出せるようになります。
歌いだしだけ毎回失敗してしまいます。どうすればいいですか?
歌いだしだけ失敗してしまう人は、曲全体を練習しすぎて「最初の一音」に意識が向いていないことが多いです
曲を通して歌う練習とは別に、歌いだしの1フレーズだけを集中的に練習してみましょう。
「歌いだし専用の練習時間」を作ることが、克服への近道になります。
録音練習はどれくらいの頻度でやるべきですか?
理想は、練習した日は毎回短くても録音することです
長時間でなくて構いません。
歌いだしのワンフレーズだけでも十分です。
録音を続けることで、自分の声質や声量の変化に気づけるようになり、本番でも思い切った歌いだしができるようになります。
本番でどうしても緊張してしまうときの対処法はありますか?
本番での緊張は「失敗してはいけない」という意識から生まれます
そんなときは「今日は練習通り出せればOK」、「完璧じゃなくていい」とハードルを下げてみてください。
何度も人前で歌う経験を積むことで、緊張は少しずつコントロールできるようになっていきます。
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まとめ
歌いだしが不安になる原因は、緊張・音程イメージ・声質や声量の認識不足など、いくつかの要素が重なって起こります
しかしそれらは、正しい練習と経験を積み重ねることで、必ず改善できます。
歌いだしは「才能」ではなく「準備」で決まります。
メンタル・音程・声質を一つずつ整えていけば、自然と自信を持って歌い出せるようになるはずです
ぜひ今回紹介した練習方法を取り入れて、あなたらしい最高の歌いだしを手に入れてください。
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