ブログの記事も3本目となりました。
ライブ当日にミュージシャンがどんな順序で準備から本番を迎えているか気になっている方もいらっしゃるのではないでしうか?
今回は僕のライブ当日を迎えるにあたってのルーティーンを書いていこうと思います。
1. 前日の夜の過ごし方
ライブ当日があるということは前日もあるわけです。当たり前ですが。前日の夜に心がけていることは・お酒を飲みすぎないこと
・30分だけでも早く寝ること
・練習しすぎないこと
こんな感じです。
最初の二つはともかく、練習しすぎないというのがポイントです。
あくまで本番で披露する演目を一度さらりと演奏して、違和感がないか確認すること。住環境もあって歌の練習はそもそも大声でできないのですが、小さい声でも歌いすぎると喉を痛める原因になったりします。
体にストレスが残らない程度の練習量に留めておくことで余計な心配事を増やしたりしないで済むからです。
努力は1日にしてならず、前日の夜の練習が完璧に行われることで100%のライブができるということにはなりません。普段の練習の成果が発揮される度合いが少し変わるだけです。
強がらず潔く寝てしまい、翌日にストレスを持ち越さないのがコツです。
ちなみに一度だけ緊張し過ぎてしまいバーで友達とテキーラを3ショット煽ってから寝たことがありましたが、その日は案の定RHに遅刻しそうになるトラブルが発生しました。
ライブ自体は大成功でしたが、安定したパフォーマンスを提供するプロとしてはどう考えても失格です。僕への戒めでもありここに書き記すこととします。
(二度とやらない)
2. 当日の過ごし方
無事お酒を飲み過ぎることなく睡眠から目覚めることができたらライブ当日のルーティーンです。楽器や演奏機材は前日の夜に通電確認や故障がないことを確認してパッキングを済ませたので持ち出すだけで済むようにしていますがギターだけは一度状態の確認とウォーミングアップの為に取り出します。
基礎練習やウォーミングアップはほとんどを【ハミングのみ】で行います。
朝は体の筋肉が目覚めていないのと、その状態で発声するとほぼ100%喉を痛めてしまいます。トレーナーでありながら実は喉が強い方ではないので、基礎練習にも注意を払います。
基礎練習が終わったら演目を全てハミングで弾き語り、その後にようやく声を出してセットリストを一周回したら練習は終わりにします。
ここも前日同様に練習しすぎないようにします。
いかがでしたでしょうか?
僕はライブで緊張に対する免疫が弱いので少しでもストレスを感じるだけで演奏に集中できなくなってしまいます。
前日・当日はとにかくストレスを溜めないような生活をすることに徹し、堂々とステージを降りるための準備について書かせていただきました。
生徒の皆さんもステージに立つ日がいずれ訪れる、その時のためにこんなお話をしてみました。
先生によってルーティーンが異なると思うので是非いろんな方に聴いてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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