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お知らせ

【声帯閉鎖とは?!】意味・仕組み・発声との関係をわかりやすく解説

声帯閉鎖、そういわれたときどんなことを思い浮かべますか?

難しそう?聞いたことがない?声帯が閉鎖していく・・・喉が苦しそう?

実はこの「声帯閉鎖」とは歌を歌う上では非常に重要な概念なんですね。

今回は見逃されがちな「声帯」、なかでも「声帯閉鎖」に絞って話をすすめていきましょう!

声帯閉鎖の意味とは

声帯閉鎖の機能的な意味を説明する前に、声の仕組みを整理しましょう。

声はお腹の空気を使い、声帯で音がなり、それを共鳴させることで外に響いていきます。

この「声帯」をコントロールできるようになると歌は驚くほど変わります。

「高いところで音がでない」

「喉がいたくなる」

「声が枯れる」

これはすべて声帯をコントロールできていないから起きます。

ここでは声帯をいろいろなものに例えて、声帯閉鎖の効果をよりわかりやすく説明していきましょう。

声が輪郭を持つ

声帯をコントロールできるようになると、歌を輪郭を持って歌うことができるようになります。

一体なぜでしょうか?

それをしるには2つの概念を知る必要があります

①声帯の開けしめという考え

声帯というのは門のようなものです。

風が強い日に門が開いている状態だと、風が「フアアアアア」とたくさん出ていきます。

逆に扉が閉まりそうな状態だと風は強くなっていきますよね

こんな感じで、声帯も閉じているか、開いているかで息の強さがかわってきます。

風が強くない(=息が少なくなってきた)時でも、この門をコントロールできるようになると、自分が思ったとおりに空気の流れをコントロールできるようになります

②音の正体

そもそも声帯で音はどう生まれるのか

風船で考えてみるとわかりやすいです。

膨らました風船を・・・手を離すと「ブゥウウウ!」という形で風が音といっしょに出ていきますね。これは、出ていく空気に対して、風船の吸い口のゴムのヒダヒダが【くっついたり離れたり】して、摩擦により音がなるからです。

もし風船の吸い口が丸く開いていて、その形状を保ったままだとどうでしょう。

息がいきおいよく出ていくだけで、力強い音は出ないのではないでしょうか。空気もすぐなくなってしまいます。

声帯も同じく、しまった状態だと【くっついたり離れたり】をしながら音を出します。

③声帯閉鎖で声が輪郭を持つ理由

つまり、声帯閉鎖はこの「門をコントロールできるようになること」で「音が鳴らしやすい状態」に常にしておけるということです。

息の流れも適切で、音がなり続けている。しかも無理がない。これこそが声帯閉鎖の目指す先になります。

喉がかれなくなる

門の開けしめが適切に行えるようになると、息のコントロールができるようになり、声帯へのダメージが極端にへります。

声が枯れる仕組みは、過剰な息が声帯にあたり、普段は濡れている声帯が渇くことで、震えたときにこすれてダメージを受けてしまうということで起こります。

逆にいうと、前述されている息の流れを整理することで

「適切な息の量」で「声帯を無理に傷つける」ことなく歌えるようになります。

この感覚が身につくようになると、どれだけ歌っても喉枯れやガラガラになることがなくなります。

テクニックとして使える

これは副次的な内容にはなりますが、声帯閉鎖ができることで歌の中でテクニックとして使うこともできます。

・開いている声帯→締めて音の輪郭を際立たせる

・声帯がしっかり鳴っている→開いていき、息の成分を増やす

などは歌の中で使うととても効果的にかっこよくなりますし

例えば声帯をしっかり閉めたときの音をそのまま歌の中で使うこともできます

37秒あたりの「息苦しい〜」の歌いだしの部分などに「ガラッ」とした響きが入っているのがわかるかと思います。

これが声帯がしっかり閉まっている、かつ息の流れが限定されていて、遅いときの音です。

この音は「エッジボイス」と言われます。

英語では「フライボイス」、まるでフライを揚げているときのような、ガラガラとした音ですね

このように「声の輪郭がよくなる」だけでなく、声帯閉鎖には「喉を守る」「テクニックで使える」など実用的なメリットもあるので、身につけるだけでボーカルのレベルがぐんと上がります。

