こんにちは!
ZIGZAG SCHOOL 講師の澄野 杏です。
歌を学んでいると、「今日はなんだか喉の調子がよくないな…」と感じる日もありますよね。
そんなときこそ、どんなふうに過ごすかが、その後の声のコンディションに影響することもあります。
今回は、喉の調子がイマイチなときにおすすめの食べ物や、手軽にできるセルフケア方法をご紹介します♪
喉にやさしい食べ物
まずは、身体の内側から整える食べ物をチェックしてみましょう。
<画像1>
● はちみつ
定番中の定番ですが、やっぱり効果的!はちみつには天然の抗菌作用があることが分かっていて、炎症をおさえたり、咳や痛みをやわらげたりする働きがあると言われています。スプーン一杯をそのまま舐めても良いし、白湯やハーブティーに溶かして飲むのもおすすめです。
● れんこん・長芋などの「ねばねば系」
これらの食材に含まれるムチンという成分は、粘膜を保護する働きがあると言われています。すりおろしてスープに入れたり、おかゆに加えたりすれば、喉にもお腹にもやさしい食事になりますよ。
● 生姜やカモミールティー
身体をポカポカにしてくれる生姜は、血行を良くしてくれるので、喉まわりの回復にもつながります。カモミールティーにはリラックス効果と炎症をやわらげる働きもあるので、夜寝る前などにぴったり。
控えたいものは?
逆に、喉がつらいときには避けたいものもあります。
●辛い食べ物や刺激の強い調味料
●アルコール・カフェイン(コーヒーや紅茶)
●冷たい飲み物・アイスなど
これらは、喉の粘膜を刺激したり乾燥させてしまう原因になります。調子が悪いときは、温かくて優しいものを選びましょう。
喉まわりのケア・ストレッチ
喉そのものだけでなく、首や肩のコリが声の出にくさにつながっていることもあります。
● 首のストレッチ
頭をゆっくり横に倒して、首の横を気持ちよく伸ばしましょう。息を止めずに、深呼吸しながら10秒くらいキープ。
● 肩をぐるぐる回す
肩甲骨まわりをほぐすと、首・喉まわりの血流も良くなって、声が出しやすくなることがあります。座ったままでもできるので、ちょっとしたスキマ時間にどうぞ^^
● 喉のマッサージ
喉仏の周辺を、指先でやさしくなでるようにマッサージすると、緊張がほぐれてラクになる方も多いです。強く押さず、あくまで「なでる」くらいの優しさで!
おわり
喉の調子が悪い日は、「どうして今日に限って…」とつい焦ってしまうかもしれません。
でも、そんなときこそ無理をせず、身体と声をしっかり休ませてあげることが、結果的にいい歌に繋がっていきます。
声の調子が良くないときは、発声練習をお休みして、ゆったり過ごすのがおすすめです。
どうしても何かしたいときは、呼吸トレーニングやイメージトレーニングなど、“声を出さない練習”を取り入れてみるのもいいですね。
いつもの声を守るために、日々のケアを少しずつ取り入れて、無理なく声と向き合っていきましょう♪
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!