こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL、DECO MUSIC SCHOOLで洋楽・英会話コースを担当している森田です。
猛暑の日が続いていますね!
こんな暑い夏の日、皆さんはどういう曲を聴きたくなりますか?
私もふと考えてみたんですが、「夏といえばこの曲!」というのが邦楽だとすぐに思い浮かぶことに気づきました。
花火、浴衣、海、夕立…。目に浮かぶような夏の情景を歌った曲がたくさんありますよね!
でも、洋楽で「夏といえばこれ!」という曲を思い出そうとすると、「夏っぽい歌詞があるかどうか」よりも、「ビーチでリラックスしながら聴きたい曲」「夏フェスで聴きたい曲」「ギラギラ太陽が似合うテンションの高い曲」で選んでいることが多い気がします。
そんなところから、「邦楽と洋楽では“季節の描き方”そのものに違いがあるんじゃないか?」と思うようになりました。
今回はその違いについて、いくつかの楽曲を紹介しながら書いてみたいと思います!
邦楽・洋楽ともに「夏」「summer」がタイトルについている曲をピックアップして比較してみます。
情景を描く邦楽
邦楽のほうは「夏祭り/Whiteberry」と「青と夏/Mrs. GREEN APPLE」をピックアップしてみます。
どちらの曲も夏の風物詩が歌詞の中にたくさん描かれています。
「夏祭り」
→打ち上げ花火、浴衣姿、お祭り、金魚すくい
「青と夏」
→風鈴、向日葵、スイカ
どちらもこれから始まる初々しい恋を歌った歌ですが、その様子が風景を通して描かれています。
日本人だったら共通して持っている夏のイメージではないでしょうか!
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出来事と気分を伝える洋楽
洋楽のほうは「Summer/ Calvin Harris」「Summertime Sadness/ Lana Del Rey」をピックアップしてみます。
こちらの2曲はたしかに夏をテーマに歌った曲ですが、情景を描くというよりも夏に起こった出来事とその時の気持ちを綴っています。
「Summer」
→
“When I met you in the summer / To my heartbeat sound”
(夏に君と出会った、心臓の鼓動の音に合わせて)
“We fell in love / As the leaves turned brown”
(葉っぱが色づく頃、僕らは恋に落ちた)
“And we could be together, baby / As long as skies are blue”
(空が青くある限り、僕たちは一緒にいられるよ)
「Summertime Sadness」
→
“Kiss me hard before you go / Summertime sadness”
(去ってしまう前に強くキスして、Summertime Sadness[夏に感じる喪失感・悲しみ])
“I just wanted you to know / That baby, you’re the best”
(あなたが最高だったってことだけ、知っててほしかったの)
“I got my red dress on tonight / Dancin’ in the dark / In the pale moonlight”
(今夜は赤いドレスを着て、暗闇の淡い月明かりの下で踊るわ)
邦楽とは雰囲気が全く違いますよね!
「Summer」は恋の始まりのワクワク感を、
「Summertime Sadness」は本来楽しいはずの季節なのにそこで感じる悲しみを、
起こった出来事とその時の気持ちをありのままに歌っている印象です。
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私が夏に聴きたくなる洋楽3線
一番最初に書いたように、「夏といえば!」な洋楽は私の中では歌詞の意味ではなく、曲調で選ぶことが多いです!
そこで私が思う夏の雰囲気漂う洋楽を3つご紹介します!
①”Starships” / Nicki Minaj
→いかにも夏フェスで歌われていそうなハイテンションな曲です!
②”Shut Up and Dance” / WALK THE MOON
→こちらもクラブや夏フェスで流れていたらかなり盛り上がりそうなアップビートの曲です!
③”Savage Love” / Jason Derulo
→ビーチでゆっくりしながら聴きたいちょっとゆったりした曲調の歌です!
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