こんにちは!ZIGZAG MUSIC SCHOOL講師の高久です!
今日は「有料DAWを選ぶときに後悔しないポイント」についてお話しします。
音楽制作を始めると必ず出てくる悩みの一つが「どのDAWを使えばいいのか?」という問題です。
無料ソフトで始める方も多いですが、いざ本格的に制作したくなったときに有料DAWに移行するタイミングで迷ってしまう人がたくさんいます。
僕自身も最初はオーディオインターフェースに付属していた簡易版のCubaseを使っていました。
当時、僕が使っていたパソコンはMacBookで、そのときに先輩から「MacならLogic Pro Xが一番相性がいいよ」と勧められたんです。
実際に移行してみると、操作感がスムーズだったのと、その先輩に使い方も教わりやすかったのもあり、そこからずっとLogicを愛用しています。
こうした経験を踏まえて、後悔しないDAW選びのためのポイントを3つに分けてご紹介します!
自分のパソコン環境と相性がいいかどうか
有料DAWを選ぶうえで一番大事なのは「自分のパソコン環境との相性」です。
どれだけ評判の良いDAWでも、自分のパソコンでうまく動かなければ意味がありません。
-300x225.jpeg)
特にDTMはCPUやメモリに大きく依存するので、相性が悪いとすぐにフリーズしたり、音が途切れたりしてしまいます。
それ自体は致命的ではありませんが、集中しているときに細かいストレスが積み重なるんですよね。
Logicに切り替えてからは、Macとの互換性が抜群で、そうしたストレスが一気になくなりました。
つまり、DAW選びは「どのソフトが人気か」ではなく 「自分のパソコンで快適に動くか」 が何よりも重要です。
MacユーザーならLogic、WindowsユーザーならStudio OneやCubaseなど、まずはOSとの相性を意識すると間違いも減ります!
自分がやりたい音楽ジャンルに強いかどうか
DAWにはそれぞれ得意な分野があります。
これは意外と知らない人も多く、後から「別のDAWにすれば良かった」と思う原因のひとつでもあります。
例えば、EDMやヒップホップみたいなループ主体でトラックを積み重ねるスタイルなら、FL StudioやAbleton Liveの直感的な操作感が合っていたり
逆にロックやポップスで生楽器を多く録音するなら、CubaseやStudio Oneのオーディオ編集機能が便利です。
僕の場合はいろんな曲調の作曲やボーカルレコーディングが多いので、Logicの「ボーカル編集のしやすさ」と「付属音源の豊富さ」がかなり役立っています。
将来的に「自分はどんな音楽を作りたいのか」が見えているなら、そのジャンルに強いDAWを最初から選ぶのがおすすめです。
逆に「まだいろいろ試したい」という人は、オールラウンドで使えるLogicやCubaseを選ぶと安心できます。
付属プラグインやコスパで長く使えるかどうか
DAWはソフト単体で見ても数万円することが多いので、「コスパをどう考えるか」も大切なポイントです。
Logic Pro Xは3万円という低価格で購入できるのに、シンセサイザーからドラム音源、エフェクトまでプロでも十分に使えるプラグインが標準で揃っています。
-300x195.jpeg)
僕自身、最初の数年間はLogicの付属音源だけで曲を仕上げていましたし、特に不便を感じることはありませんでした。
一方でCubaseはグレードが分かれていて、安いバージョンだと使える機能や音源が制限されています。
そのため「結局上位版を買い直すことになった」という話もよく聞きます。
後悔しないためには、「初期投資でどこまで揃うか」 を必ず確認してみてください。
プラグインを買い足すのは楽しいですが、最初からある程度の機能が揃っている方が制作のモチベーションを保ちやすいです。
コスパがいいDAWを選ぶことで、長く安定して使い続けることができます。
以上参考にしてみてください!
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!