始めまして!Zigzag schoolの葉月あすみ。です!
7月から講師としてお世話になっております。
担当はボイトレ、作詞作曲、英会話、洋楽です!よろしくお願いします!
洋楽を練習する方法
「洋楽をかっこよく歌いたい!」
そう思っても、
• 何から練習したらいいかわからない
• 英語が話せなくても歌えるの?
など、さまざまな疑問が出てきますよね。
英語が話せなくても洋楽は歌えます!
実際に、日本語を話せない海外の方が、日本の曲を歌っているのを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
言語がわからなくても、音とリズムで歌うことは可能なんです。
私自身も、今でこそ英語で日常会話ができますが、学生の頃は全く話せませんでした。
そんな私でも洋楽が歌えるようになったのは、「歌いたい!」という強い気持ちがあったからです。
今回は、英語が話せなかった私が、洋楽を歌えるようになるまでに実践した方法を、ステップごとにシェアします!
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ステップ1:好きな曲を選ぶ
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一番大切なのは「モチベーション」。
これは洋楽に限らず、どんな練習にも共通して言える大事なポイントです。
「これが歌えるようになりたい!」という気持ちになれる曲を1曲選びましょう。
特におすすめはバラードなどのスローテンポな曲。
英語は日本語と比べて口の動きが大きく異なるため、ゆっくりした曲の方が、発音やリズムを聞き取りやすく、練習がしやすいです。
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ステップ2:カタカナで読み方を記入する
いきなり英語の歌詞を読んで歌うのは、初心者にはハードルが高いもの。
そこで、まずは歌詞にカタカナで読み方を書き込むのがおすすめです。
この段階では、無理にネイティブ発音に近づけようとする必要はありません。
大切なのは、リズムに乗って言葉を発音できるかどうか。
まずは「それっぽく」言えることを目指しましょう!
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ステップ3:アクセントを見つける
英語の楽曲には、日本語にはない「アクセント(強調される音)」があります。
原曲を聴きながら、強く歌われている部分やはっきり聞こえる単語に印をつけてみましょう。
英語の発音には、ラップのようなリズムと強弱があります。
それに合わせて歌うことで、ぐっと自然な英語の響きになります。
もしテンポについていけない場合は、音源の速度を0.7倍速などに落として練習してみてください!
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ステップ4:アカペラでゆっくり練習
いきなり曲に合わせて歌うのではなく、アカペラでゆっくり歌ってみる練習がおすすめです。
口が言葉に慣れてくると、発音も自然に出やすくなります。
つまずいた部分は何度でも繰り返して、スラスラと発音できるようにすることが大切です。
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ステップ5:原曲に合わせて歌う
アカペラで慣れてきたら、原曲に合わせて歌ってみましょう!
ここまでの練習をしっかり行っていれば、歌いやすさが格段に上がっているはずです。
どうしても聞き取れない。歌えない。その原因とは?
「何度聴いてもこの部分だけ聞き取れない…」
「歌詞を見ても、実際の音と違って聞こえる…」
そんな経験、ありますよね?
実はこれには、いくつかの理由があるんです。
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原因1:聞き慣れていない単語
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知らない単語は、たとえゆっくり流れても耳に入ってこないことが多いです。
そんなときは、Google翻訳や辞書アプリで発音を調べて、何度も口に出して練習してみましょう。
歌手の発音をYouTubeなどでチェックするのも効果的です。
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原因2:発音の省略・崩し
英語では、話し言葉や歌の中で省略や発音の変化がよく起こります。
例:
• because → ’cause(コズ/カズ)
• I am → I’m(アイム)
• mountain → マウンテンではなく「マウンン」「マウイン」など
このように、歌詞に書かれていても、実際の発音とは違うことがよくあるのです。
聞き取れない部分は、こうした変化が起きていないか確認してみましょう!
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原因3:リンキング(音のつながり)
英語には、単語と単語がつながって発音される「リンキング」というルールがあります。
たとえば:
I got it → アイ・ゴット・イット ではなく → アイガーリット
こうしたつながりによって、歌詞を読んだときの発音と、実際に聴こえる音が違うというギャップが生まれます。
さらに「リダクション(音の脱落)」といって、一部の音が弱くなったり消えたりする現象もあります。
例:
going to → ゴーイング トゥ ではなく → ガナ
こうした発音変化に慣れると、ぐっと聞き取りやすくなります!
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まとめ
英語が話せなくても、洋楽は歌えるようになります!
大切なのは、「これが歌えるようになりたい!」という気持ちと、段階的な練習です。
今日ご紹介したステップはこちら:
1. 好きな曲を選ぶ(モチベが命!)
2. 歌詞にカタカナで読み方を書く
3. アクセントを意識する
4. アカペラでゆっくり練習
5. 原曲に合わせて歌う
そして、どうしても歌えない・聞き取れない部分には
• 単語の知識不足
• 発音の省略・変化
• リンキング・リダクション
などの理由があることを知っておくと安心です。
練習を重ねるごとに、確実に歌えるようになります!
焦らず、楽しみながらチャレンジしてみてくださいね♪
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