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【音域を広げる方法!】高い声・低い声を無理なく出す練習法を解説

そもそも音域とは?

そもそも音域とはなんでしょうか。

歌における音域とは、ただ「高い音から低い音まで出せる幅」のことではありません。

正確にいうと、「きれいに響く音程の幅広さ」のことです。

出しやすい声の範囲は、性別や個人によってかなり差があります。

ただ、現代のポップスでは低音から高音まで幅広い音域を求められることが多くなりました。

録音技術や歌唱技術の向上により、曲で使われる歌のレンジが広くなったからです。

その結果、

低音から高音まで出せる人=歌がうまい

と言われるようになりました。

これがまさに「音程の幅広さ」です。

ただし、本当に「音程の幅広さ」だけでいいのでしょうか?

実は音程として「高い音」「低い音」を出すだけなら、そんなに難しくありません。

でも、喉を締めて無理やり出した高音や、響きのない低音は、歌声としては少残念ですよね。

なので「音程」とあわせて、「響き」というものが大事になってきます。

つまり音域は「きれいに響く音程の幅広さ」だということを知っておきましょう。

トレーニングをしていなかったり、普段あまり声を意識して使っていなかったりすると、音は出ても響く声にはなりにくいです。

音域を広げるときは、

どこまで出るかではなく、どこまできれいに響かせられるかを大切にしていきましょう。

音域を広げる前に確認したいこと

音域をひるげる前に、

では音域を「豊かな音で広げていく」ためにはどうしたらいいのかを考えてあげましょう。

それこそが

それは順序よくトレーニングをしていくことです。

歌は各パートが組み合って進んでいく車のようなものです。

「息」というエンジン「声帯」という車体「共鳴」というハンドルを操って前に進みます。

車と一緒で、エンジンが悪くても車体が悪くても、ハンドルさばきがよくなくてもきれいに進むことができません。

順序よくトレーニングをしていくには、以下の意識が大事です。

呼吸を安定させる意識を持つ

息を安定させるといったのはまさに呼吸のことです。

呼吸が安定すると息は一定に出るようになって、コントロールが楽になります

そのためには、息を吐いたあとただ力を抜いて呼吸をする「腹式呼吸」が必要になります。

声帯をしっかり鳴らす

声帯とは音が実際になる部分です。

息が入り込むと、音がなります。ここでまさに「音域」の音程が決定します!

声帯が長く、適切に伸ばせているときは音が高くなり、

逆に短くなるときは音が低くなります。

これは輪ゴムで考えるとわかりやすいです。

伸ばした状態の輪ゴムをどんどん短くしていくと、音はどんどん低くなっていきますよね。

そんな感じでしなやかに声帯を伸ばすために喉周りの筋繊維を鍛えてあげるということです。

音を共鳴させる

最後に共鳴です。

共鳴とは音が響く仕組みです。

呼吸によってふるわされた声帯は音をだしますが、

その音は最終的に共鳴することで響いていきます。

大きなトンネルの中で声を出してみると、思った以上に音が響いた経験はありませんか?

あんな感じで、声はそれだけでは大きくならず、身体や口に響かせてはじめてハッキリと楽に響く用になっていきます。

それではひびかせましょう!・・・といってもやり方がわからないと思います。

あとでどうやって響かせるのか、その感覚を練習で掴んでいきましょう!

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音域を広げる基本の練習方法

それではいよいよ練習方法です

パートごとに分けて説明していきますね

腹式呼吸の練習

呼吸を安定させるには腹式呼吸が大事です。

腹式呼吸は息を「吸う」ことではなく「吐く」ことに集中するとカンタンにできます。

そのためにはまず姿勢が大事です。

<腹式呼吸の姿勢>

まず足を肩幅くらいに開き、手を太ももにあてて中腰になります。

前かがみになって高いところから下を覗くようなポーズになります。

ピンと来ない人は高校野球で外野の選手がヒザに手を当てて休んでいる姿勢を思い浮かべましょう。

次にボールがどこにくるかわからない選手は、足を大きく開いてどっちにでも動ける体勢になっているかと思います。

<練習方法>

その状態で「フー」と息をはいてあげます

無理はしなくていいのですが、できるだけ長く吐いてあげます。

リラックスして息をすってあげます。

このとき、肩があがらないように注意します。

すると、呼吸するあいだお腹が凹んだり膨らんだりするのがわかると思います。

コツは、「ただ脱力をして」息を吸うことです。

無理に力を入れない。

感覚がわかるようになってきたら、「フー」とやっていた呼吸に声を混ぜてあげましょう。

「アー」のような形です。

肩を上げずにこれができるようになったら呼吸は完璧です!

