前回までに最低限のミキシングプラグインの使用方法を説明したため、今回からは実際に歌ってみたの活動を始める際に必要なことを説明していこうと思います。
先日もniconicoで開催された歌コレ2025秋があり次回開催も来月の3月5日(木)~9日(月)と公式Xからの投稿がありました。
これを気に初めてみたいと考える人は是非この記事を参考にしていただければと思います。
PC(パソコン)
歌ってみたを始めるために必要なものとしては、PC、マイク、オーディオインターフェース、ヘッドホン、DAW(録音ソフト)、ポップガード、そしてカラオケ音源があげられます。
既存のPCで問題ない場合が多いですが、今後MIX作業も自分でしてみたいと考える方にはある程度のスペックがあるPCが必要になってきます。
CPUはCorei7以上が推奨され、コア数は最低2つ、クロック周波数は2.8GHz以上が理想的です。
メモリは処理能力に関わるため、できれば16GBを用意し、処理高速化のためにSSDも用意すると良いでしょう。
また、OSがWindowsかMacかでも選べるDAWやそもそもの価格帯が変わってきます。
DAW(DigitalAudioWorkstation)
-225x300.jpeg)
録音、編集、ミキシング、編曲など、一連の音楽制作作業を行うための最も重要な土台となるソフトウェアです。
DAWと「プラグイン」を組み合わせることで、ミックスだけでなく、音楽制作やマスタリングも可能になります。
オリジナル曲制作もできるよう、基本的な機能が揃ったものを選ぶと良いでしょう。
無料のDAWソフトもいくつか存在します。
(CakewalkByBandlab、GarageBand、REAPER)
モニター用ヘッドホン
個人的に録音のみで考えるのであればそこまで良いものを買う必要はないと考えますが、有線の密閉型ヘッドホンかもしくはカナル型などの音漏れの少ないイヤホンが必要です。
MIX作業で正確に音を把握するためには、ある程度の性能を持った「モニター用ヘッドホン」が必要です。
特定の音域に偏りがない、できるだけ周波数特性がフラットで高音質のものが好ましいとされています。
オーディオインターフェース(I/O)とマイク
-213x300.jpeg)
マイクで録音した音声をPCに取り込むために必要です。マイクとオーディオインターフェースをPCに接続するだけで基本的には使用できます。
ボーカルの録音にはコンデンサーマイクと呼ばれる感度の高いマイクが主流ですが、管理のしやすさからダイナミックマイクも悪くない選択肢だと考えます。
コンデンサーマイクは湿気や衝撃に弱い分保管方法や使用方法を誤ると壊れやすいため個人所有にはあまり向かない部分が多いです。
ダイナミックマイクはライブなどでの使用を想定されているためある程度衝撃にも強くいわゆるファンタム電源などを必要としないため機器のトラブルが起きにくいです。
また、録音の際によく用いられるポップガードですが、とりあえずなくても録音は可能です。
もしある場合は録音時に口から出るノイズを低減できますが、物によっては高音の成分が減りすぎてしまったりするデメリットもあるため注意が必要です。
最後に
歌ってみたのような活動をするには上記のような機材がどうしても必要となってきます。
zigzagでは歌そのもののレッスン以外にもDAWの操作や録音方法・ミキシング講座などもできますので気になるかたは受講もお待ちしております。
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!