新年明けましておめでとうございます。

DECO MUSIC SCHOOL（立川）とZIGZAG MUSIC SCHOOL（吉祥寺）にてイラストコースを担当しております佐藤と申します。

①「音楽系のスクールなのにイラスト…？」

歌・DTM・ダンスなどの表現スキルが上達したらそれらを発表したくなるはず。
もちろん自身の姿を実写で投稿するのも良いですが、ジャンルによっては二次元イラストがピッタリなものも多いはず。





しかし、ボカロやアニメ・ゲームなどであればまだしもオリジナル楽曲の場合はなかなかイメージに合うイラストを探すのは苦労するはず。好きなイラストレーターさんに依頼するにも費用面で現実的ではないことも多いです。

自分の手で可能な限り作品を手掛けたいという想いの入り口が音楽系なのであれば、その想いの出口付近にはイラストのスキルがあるはずです。

②イラストに興味はあるけれど…という方へ

イラストとはいっても超絶技巧の繊細なイラストである必要はありません。
例えばYouTubeに自身の音楽コンテンツを投稿する際に絵の上手さはさほど大きく影響はないのではないかと考えています。実際にマウスで描いたかのようなヘロヘロな線の絵でも、コンテンツの中身とマッチしていれば評価は高くなります。

逆に私はイラストが用意できますが、かき集めの付け焼き刃で作成した音楽コンテンツを投稿したらきっと「サムネに釣られてきたけど、中身は大したことないな」と低評価すらつかないだろうと容易に想像できます。

勝負したいコンテンツが音楽系なのであれば、逆にイラストは「なんかめっちゃ下手なイラストがある…気になるし見てみるか」くらい極端に下手に寄せてもいいくらいです。

多くの初心者の方にイラストを教えていて共通する代表的な「壁」があるので紹介します。 　

・機材やソフトに慣れる
最近のイラストソフトは多機能なので「イラスト作成でやりたいこと」の大半はできるようになっています。
しかし、「何でもできる」というのは裏返すと「やれることが膨大でどこから手をつけて良いか分からない」ということでもあります。

書籍や動画で解説はされていますが、そういったコンテンツよりもゲームや好きな動画コンテンツに手が伸びてしまいますよね？世の中の「イラストに興味がある」と言っている方の多くがまずこの段階で脱落します。

　・作品を完成させる
基本的な機能が習得できたら次は作品制作です。
ここで重要なのが「完成させる」ということになります。

「線を綺麗に描くこともできないし、色を塗ったことすらない」

という方の場合、ラフな線だけで描かれたものを「完成品」として大丈夫です。次に描く作品もラフ線で大丈夫です。
そうして何作品か作り続けていくとある時ふと「こんなので良いのかな…？」と不安になるはずです。このように「今できることはこれ以上無いけど、今のままじゃ物足りない」という段階になってから初めて次のステップへ進みます。

「いつか完成させよう」という気持ちで作品を途中で切り上げて作品を量産させると「質ではなく量に満足しがち」になってしまいます。下手だと思っても、まだ出来ることがありそうだと思ってもそれ以上何をすればいいのか分からなくなったら「完成」だと割り切ることが大事です。

　・作品を発表する
作品が完成したらどんな形でも良いので作品を発表しましょう。 反響の有無や評価の内容は重要ではありません。作品を発表する目的はただ一つ、「自分の絵が他人からはどう見えるのかを確認する」ということです。

例えば「可愛く描けた」と思って発表したら「カッコいい」という評価が帰ってくることがあります。その場合自分の頭の中にある「可愛い」という表現技術が足りていないことに気がつけます。可愛いに正解の表現があるわけでは無いのですが、可愛いと思わせる表現について深掘りする必要性に気がつけます。

ここで評価を気にして発表すると大抵ロクなことになりません。
私も人間ですから承認欲求はありますので気持ちは理解できますが、あくまでも第三者目線で自分の作品を見てもらうくらいの気持ちで発表しましょう。

③DECOやZIGZAGでイラストを学ぶ必要性

私は別の場所でもイラストの講師をしております。
そこでは「個別指導」の形式を採用しています。

一方でDECOやZIGZAGは「個人指導」の形式を採用しています。

この二つは見た目が似ているのでよく間違えられますが決定的な違いがあります。
個別指導は先生1人に対して生徒が複数名いる形式で、個人指導はマンツーマン形式です。
個別指導は同時に受講する生徒の人数が多ければ多いほど先生を独占できる時間が少なくなります。

私はDECOに来るまでに「イラスト分野のマンツーマンレッスン」ができる場所というのは存じ上げませんでした。
通信講座が内容的に近いですが、イラスト分野で特定のカリキュラムに沿って学習を進めるのは相当難しいです。
例え内容が簡単で理解しやすくても「私の描きたいものと違うな」という気持ちが日に日に強くなっていくはずです。

そういった意味でDECOとZIGZAGのイラストコースは稀有な存在だと思っています。
音楽は興味ないけどイラストだけなら…という方でも大歓迎です。

イラスト制作にチャレンジしたくなったら是非お問い合わせください。
https://youtube.com/shorts/DaYLm0j1P-8?feature=share

イラストレーター・ボカロ絵師コースの特徴

・マンツーマンレッスンで 確実に画力が上がる。
・必要な機材を完備 使い方を学ぶことができる。
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