はじめまして、こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOLでイラストのレッスンを担当します、りえ です!
漫画家として活動しながら、たまにイラストレーターのお仕事もしたりしています。
初回のブログなので、まずはイラストを描くうえで意識してほしい基本的なことをお話します!
ポイントは『線』『バランス』そして『観察』です。
簡単そうな絵ほど、実は難しい
突然ですが、私はドラえもんが大好きです。
かわいいですよね。
おそらく老若男女誰もが一度は見たことあると思います。
さて、皆さんはドラえもんを描いたことがありますか?
これは私が小学生のときに、自由帳に書いたドラえもんです。
いかがですか?
これくらいなら描けそう!
自分の方がうまいかも!
…と思いましたか?
しかしいざ描いてみると、ドラえもんは意外と難しいのです!
このイラストも特徴は捉えているので、ほとんどの人がドラえもんだと認識してくれると思います。
勢いのあるのびのびとしたタッチで、魅力も沢山あります。
私自身もお気に入りです。
だだ、上手なイラストを描けるようになりたい!
と思っている皆さんが目指してほしいのはやはり、率直に上手い!と感じさせる絵。
というわけで、今の私が本気で描いてみたドラえもんがこちらです。
どうでしょうか?
ドラえもんっぽさ増し増しになりましたよね!!
シンプルで簡単そうな絵ほど、実は誤魔化しが効かなかったり、バランスがとても重要だったりします。
うまく見せるには技術が問われるのです。
ドラえもんをうまく描くためのポイントは次の2つです。
①曲線美
②顔や身体のパーツのバランス
順に説明しましょう。
まず、ドラえもんはほぼ曲線でできていると言っても過言ではありません!
ガタガタした線で描いてしまうと、丸っこい愛らしさは半減です。
なめらかな曲線を美しく描くこと。
線の印象はイラスト全体の印象に直結します。
次に、顔や身体のパーツも要注意です。
顔だけで目、鼻、口、ヒゲ。
それぞれの大きさ、位置(距離)によって印象ががらりと変わります。
身体は2頭身、手足はやや短め。
よく似たそっくりさんにならないように、すべてをバランス良く正確に描きましょう。
どれくらいの長さか、どれくらい離れているか等、パーツの一つ一つをじっくり観察することが大事です!
そのために、事前に描きたいものの資料(見本)を準備しておくことも、とても重要となります。
線と観察は、筋トレのようなもの
・きれいな線が描けること
・描くものをじっくり観察すること
この2つはおそらくプロの絵描き全員が「重要!!大事!!」と声を大にして言うことです。
ドラえもんに限らず、イラストを描くとき常に心に掲げましょう。
歌でいうボイトレ、スポーツでいう筋トレみたいな、ごくごく当たり前で基本的なことです。
うまくなりたい人は、まずこの2つをとにかく意識して、やってみてください!
レッスンでは生徒さん一人ひとりの現状にあわせて、より丁寧に具体的に、楽しんで基本練習をしていけるような内容を考えていきます!
まずは体験レッスンにぜひお越しください。
お待ちしています!