こんにちは。
ZIGZAG MUSIC SCHOOL及びWACCA MUSIC SCHOOLの講師、ケイプラスです。
普段プライベートでも、お仕事でもHipHopやRapを聞きすぎて、なんとなく疲れてしまったなぁという日には最近CHAGE and ASKAを聞いています。
Wikipediaによるとリリースしたアルバム21枚ですって。
ミニアルバムやベスト盤をカウントするともっと多いんでしょうけど。
凄すぎるスキルって感じですね。
シングルだとLove Songやこの愛のために、アルバムはRED HILLが最近のお気に入りです。
ですが結局しばらくすると、HipHopに戻っていて落ち着くんですよね。
不思議ですね。
自分の声を客観的にとらえよう
歌を歌うとなると、やはりその方の声が凄く大事ですよね。
歌う上でリズム感や音程のとり方など細かい部分はたくさんありますが、やはり声ですよね。
もちろんラップもそうです。
自分だけの素敵な声、特徴的な声の出し方を見つけましょう。
私は独学でラップを学んできたので、声が大事なんだって気づくのに大袈裟じゃなく10年くらいかかった気がします。
斬新な韻の踏み方、フレッシュなテーマ、キャッチーなフローを作り出すことばかりに気を取られラップする声の作り方は全く気にせず、自分の声をコンプレックスと考えることさえありました。
私の声は低い方だと思うのですが、今ではそれを自分でコントロールして曲調や感情表現に合わせて使いこなすことができていると思えます。
そのためには自分の声を客観的に知ることが大事ですね。
今の携帯電話は録音機能も向上してますので、まずはビートに合わせてラップした自分の声を聞いてみましょう。
最初は違和感を感じたり、理想とのギャップに落ち込むことがあるかもしれません。
私の周りのラッパーも最初はみんなそうだったようです。
そこから繰り返し、作っては聞き、ラップを歌ては聞きをひたすらやるしかありません。
私はこの話をするといつも、スラムダンクという漫画の主人公桜木花道が、自分のシュートフォームを録画して客観的に自分を見た時のショックを受けるシーンを思い出します。
ラップ曲聞いて研究しよう
最近のラップシーンでは自分だけの特徴的な声を武器に活躍しているラッパーが増えましたね。
パッと思い浮かぶのはめちゃくちゃ低音のRalph、WILYWNKA
高音ですとBAD HOPのVingo、若手のCarzですとか、オートチューンを使いこなし良い声を作るKohjiyaや数えきれないほどいますね。
IOはレコーディングの際に何本か声被せたり、独自のバランス感覚でエフェクト(加工)をかけていそうだな、、などなど研究しながら聞くのも楽しいですよ。
新鮮な韻の踏み方、聞いたこのないフロー、生い立ち、キャラクター、ファッションセンス、特徴的な声などなどラッパーというのはそのトータルのバランスで人気を得ていくんでしょうね。
まず誰でもできることとして、自分のいけてる声の出し方、使い方を見つけましょう!
レッスンでも一緒に探しますのでお気軽にどうぞ。
ではまた来月うううう