吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

プロボーカルレッスンコースのブログ

「ボイトレってなにをやっていけばいいの?」


こんにちは、ZIGZAGミュージックスクール講師の岡まことです

「ボイトレってなにをやっていけばいいの?」

今回は「ボイトレってなにをやっていけばいいの?」という疑問に、少しだけお答えしてみたいと思います

まず答えからお伝えしますと、


1.声区の分離
2.強化
3.確立

をしていくことです。


それぞれ詳細を説明していくと複雑さも相まってかなりの量になるので、今回は1についてだけ触れたいと思います

闇雲に歌うよりも、ここから始めるのが最終的に一番遠回りが少ないと思います。
というのも、現在出回っている19世紀型のボイストレーニングのほとんどでこの手順が抜けているからです

1,声区の分離

まず声区(レジスターともいいます)の分離。

これは「純粋な地声と純粋な裏声を完全に独立させて発声し、それぞれの筋肉群を鍛える」というものです。

なぜ、地声の筋肉と裏声の筋肉それぞれを別に鍛えるかというと、理由は2つありまして、

1.間違ったフォームでは負荷が逃げて、本来鍛えたい筋肉を狙って鍛えられないから

2.地声の筋肉(披裂筋群)と裏声の筋肉(輪状甲状筋)のバランスをとることで、声の自在性を高める必要があるから

です。

では早速やり方にいってみましょう。

まず「純粋な地声」のやり方は、

男性はC4〜G4の間、

女性はA3〜C4の間の、

「綺麗に強く長く出せる(ここが一番重要)」
ところで、

「あーーーーーーーーー」と出します。

もし意図せず声が震えてしまったり、音が濁るようであれば、音高を低くしたり、音量を下げてください。

とにかく、「綺麗に」を意識してください。
(※これはダミ声やのど声やノイズ発声が悪いということではなく、この練習ではこうするのがいいですよ、という話です。ダミ声やのど声、ノイズ発声自体は喉にとても良い働きがあります。その話はまた別の機会に)

次に「純粋な裏声」のやり方。

男女ともにG4〜C5の間の出しやすい高さで行います。出しやすい高さというのは、過度に喉が緊張したり、金切り声のようにキンキンしない高さです。音が薄くなっても、それは気にしなくて大丈夫です。

こちらも、

「綺麗に強く長く出せる」
ところで、

「ほぁーーーーーーーーー」と出します。

金切り声っぽくなってしまう方は、

「うーーーーーーーーー」もおすすめです。

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まずは何より先に、この練習をおすすめします。どちらも綺麗に強く長く出せるようになったらOKです。

JPOP、ボカロ、オペラ、ミュージカル、民謡…なんでもいいのですが、どんな歌も根本的な声の強化の土台は一緒なので、おそらく多くの方の役に立つのではないかなと思います。

今回は裏声と地声の筋肉へのアプローチの最大化とバランスをとるための練習法だったのですが、もちろんこの練習法「だけで」劇的によくなることは難しいです。

というのも、地声の筋肉と裏声の筋肉の間には声帯筋があり、そのふちには声帯靱帯がくっついているのですが、そこと繋がっている「喉頭懸垂機構」の筋肉量とバランスが大変重要だからです。またよくわからない単語が出てきましたよね…

最初に書いた答えの内、2の「強化」はここが特に関わってきます。

これがとにかくめちゃくちゃ大切なのですが、それは別の機会か、レッスンにてじっくりお話させて頂けたら幸いです。

それではまたー。



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