こんにちは! ZIGZAG SCHOOLの澄野杏(すみのあん)です。
「最近、伸びてる気がしない…」「練習しても変わらない…」ボイトレを続けていると、そんな風に感じる瞬間があると思います。
頑張っているのに結果が見えないと、 “このやり方で合ってるのかな?”と不安になることもありますよね。
でも実は、そう感じる時期こそ上達の入口にいたりします。
どんな分野でも、上手くなっていく人に共通しているのは“継続していること”。
一見、遠回りに見えるようで、実はそれが一番の近道です。
今回は、なぜ「続けること」が上達の近道になるのか、そして継続を無理なく続けるコツをお話しします。
続けることでしか得られない感覚がある
声は、体の使い方と心の状態が重なって生まれるもの。 「筋肉(身体)」+「呼吸(エネルギー)」+「感情(心)」のすべてが、あなたの“声色”を作っています。
そのバランスは一度覚えても、放っておくとすぐに忘れてしまいます。
だからこそ、少しでも声を出す時間を続けていくことで、 “体が声を覚えていく”のです。
「1日10分」でも声を出す時間を作ると、 レッスンで得た感覚がつながっていきます。
それが積み重なることで、ある日ふと、これまで練習してきたことが“つながった”と感じる瞬間があります。
成長は“線”ではなく“波”でやってくる
上達はまっすぐ伸びていくものではなく、 波のようにアップダウンを繰り返します。
思うようにいかない時期も、それは“溜めている時間”です。
結果が見えないときこそ、 その裏側でちゃんと声の土台が育っています。
焦らず、少しずつ続けることが、後で一気に伸びる力になります。
継続を続けるための3つのヒント
1. “完璧を目指さない”こと 今日は出ない日もあっていい。 ただ、声を出して“終わりにしない”ことが大切です。 出なかった理由を感じ取ることで、次につながります。
2. “記録する”こと 録音でもメモでもOK。 自分の声を客観的に見ることで、少しずつ変化が見えてきます。
3.“誰かに聴かせる”予定をつくる ライブ、発表会、SNSなど。 人に聴かせる機会があると、練習の目的がはっきりして継続しやすくなります。
さいごに
「継続」とは、特別な努力ではなく、日々の小さな積み重ねです。
短い時間でも声に向き合い続けることで、少しずつ確かな変化が生まれていきます。
そしてある瞬間、声の安定感や響き方が変わっていることに気づく時が来るはずです!
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