ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
担当コースは、ボーカルコース、ミックスボイスコース、アコースティック・エレキギターコース、弾き語りコース、DTM・作詞作曲コース、レコーディング・エンジニアコース、Youtuber・動画編集コース
など、主に活動を実際にしている方や、これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
今回は【映像と写真と絵画】についてお話ししていきます!
絵画から映像へ
みなさんは最近写真や動画と撮りましたか?撮った人は少なくても、目にした人は多いと思います。現代は超映像時代で、いたるところで映像を目にします。近い将来、町などで見かける広告なども映像になっていくかもしれないですよね。
昔は写真が主流で、そのまた昔は絵やイラストが主流でした。
実は映像・写真と絵画には密接な関係があり、相互に影響を与え続けてきました。これらはどちらも視覚芸術であり、異なるアプローチを取りながらも、表現の目指す目的や技法に共通点があります。それを今回は深堀してみましょう!
写真と絵画
写真は19世紀ごろに登場しました。登場した時、絵画の世界に大きな影響を与えました。それまでは、絵画がリアルなイメージを再現する主な手段でしたが、写真の登場により、正確なイメージを捉えることができるようになりました。このため、写実的な表現に重点を置いていた画家たちは、より抽象的な表現や印象的な表現へ向かっていきます。
写実性では写真に敵わないと感じた画家たちの一部は、写実性以外の表現を追求するようになりました。その代表が、印象派です。
印象派の画家たちは、現実の正確な再現よりも、光や色彩、瞬間的な雰囲気を捉えることを重視しました。この変化は、写真がリアルな記録を担うようになったことで、絵画が新しい表現の道を模索するきっかけになったといえます。
一方で、写真も絵画から多くの影響を受けています。写真の初期のころには、肖像画や風景画に見られる伝統的な構図や光の使い方が取り入れられていました。19世紀の写真家たちは、絵画のような美しさやドラマティックな表現を目指し、撮影や現像の技術を工夫しました。
絵画から学べること
映像や写真を勉強する上で、映像作品や雑誌、広告などの写真を見ることももちろん勉強になります。ただ写真と言うものは絵画から発展したものと考えると、絵画から学べることがたくさんあると思います。それは構図であったり、光の使い方であったり、作家性なども絵画から学べる事はたくさんあると思います。僕の尊敬する監督や映像カメラマン、写真家の方たちも、絵画や美術作品を意識的に見るようにしていると聞いたことがあります。僕もそれを見習って美術館などに行き、絵画を実際に見てそれを自分の表現に役立てています。
一気に秋めいてきた今日この頃。皆さんもインターネットではなく、実際に美術館に行って絵画を見てみてはいかがでしょうか?
今回は【映像と写真と絵画】についてお話しました。
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、
練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!
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