こんにちわ!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL
講師の高瀬です。
ギターを愛する皆さん、今回はソロやアドリブがマンネリ化してきた…と感じている方にこそ知ってほしい
「モード奏法」
についてご紹介します。
「モードって難しそう…」
「ジャズとかプロが使うやつでしょ?」
そんなイメージがあるかもしれません。
でも実はモードを知ることで、あなたのソロや作曲の表現力は一気に広がるんです!
モードとは簡単に言うと、「ドレミファソラシド」の並びをスタート位置を変えて演奏したスケールのこと。
例えば、Cメジャースケールの音(C-D-E-F-G-A-B)をDから始めると、
D-E-F-G-A-B-C という新しいスケールになります。
これが「ドリアンモード(Dorian)」です。
このように、同じ音でも始まりの音を変えることで全く違った雰囲気の音階(モード)になります。
“モード奏法ってどう使うの?”
① コードに合ったモードを使う
例えば、Dm7のコードにドリアンモード(Dorian)を使うと、よりジャズっぽくオシャレな響きに。
Dm7 → Dドリアン(D-E-F-G-A-B-C)
G7 → Gミクソリディアン(G-A-B-C-D-E-F)
ただのマイナースケールよりもカラー(色合い)が豊かになります!
② モードごとの“味”を活かす
各モードには、独特の「特徴音」があります。
これを強調することで、ソロが一気に個性的に!
ドリアン:長6度(例:B音)→ 明るいマイナー感
フリジアン:♭2(例:F音)→ スペイン風のミステリアスさ
リディアン:#4(例:B音)→ 宇宙っぽい浮遊感!
実践!モード奏法の練習法▼
ジャムトラックで試そう!
Dm7のバッキングで → Dドリアンを弾いてみる
G7のコード → Gミクソリディアンでブルージーに!
YouTubeなどで「〇〇 backing track」って検索すれば、すぐに使える伴奏が見つかります。
同じルートでモードを切り替える練習もオススメです!
Cイオニアン → 明るく正統派
Cドリアン → クールでマイナー寄り
Cフリジアン → 暗くて情熱的
Cリディアン → 浮遊感たっぷり
Cミクソリディアン → グルーヴィーでファンク向き
Cエオリアン → 切ないマイナー
Cロクリアン → 不安で尖った響き
“実はみんな使ってる!モード奏法のプロたち”
ジョー・サトリアーニ(リディアンの魔術師)
ジョン・スコフィールド(ドリアン&アウトフレーズの達人)
スティーヴ・ヴァイ(リディアンやロクリアンを美しく使う)
これらのギタリストも、しっかりモードを使い分けて独特な世界観を作っています。
モード奏法でソロに色をつけよう!
「なんか似たようなソロばっかりだな…」
と思ったときこそ、モード奏法を導入するチャンス!
モードを知ることで、ソロのバリエーションが一気に広がる
各モードの「特徴音」を活かすことで、感情をもっと表現できる、
実際の名手たちも積極的に使っています!
少しずつでいいので、自分のソロやアドリブにモードの要素を取り入れてみてください。
ギターの世界がもっと深く、もっと自由になりますよ♪
ではまた!
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