前回ぶりです。水上です。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は弾き語りや編曲にも使えるボイシングについて話していこうと思います。
ボイシングとは?
ボイシングとは和音の重なる順番を変えて考えていくことです。
例えばコードがCだとして、基本の構成音の順番は「ド、ミ、ソ」の順になります。
これの順番を変えていきましょう。基本1番トップの高い音が耳に入りやすい為、トップの音が変わるだけで、同じコードでも雰囲気が変わってきます。
コードCを展開していこう
それでは展開していくと「ミ、ソ、ド」「ソ、ド、ミ」の2つが出てきますね。
最高音が変わるだけで、捉え方も変わります。
またコード進行によってボイシングを考えるのも良いですね。
CからGにコードを進行していきましょう。
「ド、ミ、ソ」から始め「ソ、シ、レ」に飛ぶと移動が多くなります。
なのでここでは「ド、ミ、ソ」始まりだとしたら「シ、レ、ソ」と音を積み上げてあげると移動が少なく、トップの音が「ソ」で変わらないので、安定感が出ます。
ボイシング次第では、どんどん高い音域に上がったり、逆に低い音域へ自然に移動することもできます。同じコード進行でもボイシング次第で、違いを出すことができます。
最後に
いかがだったでしょうか?ボイシングを考えていくと、音域を被らせないようにそれぞれの楽器の音の配置を考えたり、音の移動が少なく演奏できたりします。
是非色々考えてアレンジを考えていきましょう!ではまた来月!