こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL、DECO MUSIC SCHOOLで洋楽・英会話コースを担当している森田です。
レッスンをしている中で、多くの生徒さんが共通して苦手にしているポイントがあります。
それは 「語尾の子音」 です。
ここを意識するだけで、歌声が一気に英語らしく、リズムもぐっと引き締まります。
語尾が落ちやすい理由
日本語と英語では、そもそも音の構造が違います。
日本語は一音一音を母音と子音の組み合わせで「はっきり発音する」言語です。
例えば “Starbucks”。
英語では”Star-bucks”の2音節で発音されますが、日本語の”Su-Ta-Ba-Kku-Su”のように5音節で発音されますよね。
この違いがあるため、日本語の感覚で歌うと語尾が長くなったり、逆に抜け落ちたりしてしまうのです。
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抜け落ちやすい子音
特に抜け落ちやすいのが、
- 複数形・三単現の -s
- 過去形・過去分詞形の -ed
例えば:
- dreams → “dream”で終わってしまう
- loved → “love”で終わってしまう
この2種類の音をしっかり発音するポイントは、舌や歯の動きやポジションを意識して子音の音を作ることです。
舌や歯の動きを意識して子音の音を作ること。
・s /zの場合
→ 歯の間から空気を抜くように発音する。zのときは歯の接触面に振動を感じながら発音する。
・d / t の場合
→ 舌を上歯茎につけた状態から、それを勢いよく弾くように発音する。
こうすることで、語尾がリズムにピタッと収まり、英語らしい響きに近づきます。
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まとめ
英語の歌は「語尾の子音」が小さくても、とても大事な役割を持っています。
そこを意識して発音するだけで、歌全体が引き締まり、ぐっと本物らしい響きになります。
次に洋楽を歌うときは、ぜひ語尾の子音に耳を澄ませてみてくださいね🎶
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