こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
担当コースは、ボーカルコース、ミックスボイスコース、アコースティック・エレキギターコース、弾き語りコース、DTM・作詞作曲コース、レコーディング・エンジニアコース、Youtuber・動画編集コースなど、主に活動を実際にしている方や、これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。
今回は【構図の決め方に迷ったら】についてお話ししていきます!
写真でも映像でも絵画でも、構図は“見る人の視線をどこへ導くか”を決める設計図のようなものです。感覚で決めることも大切ですが、基本的な理論を知っておくと表現の幅はぐんと広がりますよ!
1. 「主役」をどこに置くか

最も基本的な構図の考え方が「三分割法」です。画面を縦横それぞれ3等分し、交わる4つの点のいずれかに主題を置くことで、自然で安定した印象を生みます。
主役を中央から少しずらすことで“余白”に空気感やストーリーが生まれることもあります。
また、被写体がどちらを向いているか、動いているかによって「空間の余白」を取ることも大切。たとえば人物が右を向いているなら、画面右に空間を残すことで、視線が自然に流れる構図になる。
主役と背景、光のバランスを意識するだけで、作品全体の印象は大きく変わります。
2. 線とリズムで視線を導く
構図は“静止画の中のリズム”でもあります。道路、柵、建物のラインなどを対角線上に配置すると、視線が奥へと吸い込まれる「遠近の構図」が生まれ、これを意識的に使うと作品に立体感と奥行きがでてくる。
また、同じ形がリズミカルに並ぶ「反復構図」も効果的だ。たとえば街灯や窓の繰り返しの中に、たった一人の人物を入れるだけで、孤独や存在感を強く印象づけられる。
線や形がどんな方向に流れているかを意識することが、構図を決めるうえでの重要な手がかりになります。
3. 感情の重心を見つける
-300x200.jpeg)
理論を学んだあとに大事なのは、「自分の感情に素直に構図を選ぶこと」です。
撮りたい対象を見て、どこに“心の重心”があるかを感じる。その重心を中心に置くのか、あえて外すのか。
不安や静けさを表したいなら、主題を端に寄せて広い空間を残す方が効果的なこともあります。
今回は【構図の決め方に迷ったら】についてお話しました。
僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!
一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!
吉祥寺のボイトレスクール「ZIGZAG MUSIC SCHOOL」の無料体験レッスンはこちら!
