みなさんこんにちは🌞
ZIGZAG MUSICSCHOOLの 一司です🌷✨
最近少しずつ寒くなってきて 体調を崩す方も多いようですが 皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回お届けする内容は「リズム感を鍛えよう!」です🗣️
歌とリズム感の関係
上手に歌う時に必要なものは何だと思います?
声量? 音程? 表現力? もちろんどれも大切ですが、意外と見落とされがちなポイントがあります。
それが リズム感 です。
歌とリズムと聞くと「ダンスじゃないし関係あるの?」と思うかもしれません。
しかし実際には、リズム感こそが歌の土台であり、歌の上達に欠かせない柱と言える存在です。
歌は“音程&リズム”でできている
よく「音程が不安定で…」と悩む方がいますが、実際には音程そのものより、音を出し始めるタイミング(リズム) がズレていることが原因で不安定に聞こえているケースがとても多いです。
例えば、正しい音の高さを出しているつもりでも、ワンテンポ早く入ってしまったり、逆に遅れてしまったりすると、聴く人には「外れている」「噛み合っていない」と感じられます。
つまり、音程はリズムの上に乗る“メロディの形”でしかなく、ベースとなるリズムがズレれば音程も揺らいでしまう のです。
歌がうまい人ほど、自然とビートに正確に乗っています。
そのため、どんなに音が細かいメロディでも、歌全体が滑らかで一貫性があり「安心して聴ける歌」になります!
リズム感は「ノリ」だけではない
リズム感というと、ノリよく体が動くことだと思われがちですが、歌におけるリズム感はもう少し複雑です。
具体的には次の3つの能力に分けられます。
- ビート感(拍を正確に感じる力)
- タイム感(音の出だしをコントロールする力)
- グルーヴ感(曲の“ノリ”を理解し表現する力)
この三つのバランスが取れていると、歌は安定し、感情の乗った表現もしやすくなります。
逆に一つでも欠けると、テンポが転びやすくなったり、急に走ったり、歌がもたついた印象になってしまいます。
特に、歌い始めの拍をつかむのが苦手な人は多く、イントロ明けの「最初の一音」を外すことがリズムのズレを大きくします。
歌のうまさがイントロだけでわかると言われるのは、まさにここが理由です。
リズム感があると歌はこう変わる
リズムが安定すると、歌は次のように大きく変化します。
- 音程が安定して聞こえる
- 声が前に出やすくなる(タイミングが合うため)
- メロディラインが滑らかになる
- 感情表現をコントロールしやすくなる
- 歌詞の乗り方が自然になり、言葉が伝わりやすくなる
実はプロレベルになると、音程の正確さよりも「リズムへの乗り方」で歌の良し悪しが判断されることが多いです。
それほど、リズムは歌の根幹に関わっています。
リズム感は“鍛えれば必ず良くなる”
「リズム感がないから歌が上達しない」と思っている人は多いですが、リズム感は才能ではなくスキルです。
メトロノームやリズム練習、手拍子トレーニングなど、意識して取り組めば確実に身につきます。
むしろ音程よりも改善しやすく、早い人なら数日で変化が見えてくることも。
リズムの土台が整えば、音程トレーニングや発声練習の効果も段違いに上がります。
終わりに
リズムは歌の骨格であり、ここが整うだけであなたの歌は驚くほど変わります。
これまで「音程ばかり気にしていた…」という人ほど、ぜひリズムに意識を向けてみてください!
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