今回は、ボーカルレコーディングに最適なマイク選びについて話していきます。マイク選びって、特に初心者の方にとっては少し難しく感じるかもしれません。でも、基本を押さえれば自分に合ったマイクが見つかるはずです!
ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いとは?
まず、マイクの大きなカテゴリとして「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」の2種類があります。この2つのマイク、同じように見えて実は全然違うんです。さっそく、両者の違いと選び方のポイントを見ていきましょう。ダイナミックマイク
ダイナミックマイクとはこのような形状のマイクです
ダイナミックマイクは、頑丈で扱いやすく、ライブやリハーサルなどでよく使われるタイプです。
このマイクは高音圧にも耐えられるので、大音量の音楽や楽器の録音にも向いています。
また、湿度や衝撃にも強いので、持ち運びや屋外での使用にも最適です。
こんな人におすすめ!
* ライブやバンド練習の録音をしたい人
* マイクを持ち運ぶことが多い人
* 比較的手頃な価格でマイクを探している人
ダイナミックマイクの中でも、例えば「Shure SM58」はプロからアマチュアまで多くの人に愛用されている定番のマイクです。もしライブやリハーサルでの使用を考えているなら、ダイナミックマイクはとても良い選択肢です
コンデンサーマイク
コンデンサーマイクとはこのような形状のマイクです
一方、コンデンサーマイクは非常に感度が高く、音の細部までしっかりと拾ってくれます。そのため、スタジオ録音やボーカルレコーディングに特に適しています。コンデンサーマイクは音の解像度が高く、クリアで自然なサウンドを再現してくれるので、あなたの声のニュアンスをしっかりと伝えることができます。
こんな人におすすめ!
* スタジオでのボーカル録音をメインに考えている人
* 繊細な音をしっかりと捉えたい人
* 自宅で質の高いレコーディング環境を作りたい人
コンデンサーマイクの代表格といえば「Audio-Technica AT2020」や「Rode NT1-A」など。これらのマイクはクリアでナチュラルな音を収録できるため、ボーカルやアコースティック楽器の録音にぴったりです。
自分の声に合ったマイクを見つけるための試し方
さて、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違いが分かったところで、次に考えるのは「自分の声に合ったマイクをどうやって見つけるか?」ということですまずは、いろいろなマイクを試してみることが大事です。
もし可能であれば、楽器屋さんに行って実際にマイクに向かって歌ってみましょう。
マイクによって声の響きや音質が微妙に違うので、気に入った音が出るマイクを探してみてください。
もしお店で試すのが難しい場合は、YouTubeなどでマイクのレビュー動画をチェックしてみるのも良いでしょう。他の人の意見やデモサウンドを聞くことで、マイクの特徴をつかむことができます。
もう一つ大事なのは、自分がどんなサウンドを求めているかを明確にすることです。
例えば、温かみのあるサウンドが欲しいのか、それともクリアでシャープな音が欲しいのか。
自分の好みや、録音する音楽のスタイルに合ったマイクを選びましょう。
以上が、ダイナミックマイクとコンデンサーマイクの違い、そして自分に合ったマイクを見つけるためのヒントです。自分にぴったりのマイクを見つけて、ボーカルレコーディングをもっと楽しんでくださいね!
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