共鳴の練習

次に声を共鳴させる練習です。

<事前準備>

まずまっすぐ両方の手の平を前につき出して、指を全てくっつけてあげます。

ムンクの叫びのように口が「ぱかっ」と縦に開いたら成功です。

いまいちわからない人は、こめかみからまっすぐおろして、耳たぶへまっすぐ指をもっていくと、

その途中で「顎を下ろすと凹む」部分があるのがわかると思います。

それが口が開いている証拠です。

<練習方法>

その状態で100m先にいる人に向かって声を出すように「おーい!」と呼んであげましょう。

声が出づらかったら、放物線を描くように、遠くに砲丸投げをするようなイメージで声をだしてください。声がいつもより響いている!

となれば成功です。

わからない人は、ボイスメモアプリで録音すると波形がでるので、その波形が大きくなっていたら成功です。

共鳴でやりがちな失敗は、

力を入れて空間をつくろうとするやり方です。

力を入れると、音が鈍ってしまいます。

あくまで空間をつくるときは、顎がだらーんと垂れ下がっているイメージで、

呼吸をするときに肩が上がらないようにしましょう。

声帯を上下に伸ばす練習

最後に声帯を伸ばしていく練習です。

声帯は伸びているときが声が高く

短いときは低い声がでるということはさっき話したかと思います。

腹式呼吸ができたら、次に実際に音域を広げて行きましょう!

音域を広げるのには、ピアノの音を使ってあげます。

この音にあわせて、「お」で声を出してあげましょう。

口はさっきの形で、響きを意識してください。

「お」ができたら

「あ」「え」「い」「う」

の順番でほかの母音もトレーニングしてあげると、さらに効果があがりますよ!

歌いたい曲がある場合は、まずこの「お」や「あ」などの母音で

響く声でサビまで歌えるようになっていきましょう!

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Q&A

音域を広げる練習は毎日やったほうがいいですか?

はい、できれば毎日少しずつ続けるのがおすすめです。

ただし、長時間やりすぎる必要はありません。

音域を広げる練習は、筋トレのようにコツコツ積み上げることが大切です。

1日5分〜10分でも、正しい発声で続けることで少しずつ声が出しやすくなっていきます。

逆に、喉が疲れている日や痛みがある日は無理に練習しないようにしましょう。

「毎日必ず高い声を出す」というよりも、喉の状態を見ながら続けることが大切です。

音域はどれくらいの期間で広がりますか?

個人差はありますが、早い人でも数週間、しっかり変化を感じるには数ヶ月ほどかかることが多いです。

音域はすぐに大きく広がるものではありません。

声帯の使い方や呼吸、響かせ方を少しずつ身体に覚えさせていく必要があります。

最初は「前より少し楽に出せる」「喉が苦しくなりにくい」といった変化から始まります。

その小さな変化を積み重ねていくことで、結果的に高音や低音が出しやすくなっていきます。

練習中に喉が痛くなったらどうすればいいですか?

喉が痛くなったら、すぐに練習をやめましょう。

痛みが出ているということは、喉に負担がかかっているサインです。

そのまま続けると、声が枯れたり、発声のクセが悪くなったりすることがあります。

一度休んで、水分をとり、喉をリラックスさせてください。

次に練習するときは、音量を小さめにしたり、無理に高い音を出そうとしないことが大切です。

「痛いけど頑張る」は歌の練習では逆効果です。

カラオケで音域が足りない曲はどう歌えばいいですか?

無理に原曲キーで歌わず、自分に合ったキーに下げて歌うのがおすすめです。

カラオケでは、キーを変えることは決して悪いことではありません。

むしろ、自分の声が一番きれいに響く高さで歌うほうが、聴いている人にも伝わりやすくなります。

高音が苦しいまま歌うと、喉に力が入りやすくなり、曲全体の安定感も落ちてしまいます。

まずは楽に歌えるキーで練習して、慣れてきたら少しずつ原曲キーに近づけていきましょう。

低い声を出す練習でも喉を痛めることはありますか?

はい、低い声の練習でも喉を痛めることがあります。

低音は高音より楽に感じやすいですが、無理に声を押し下げようとすると喉に負担がかかります。

特に、喉を締めたり、声を太くしようとして力を入れたりすると、響きにくく苦しい声になってしまいます。

低い声を出すときも、高い声と同じようにリラックスが大切です。

無理に低く出そうとするのではなく、息を安定させながら自然に響く場所を探していきましょう。

まとめ

今回は音域を広げる方法についてお話ししました。

音域とは、ただ高い音や低い音が出ることではなく、きれいに響く音程の幅広さのことです。

そのためには喉の力で無理やり出すのではなく、呼吸を安定させ、声帯をしっかり鳴らし、音を共鳴させることが大切です。

喉に痛みがあるときは無理をせず、どこまで出るかではなく、どこまで楽にきれいに響かせられるかを意識して、少しずつ練習していきましょう。

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