こんにちは!
ZIGZAG SCHOOLの澄野杏(すみのあん)です。
前回は「腹式呼吸・喉のリラックス・姿勢」という3つの基礎についてお話しました!
今回はその続きとして、歌をより魅力的にする3つのポイントをご紹介します。
声量は「大声」ではなく「響き」
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歌うとき「声を大きくしなきゃ!」と頑張って喉に力を入れてしまう人はすごく多いです。
でもそれは逆効果。
喉を痛めるし、声も硬くなってしまいます。
大切なのは 体の共鳴を意識することです。
体を楽器にしていくのはもちろん、咽頭腔、口腔、鼻腔などの共鳴部位を使いうことで、無理なく声量が出てよく通る声になります。
マイクを使う場面でも「響きがある声」は自然に前に飛ぶので、聞き手に届きやすくなります。
音程は耳を鍛えることで安定する
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音程を外してしまうのは、単純に「音が取れていない」ことも原因のひとつです。
つまり、正しい音程をつかむには 耳を鍛える=聴き取る力を育てることが大切になります。
【おすすめの練習方法】
- ピアノや音源で鳴らした音を声で真似してみる
- スマホのピッチアプリを使って音程を確認しながら歌う
- 好きな歌手の歌を「耳コピ」してみる
耳を鍛えていくと、自然に音程も安定していき、歌に安心感が出ます。
表現力はテクニックの上にある
「上手に歌うこと」と「心を動かす歌を届けること」は別物です。
まずは呼吸や響き、音程といった基礎をしっかり固めることが前提。
その上で、抑揚・間の取り方・感情表現を意識すると、聴き手に届く歌になります。
同じメロディでも、感情が乗ることでまるで違う曲のように聴こえることもあるんですよ。
さいごに
今回のポイントは3つ。
- 声量は「大声」ではなく「響き」で出す
- 音程は耳を鍛えることで安定する
- 表現力はテクニックの上にある
前回の「呼吸・喉・姿勢」と合わせて意識すると、歌のレベルがぐっと上がります。
基礎を土台にして、より表現力豊かな歌を目指しましょう!
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