こんにちは!ZIGZAG MUSIC SCHOOL講師の高久です!
今回は、DTMを始めたばかりの方に向けて、
MIDI(ミディ)
について、やさしく解説していきます!MIDIって聞いたことあるけど、よくわからない方は是非読んでみてください!
まず、MIDIとオーディオの違いからお話しします

簡単に言うと、オーディオは「音そのもの」で
MIDIは「音を鳴らす指示書」のようなものです
たとえば、オーディオは「マイクで録った歌声」や「録音されたギター音」など、波形として音が記録されているもの。
一方でMIDIは、「このタイミングで、どの音を、どの楽器で、どれくらいの強さで鳴らすか」という情報がデータとして記録されているもので
つまり、MIDIだけでは音は鳴りません
MIDIデータを読み取って音を出す“音源”が必要になります
DTMでは、これを「ソフト音源」や「プラグイン音源」と呼びます
MIDIのいいところは、あとから音色やテンポを自由に変えられること
作曲の柔軟性が圧倒的に高いんです
逆にオーディオ音源は音色やテンポを決めてからじゃないと録音できないということです
MIDIノートの入力と編集の方法
次に、実際にMIDIを打ち込む方法をご紹介します
ほとんどのDAW(音楽制作ソフト)には、「ピアノロール」と呼ばれるエディターがあります
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これがMIDI編集のメイン画面です
ピアノロールでは、縦軸が音の高さ(ドレミ)で、横軸が時間軸(音符)になっています
そこにブロックのような“ノート”を打ち込んでいくことで、メロディやリズムを作ります
イメージとしては楽譜を作るのに近い作業です
打ち込みの方法はいろいろありますが、主に以下の3つです。
1. マウスで直接ノートを配置する → クリックで設置、ドラッグで長さを変更できます。
2. MIDIキーボードを使って録音する → 鍵盤で弾いた内容がそのままノートデータになります。
3. 既存のMIDIフレーズをコピペ・編集する → サンプル素材を使えば、初心者でも簡単に雰囲気が出せます。
また、入力したノートは、あとから音の高さ・長さ・タイミング・音量(ベロシティ)などを自由に修正できます。
「ちょっと音が早いな」「この音もうちょっと長くしたいな」というときでもMIDIだと安心です
まずMIDIに触れるならおすすめのパート
初心者の方にまずオススメしたいのは、ドラムとベースの打ち込みです
この2つがあると、曲の土台ができるので、他のパートを作りやすくなります
ドラムの打ち込み
ドラム音源には、スネアやキック、ハイハットなどが割り振られています。C1がキック、D1とE1がスネア、F#1がhihat
などキーに対応しているので、ピアノロール上でそれを確認しながら配置してください
最初は「キック・スネア・ハット」の組み合わせだけでも十分なので、そこから慣れていきましょう
ベースの打ち込み
ドラムのリズムに合わせて、低音でシンプルなベースラインをつけてみましょう
ルート音(コードの一番下の音)をバスドラムに合わせて打ち込むだけでも、それっぽくなります
リズムに合っていれば多少音が間違っていても大丈夫
まずは耳で聴いて「気持ちいいか」で判断してみてください!
ひとりで作業してみたけど、これで本当にあってるのかわからない!
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