このことを念頭に、頑張って練習をしていきましょう。

声帯閉鎖と喉締めの違い

よくある勘違いで、声帯を閉めようとして、喉を締めて閉まっている人がいます。

声帯を閉めるのには、喉周りの筋肉を適切に使って声帯だけを締めてしまうのにたいして、喉を締める人は、息の軌道も含めて締めてしまっています。

いわゆる「喉を使って歌ってしまっている」ような状態ですね。

軌道が閉まってしまうと、首に力がはいり、さらにその状態では音が出づらいことから身体に力が入ってしまいます。

声帯閉鎖は適切にできると素晴らしい音が出る一方、やり方を間違えてしまうと歌そのものが響かなくなってしまうので、喉が痛くないかを確認しながら、慎重に行うことが大事です。

喉が閉まっているか、閉まっていないかを確認する手段としては録音を確認するのが一番です。

ただしはじめのうちは「閉まっているか、閉まっていないか」自分で判断するのは至難の業なので、

慣れないうちはプロに確認してもらうのが一番です。

近くのボイストレーニングで自分の声を聞いて判断してもらいながら、だんだん慣れてきたら自分で録音して判別をできるようになっていきましょう。

しっかりした発声をしたい方はボーカルコースへ!

声帯閉鎖が弱いと起こりやすい悩み

声帯閉鎖が弱いと、なにが問題なのでしょうか?

声帯閉鎖は歌った際に自分で意識することが難しいため、とくにトレーニングしなくても平気だと思われがちです。

しかしここまで話してきた通り、声帯閉鎖がうまくできないことで実際におきる問題もあります

息漏れ

まずは声が息漏れがちになってしまいます。

これはテクニックとして使うと「ウィスパーボイス」という歌い方(囁くような、息の多い切ない歌い方)になるのですが、逆に息漏れが多すぎると、1曲を通してずっと囁いているように聞こえてしまいます。

逆に声帯閉鎖ができることで芯がある音から息が多い音に変化させたり、息が多い中にも芯のある音を作ったりできるので、ギャップを演出できるようになってきます

また前述したとおり、この息漏れが多いことによって喉を痛めやすくなるのも、声帯閉鎖が弱いと起こりやすい悩みといえます。

ミックスボイスができない

ミックスボイスは地声の鳴りを高音まで正確に持っていくことで成立する歌声です。

しかし声帯閉鎖ができていないままで高音まで上げると、音がひっくり返ったり正しく高音で声帯を響かせることができなくなります。

逆にいえば正しく高音で声帯閉鎖をバランスよくすることで、高音が個性のある音でなってくれるので、ミックスボイスで悩んでいる人はぜひとりいれてもらえるといいかと思います。

声帯閉鎖の定番トレーニング

声帯閉鎖の練習は実にシンプルです。

実際に声帯閉鎖をするためのトレーニングを見ていきましょう

エッジボイス

声帯閉鎖の定番といえばエッジボイスです

エッジボイスは「ガラガラ」といった音を使って行うトレーニングです

最初この音が出せない人も焦らなくて大丈夫です。

毎日5分程度やっていれば、そのうち出せるようになってきます。

できるようになってきたら音に合わせて上のほうまで上げられるようにしましょう

サイレンボイス

あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、サイレンのような音を使って行うトレーニングがサイレンボイスです。

サイレンのように「アー」や「ウー」といった声をリラックスして出していきます。

このような音は声帯が閉まっていないと出せないため、高音で声帯が閉まっている感覚を得るのに最適です。

ただし、喉が痛いと感じたらすぐにやめるようにしましょう。

高音で困っている方はぜひためしてみてください

声帯閉鎖を極めたい方はボーカルコースへ!

Q&A

声帯閉鎖は話し声にも影響しますか?

