こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLの大久保です。
本年はお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。
気温が低く、体調を崩しやすい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか?
挨拶もほどほどに本題に入りましょう!
低音を出そう
タイトルをご覧になった方は、いったい何を言っているんだ?矛盾していないか?と思う方もいらっしゃると思います。ですが、これには理由があります。
エッジボイスという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
すごく簡単に説明すると、声帯を鳴らす声の使い方です。猫が喉を鳴らすような音、映画「呪怨」で使われる音、クリック音など色んな呼ばれ方をしますが、歌に関してはエッジボイスと言われることが多いです。
エッジボイスを上手にできるようになると、高音が綺麗に出るようになります。
エッジボイスを出すのが難しいという方は、自分の出せる低音の限界を超える音を出そうとすると出ることがあります。一度自分で実践してみることをお勧めします。
エッジボイスに必要なこと
綺麗なエッジボイスを出すには、色んな技術を盛り込まないといけません。
声帯のリラックス、ブレスコントロール、声帯閉鎖、この3つが必須条件です。
声帯に無駄な力が入っているとエッジボイスを出すことができません。喉を痛めてしまったり、綺麗なエッジボイスが出なかったり、もし違和感を感じたらしっかり脱力をしてから再度やってみましょう。
ブレスコントロールもしっかり行わないと、ブツブツ切れる間隔が不安定になり、エッジボイスが途切れてしまいます。一度のブレスで常にエッジボイスが出せるようにトレーニングをしてみましょう。
エッジボイスを出すことにより、声帯閉鎖に必要な閉鎖筋を鍛えることが出来ます。声帯閉鎖ができるようになると、高音が強く、圧のある音になります。
細い高音の曲もありますが、近年のPopsは男性も強い高音を使用していることが増えてきました。カラオケや、ライブ、舞台でも必要な技術と言えるでしょう。
終わりに
エッジボイスのトレーニングは、大きな声を出すことなく出来るので、自宅でも周りを気にすることなく練習ができます。
是非習得して、自分の成長に繋げていきましょう!