こんにちは!
zigzagの野々村です。
春が始まったといえど、まだまだ寒い日が続いていますね、、
寒い日は中々体が固まって、声を出しづらいと感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
声を出す前に体が固まっている時にさっとできるエクササイズを今日はご紹介します!
①とにかく全身を動かす
なんでも良いので全身を動かします(笑)
声を出すプロフェッショナルや、私の師匠からも、とりあえずラジオ体操しておくとよいよ!とお言葉をもらったことがあります。
ラジオ体操もよし!1分間その場で全力疾走もよし!
全身に血を巡らせることで、体が柔らかくなり声が出しやすくなります!
アニメキャラクターの声で、ラジオ体操ができるコンテンツもあるので、ぜひ楽しく取り組んでみてください!
②肩周りをほぐす
デスクワークのお仕事終わりに来られる生徒の方などで、声を出しづらくされている方の中には、肩周りがガチガチに固まっている様子が見受けられます。
「歌には腹式呼吸が必要だよ!」という話がよくなされますが、よい呼吸を行なっていても上流でせき止めてしまっては本領発揮できません。
肩甲骨から回すような意識で、肩を回してみたり胸鎖乳突筋を手でほぐしてみたり肩から喉の周りの筋肉を解してみましょう!

体という楽器が響きやすくなります!
③一度長く息を吐く
よい息を吸おう!という気持ちをお持ちの方は多いのですが、実は良い息を吸うにはまず良い息を吐くことが大切なんです。
肺にたくさんの息を入れようと思うと、息を吐かない限りは新しい息を取り込むことができません。
実は一説によると、現代人は9割の方が自然な呼吸ができていないそうなんです。
そして現代人の呼吸の大きな問題は「息を吐ききれていないこと」だとか。
息を吐き切れないままだと、常に肺には空気が残った状態で、一度の呼吸で取り込める酸素量もおのずと限られます。
その為歌う前に一度、息を吐き切ることによって、歌うために必要な呼吸を思い出すと良いでしょう!
この準備を行うときは、ただただ息を吐くのではなく、立った状態で壁に背中をつけてみたり腰に手を当てたりして、体から息が出ていっている感覚や、入っていく感覚を確かめながら行なってみてください。

自分自身の呼吸にもより敏感になり、一石二鳥です!
今回は歌う前の簡単なストレッチについて、ご紹介しました!
いかがでしたでしょうか?
スポーツの前にはストレッチをするように、声帯も筋肉なので、ぜひストレッチをしてから使うようにしてみてくださいね!