はい、声帯閉鎖は歌だけでなく普段の話し声にも影響します。

声帯が適切に閉じていると、声に芯があり聞き取りやすい声になります。反対に声帯閉鎖が弱いと、息が多く混ざったかすれた声になりやすく、長時間話すと喉が疲れやすくなることがあります。

そのため、声帯閉鎖をうまくコントロールできるようになると、歌だけでなく日常会話でも安定した声を出しやすくなります。

声帯閉鎖の感覚はどうやって覚えればいいですか?

声帯閉鎖の感覚を覚えるには、まず小さな声で軽く声を出す練習が効果的です。

いきなり大きな声で歌おうとすると、余計な力が入りやすく声帯の動きを感じにくくなります。

軽い声で「あー」や「うー」と発声しながら、息が漏れすぎず、かつ喉に力が入らないポイントを探すことで、徐々に声帯が閉じる感覚をつかみやすくなります。

軽い声で「あー」や「うー」と発声しながら、息が漏れすぎず、かつ喉に力が入らないポイントを探すことで、徐々に声帯が閉じる感覚をつかみやすくなります。

声帯閉鎖は強ければ強いほど良いのでしょうか?

必ずしも強ければ良いわけではありません。

声帯閉鎖は「強さ」よりも「バランス」が重要です。閉じすぎると喉に力が入り、声が詰まったり苦しく感じたりすることがあります。

Q&A

声帯閉鎖は話し声にも影響しますか?

はい、声帯閉鎖は歌だけでなく普段の話し声にも影響します。

声帯が適切に閉じていると、声に芯があり聞き取りやすい声になります。反対に声帯閉鎖が弱いと、息が多く混ざったかすれた声になりやすく、長時間話すと喉が疲れやすくなることがあります。

そのため、声帯閉鎖をうまくコントロールできるようになると、歌だけでなく日常会話でも安定した声を出しやすくなります。

声帯閉鎖の感覚はどうやって覚えればいいですか?

声帯閉鎖の感覚を覚えるには、まず小さな声で軽く声を出す練習が効果的です。

いきなり大きな声で歌おうとすると、余計な力が入りやすく声帯の動きを感じにくくなります。

軽い声で「あー」や「うー」と発声しながら、息が漏れすぎず、かつ喉に力が入らないポイントを探すことで、徐々に声帯が閉じる感覚をつかみやすくなります。

声帯閉鎖は強ければ強いほど良いのでしょうか?

必ずしも強ければ良いわけではありません。

声帯閉鎖は「強さ」よりも「バランス」が重要です。閉じすぎると喉に力が入り、声が詰まったり苦しく感じたりすることがあります。

理想的なのは、息の流れと声帯の閉じ具合がバランスよく保たれている状態です。自然に音が鳴り、喉に負担がかからない状態を目指しましょう。

声帯閉鎖は独学でも身につけられますか?

独学でもある程度の感覚を身につけることは可能です。

録音して自分の声を確認したり、トレーニング動画を参考に練習することで改善する人も多くいます。

ただし声帯は自分では直接見えない部分のため、感覚が間違ったまま練習してしまうこともあります。より確実に身につけたい場合は、ボイストレーナーにチェックしてもらうと効率よく上達できます。

声帯閉鎖を意識しすぎると逆効果になることはありますか?

あります。

声帯閉鎖を意識しすぎると、「閉めなければいけない」と考えてしまい、喉周りの筋肉に力が入りやすくなります。その結果、声が出にくくなったり喉を痛めてしまう可能性があります。

声帯閉鎖は無理に力を入れて行うものではなく、呼吸や発声のバランスの中で自然に起こるものです。リラックスした状態でトレーニングを続けることが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか

今回は声帯閉鎖をその仕組から、わかりやすく練習する意義を紐解いていきました。

最初は「難しい!」というかたも、練習を繰り返せばすぐにできるようになって

自分らしいはっきりした声

というものができるようになってきます。

ぜひ、1つずつためしてみてください!

自分らしい声へ、ボーカルコースはこちら!