こんにちは!
ZIGZAG music schoolの石井です。
みなさん、ギターで弾き語りを楽しんでいらっしゃいますか?
僕は毎日ギターを抱えて歌っています。
今日は、弾き語りをされる方にぜひ知っておいていただきたい、音楽理論の簡単な入り口についてお話しします。
「音楽理論」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、弾き語りで本当に必要な部分だけに絞れば、驚くほど世界が広がりますよ。
キーってなに?
まず、ほとんどの弾き語りの曲には「キー(調)」が決まっています。
たとえばキーCの場合、よく使われるコードはC、F、G、Amの4つ。
この4つだけで、日本のポップスの多くをカバーできるんです。
このコードの関係性を覚えておくと、耳コピが格段に速くなります。
私のおすすめの覚え方は、コードに「キャラクター」をイメージすることです。
・C → 主人公(明るく正義感の強い、王道のヒーロー)
・G → 主人公の親友・右腕(頼りになる存在)
・Am → ライバル(少し影のあるクールなキャラクター)
・F → ヒロイン(優しくて少し切ない雰囲気)
こうしてイメージを持つと、曲を聴いたときに自然に展開を予測できるようになります。
実際、J-POPのサビでよく登場する「C → G → Am → F」という進行は、まさに王道の展開ですよね。
また、弾き語りでとても便利なのが「カポタスト」の活用です。
自分の声域に合わせて簡単にキー変更ができるので、本当に重宝します。
最初は難しいですよね。
あくまでイメージは人それぞれなので
自分がしっくりくるイメージ造りしてくださいね
音楽理論について
少し理論らしいお話でいうと、「ダイアトニックコード」という考え方があります。
キーCの場合、7つのコードが「家族」のような関係性を持っています。
この家族の中だけで進行を作ると、とても自然で心地よい曲になりやすいんです。
オリジナル曲を作るときも、この範囲からコードを選ぶだけで「いい感じの曲」が生まれやすくなります。
さらに、理論を少し知っておくとアレンジも自由に楽しめます。
音楽理論はすべてを深く勉強する必要はありません。
弾き語りでは「気持ちよく歌えるようになる」レベルで十分です。
まずはC、F、G、Amの4つをしっかり押さえられるようにして、そこに自分なりのキャラクターを付けて遊んでみてください。
きっと音楽がもっと楽しくなりますよ。
それでは、今日もギターを抱えて素敵な歌を!
次回のブログでお会いしましょう。
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