こんにちは!ZIGZAG講師の澄野杏です。
「発声の基礎をしっかり学び、プロに通用する歌唱力を身につけたい」そんな思いで、私はボイストレーニングを始めました。
レッスンを重ねるうちに気づいたのは、
歌が上達するには“ただ声を出す”だけでなく、さまざまな要素が関わっているということです。
今回は、私が実感した「歌がうまくなるための土台」となる3つの変化をお伝えします^^
体の使い方
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ボイトレで最初に驚いたのは、歌うための筋肉があるということ。
特に普段あまり意識しない、体の内側の筋肉(インナーマッスル)を使う感覚がとても大切です。
姿勢や呼吸、重心の位置を整えて正しくインナーを使うだけで、
自分でも驚くような声が出るんです!
歌は、才能だけでなく、呼吸や筋肉、感覚を細かく使う、いわば身体の技術が大切なんだと感じています。
響きのある声
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ボイトレを始めるまでは、「大きな声=たくさん息を使うこと」と思っていました。
しかし実際は、無理のない自然な声こそが美しく響きます。
レッスンの中で、声の響かせ方や通り道を意識するようになって、
倍音が自然に混ざるような声が出せるようになってきました。
倍音が出ると、声に艶や立体感が生まれ、スッと届くような感覚があります。
無理に張らず、共鳴ポイントを見つけて鳴らすことが大切だと実感しました。
歌は磨くことで上達する
ボイトレを始める前は、「歌唱力は才能」という思い込みがありました。
もちろん、生まれつきのセンスを持つ人もいます。
だけど、正しいトレーニングを積み重ねることで、確実に歌は上達します。
高音が出せるようになったり、リズムや音程が安定してきたりと、
「自分はちゃんと成長している」と感じる瞬間が増えてくるでしょう。
大切なのは、センスの有無ではなく、続けることが磨くことにつながるということですね。
終わりに
ボイトレは単に歌を習う場所ではなく、
自分の身体や声にじっくり向き合う時間でもあると感じています。
少しずつの変化が積み重なり、
気づけば以前よりもずっと自然に、心地よく歌えるようになっていました。
もし「歌がうまくなりたいけれど、どうすればいいかわからない」と思っているなら、
まずは自分の声と丁寧に向き合う時間を持ってみることをおすすめします^^