こんにちは、ラップコース講師ケイプラスです。
1月と2月は体験レッスンから入会される方が少し多かったように感じます。
個性豊かな多くの生徒さんとHipHop、ラップを通して関われることを幸せに思っています。
今月も月末ギリギリでブログを更新しているわけですが、今月は私の好きなラッパーを何組か紹介させていただきます。
レッスンの課題曲としては、不向きかもしれませんがおすすめのラッパーですのでもし興味を持っていただけたら聞いてみてください。
全部が男前な最強ラッパー
まず一組目は13ELL(ベル)という京都のラッパーです。
13ELLは曲も良いし、見た目も良いし、YouTubeも面白いので私は全部チェックしています。笑
ラップはオートチューンを使ったメローな曲が多い印象です。
レッスンでまだ課題曲として使用したことはないのは、良い意味でクセがないのと実際に歌ってみると意外とすぐ歌えるようになるからです。
メローなラップは歌うのは簡単ですが、作るのが難しいです。
今後メローなラップを作りたいという方は是非歌って、参考にしてみてください。
13ELLはラップのスキルのみで勝負するのではなく、内容やフローが良く、生き方や考え方がリリックに滲み出ているタイプなのでラップの練習としては不向きかもしれないですが聞き心地最高です。
13ELL / AMAMI
13ELL / Butterfly feat.SUB-K
DCAというクルーのリーダー的存在としてもめちゃめちゃかっこいい、B-BOYの良いところ全部詰め込んだようなラッパーです。
DCAもとても良いクルーだと思います。
大人になっていくにつれて、ラッパーとして活動していくのも大変な中、クルーのメンバーが足並みを揃えて前向きに活動するのはもっと大変です。
楽曲もキャラも魅力的です。
DCA / Time Limit
誰もが知ってるラッパーや、クルーではないかもしれませんがファンやヘッズが喜ぶ活動をずっとしているなぁと思います。
私はこれからも個人的にDCAを応援していきます!
DCAチャンネル
私の青春であり現在進行形の最強ラッパー
もう一組はSEEDAというラッパーです。
この方はSCARSというクルーの一員でもあり、ソロでも大活躍しているラッパーです。
現在ではAbemaの番組「ラップスター」の審査員としての印象が強いかもしれません。
2006年に発表した「花と雨」がすごく有名ですが、2012年頃まではHipHopシーンの中心にいました。大暴れでした。
当時私も夢中になって聞きました。
数ある作品の中でも私は2008年にリリースされた「HEAVEN」というアルバムが大好きです。
SEEDA / Son gotta see tomorrow
SEEDA / 自由の詩 feat.A-thug
SEEDAのラップはパッと聞いてめちゃくちゃ特徴があり、うまい!と思えるのですがどこが?と聞かれると言語化が難しいです。
凄く韻を踏んでるようには聞こえないのですが、ビートに対して言葉の置き方、発音、歌い方でカッコよく持っていってしまいます。
SEEDAの真似をして事故っているラッパーを当時よく見かけました。
そしてリリックの内容がストリートで生きるドラッグの売人の目線や感情が多く歌われていて、とても珍しかったので新しいラッパーのスタイルを確立させました。
ラップは歌唱方法としてのスキルアップも大事ですが、どんなことをラップするかも重要なことということですね。
クセのあるフローを課題曲として挑戦した方は是非お声がけください。
SEEDAの最近リリースされた客演の曲では、SEEDAを客演に呼んだ側のラッパーがSEEDAのVerseを書くという制作もしているようです。面白いですね。
ラッパーは自分の歌詞は自分で書くという暗黙のルールがありますが、そこも崩していくと。
Lunv Loyal / 高所恐怖症(Remix) feat. SEEDA & Watson
2025年には久しぶりのアルバムリリースがありそうなので楽しみしている日々です。
今回紹介した二組が課題曲に向かないと言ったのは、初心者の方がラップの練習として使うにはという目線でした。
まずはオーソドックスな、押韻、フローを学んだ方が良いと思っています。
また機会があれば私の好きなラッパーを紹介させていただきますね!!