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吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

基礎発声レッスンコースのブログ

台本を読む時に意識していること

こんにちは!ZIGZAG MUSIC schoolの仲野です。すっかり涼しくなりましたねー!

まずやるべき事は?

「はい、これです。」と、渡される台本。

1枚の時もあれば、数十枚の時もある台本。

まずやるべき事は何か。

全体の把握ですね^ ^

例えば舞台の台本であれば、ストーリーはもちろん、自分の役柄はこんな性格で、他の役の性格はこんな感じで、とイメージを膨らませて読み込みます。

そしてこの舞台でお客様に伝えたい1番のポイントは何処か?起承転結は何処なのか?

と内容を読み解く事が重要です。セリフの裏側、役の動きまで細かく読み込みます!

当たり前の話ではありますが、舞台は1人で創るものではありません。時間をかけて全員がまとまって初めて通してみた時に初めて気づく点もあります。客観的に見られて知る事と、自らが気づいて知る事。どちらも大事です!

なので1人で練習するには限界がある時もありますね。

はい!仲野が相手になります!仲野の隣、あいてまーーーす!!!

是非ご自身が読みたい台本があれば一緒に読ませてくださいね^ ^

1人でやるより2人でやれば充実出来ますよ♪

1人でナレーションをやりたい場合は?

はい!わかりました!ナレーションの場合はまずは先程と同じ!

全体をチェックしましょうね!

例えばその台本がスキンケアのCMだとしましょう。

この商品の1番伝えたい部分は何処かをまず探します。

ふむふむ、なるほど「肌の奥深くまで浸透させる」が1番のポイントですか。

そして読む前にざっくり5つに分類すると伝えやすいです。

1、この商品ご存知ですか?
2、こんな素敵な商品が出来ましたよ!
3、肌の乾燥が何故起きてしまうのか?
4、この商品はこんなものから作られているんです!
5、この素敵な商品を是非お手に取ってください!

こんな感じで分けて、感情(音)の表現を変えていきます!

ここから更に分解していくのも忘れずに!細かい作業もありますよ!

そうそう、何より大切なのは、

「感情」

自分の素の感情ではありません。

このCMに必要な豊かな感情表現です!

お客様がこのCMを見た時、聞いた時に心地よく響き、更に商品が欲しくなるような感情を言葉に込めましょう。

その為にはまず最初にどのくらいの声の音程が必要でしょうか?

高い?中間?低め?

と考える必要があります。

テンションを考えつつ、心を込めた音を出していきましょうね^ ^

文章をただ口に出すだけでは

勿体無ーーーい!!!

です。

伝えたい気持ちと、声のトーンのバランスも重要です。

奥が深いですね!

だから楽しいのですが^ ^

最後に

台本を読む、歌を歌う、どちらにも通じて言える事ではありますが

技だけレベルアップしてそれを伝えただけでは、見た人聞いた人は「へー、うまーい」しか感じません。

ココロだけが先走ってそれを伝えただけでは、見た人聞いた人は「なんか押しつけられてるかもー」と感じてしまうかも。

人に届けたいものがある時は、半分冷静に、でもココロの火を忘れず灯して挑んでみては如何でしょうか?

きっと素敵な声を届けられると思いますよ^ ^

先日キリンに癒されてきました♪

ではでは今回はこの辺で!
仲野でしたー!!


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