ZIGZAG MUSIC SCHOOLの野々村すずかです!
今回は生徒の皆さんからよく上がる相談のひとつ、声が出せない環境で練習するには?について取り上げます。
生徒さん「練習したいんですけど、家で声を出すことが出来なくて練習できる方法はありますか?」
上手くなりたいから練習したい!
そのお気持ち素晴らしい!!
声を出さずに練習できる方法、、、
ありますっっっ!!!
もちろん声を広げる、響かせる練習などは声を出せる環境が整っている必要があります。
でも歌に必要な筋肉を鍛える、不必要な癖をとる等の練習は、声が出せなくてもできるんです!
歌の上達は一朝一夕にはいかないこともあります。
整った環境でたまに練習するのであれば、毎日少しずつ積み重ねると、気が付けばできるようになっていた!なんてこともあります。
今回は簡単にできる自宅での練習方法をご紹介します。
練習その1~舌のトレーニング~
まずは舌のトレーニングです。舌が歌唱に与える影響は絶大です!
舌を上手く使うために、まずは力を抜く練習をすると良いです!
やり方
①まずは画像の男の子のように、舌の力を抜いて思いっきりだす
②下の歯のアーチの中におさまるように、舌をひっこめる
③①と②を少しずつ早くする
やってみると意外と早くすることが難しかったり、
動かせていても舌に力が入ってしまって、舌を出したときにいびつな形になってしまうことがあります。
顎まわりの筋肉も刺激されて小顔になるかも!?なので、トライしてみてください!
ちなみに私は朝眠気覚ましにやったりします(笑)
練習その2~腹筋
次は腹筋です!歌うには腹式呼吸だよ!腹筋が必要だよ!なんてことを聞いたことがある人もあるのではないでしょうか?
大切なのは筋肉の量よりも使い方だったりするのですが、
まずは筋肉がなければ、使う道具がない!となってしまうので
腹筋を鍛えることは助けになることが多いです!
歌うジャンルや、その時の課題によって効果的な腹筋の鍛え方はあるのですが、
分からなければまずは学校でやったような腹筋をやってみる!をおススメします!
練習その3~曲について勉強する
そして最後は曲の勉強をすること!です。ミュージカルの曲は曲のストーリの中で歌われます。
どんな場面で歌われるのか、役の人物は何のためにこの歌を歌うのかについて
知ることからはじまります。
そして、歌詞をよんでみる。
2回繰り返す歌詞だったら、それぞれどんな風に変えて歌ってみようか、
1番と2番でどんな違いがあるのだろうか。
外国語の歌詞であれば正しく発音することが、発声の手助けになることもあります。
また外国語が原詩の歌であれば、日本語の前の歌詞の意味を知ることで表現の手助けになります。
身体を使わない曲について考える時間も、歌の上達に必要な時間です。
継続は力なり!
以上、声を使わずに練習する方法をいくつかご紹介させていただきました!いかがでしたでしょうか?
喉は使いすぎても疲れてしまいます!
ただただ声を出す!練習をするのも勿論力になりますが、それ以外の隙間時間の練習も、積み重ねれば大きな成果に結びつきます!
気になった練習方法があったら、ぜひやってみてください!
この他にも小さな声でできる練習や、より専門的な練習など、声が出せない環境でできる練習は沢山あります!
ZIGZAG MUSICでは、皆さんが歌いたい歌や、環境、それぞれの特性に合わせた練習方法もご紹介しています!
より詳しく自分に合った練習方法を知りたい!と思った方は、是非無料体験レッスンをお試しください!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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