こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL講師の高久です!
今回は「歌うときの感情表現ってどうやるの?」という誰もがぶつかる課題についてです!
「気持ちを込めて歌って!」ってよく言うけどそう言われてもわからないですよね。
実際、感情表現ってセンスじゃなくて、ちゃんとトレーニングで身につく技術なんです。
今日は、初心者さんでもすぐに実践できる具体的な方法を3つの視点から解説していきます!
歌詞の意味を深く理解する!感情を乗せるための読解力アップ術
まず大事なのが、「歌詞の意味をちゃんと理解すること」です。
…って言うと、「そんなの当然じゃん」って思われがちなんですが、意外とみなさん、歌詞を“なんとなく”で歌ってることが多いんです。
たとえば、「あなたに会いたい」という歌詞があったとします。
これ、「過去の恋人にもう一度会いたい」のか
「今すぐ目の前にいる人に伝えたい」のかで
表現ってまったく変わってきますよね?
なのでオススメは
歌詞を台本として読んでみること。
声に出して読むことでセリフっぽく意味が頭に入ってくるんです。
さらに一歩進んで
「このフレーズはどんな状況?」
「誰に向けて歌ってるの?」
って自分なりのイメージを作っておくと、自然と表情にも声にも「想い」が乗ってきます。
声の表情を豊かに!ダイナミクスと息の量の使い分け
次に意識してほしいのが、「声そのものに表情をつける」ことです。
たとえば、「好きだよ」っていうフレーズを
全部同じ音量・同じトーンで歌ったら
ちょっと機械的に聞こえちゃいますよね?
でも、ささやくように優しく言ったり
最後だけふわっと息を混ぜたりすると
一気に感情が伝わりやすくなります。
ポイントは「ダイナミクス(音量の強弱)」と「息の量」の使い分けです。
- 感情を抑えてるとき → 小さな声でささやくように
- 気持ちが高ぶっているとき → 大きく、力強く
- 切なさを出したいとき → 語尾に息を混ぜる
最初は鏡を見ながらやってみるのがおすすめです!
自分がどういう声でどんな顔をして歌っているのか
客観的に見ることができます!
役者になったつもりで!表情と動きを使った感情表現のコツ
最後に「歌うときは役者になったつもりで」という考え方です。
「えっ?私、俳優じゃないけど…」と思われるかもしれません。
でも、歌は音付きの演技です。
表情や動き、声のトーンを意識するだけで
聴いてる人の受け取り方が全然変わってきます。
たとえば、目線を落として歌うだけで「切なさ」が演出できますし
両手を広げて歌うと「気持ちを開放してる」感じが伝わりますよね
特にライブや動画撮影のときは
顔の表情や体の動きも感情表現の一部
として使ってみてください
最初はちょっと恥ずかしいかもしれませんが
慣れてくると自然にできるようになりますし
見てる人にもちゃんと伝わります。
こんな感じで、「感情表現」は“気持ちだけでなんとかする”のではなく
技術と意識でコントロールできる部分がたくさんあるんです。
歌が「うまい」から「伝わる」に変わる瞬間
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