吉祥寺のボイストレーニングスクール
ZIGZAG MUSIC SCHOOL

DTM教室コースのブログ

写真、動画撮影について その③

こんにちは!
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の堀山です。
姉妹店のZIGZAG MUSIC SCHOOLでも講師を担当しております。


担当コースは、

ボーカルコース、
ミックスボイスコース
DTM・作詞作曲コース
レコーディング・エンジニアコース

動画・編集コース


など、主に活動を実際にしている方や、
これからしていきたい方を中心にレッスンを行なっています。


前回から撮影、カメラについてのお話をしていますが、
今回は、単焦点レンズとズームレンズについてお話ししたいと思います。


カメラを始めたい方からよく「どうやってレンズを選んだらいいんですか?」
と質問されることがとても多いです。
本音を言えば、「好きなレンズを使ってください!」と言いたいところですが、
それが分からないですと突っ込まれそうなので、
レンズの基本的なお話と僕が考えるレンズの選び方をお伝えしていきます。


レンズには、「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」があります。
カメラを見に家電量販店などに行ったことがある方なら、
一度を耳にしたことがあるかと思います。
初耳の方は、一旦へぇ〜と思いながら読み進めてください。


まずは「ズームレンズ」の説明からしていきましょう。


◯ ズームレンズ

複数の焦点距離を調整可能な可変焦点のレンズです。
例えば、24-70mmのズームレンズは、24mmから70mmまでの焦点距離を選択できます。
そのため、様々なシーンや被写体に対応できる多用途なレンズです。
一つのレンズで広角から望遠までカバーできるため、レンズ交換の手間が省けます。
そのため風景写真や、結婚式、子供のイベントなどでは大活躍間違いなしです。

そんな万能な「ズームレンズ」くんですが、作りが複雑なため、
後で説明する「単焦点レンズ」に比べ性能がやや劣るなどのデメリットもあります。



◯ 単焦点レンズ

一つの固定された焦点距離を持つレンズです。
例えば、50mmの単焦点レンズは50mmの焦点距離で撮影することができます。
なんだか「ズームレンズ」の方が色々選べてお得な感じがしますよね。
ただこの「単焦点レンズ」1つの焦点距離に特化したレンズを設計できるため、
様々な性能をとことん突き詰めたレンズにすることができます。

ポートレートや花や植物のクローズアップ、星や夜空を撮らせたら右に出るものはいません。
また「ズームレンズ」に比べると、高画質なのが「単焦点レンズ」のメリットです。


その他にも、

・明るい写真を撮りやすい
・ボケを活かした写真を撮りやすい

という特徴があります。


これは明るさやボケ感に関係してくる「絞り値=F値」というものが、
「単焦点レンズ」の方が優れていることが多いためです。

ちなみに「絞り値=F値」とは、レンズが取り込める光量を数値化したもので、
「F2.8」や「F8」など、頭にFのついた数字で表されます。
この絞り値が小さくなるほどレンズを通る光の量が増え、明るい写真を撮ることが可能です。
レンズのここに表記されています。赤丸が「絞り値=F値」、黄丸が「焦点距離」です。








実際にどちらのタイプのレンズが適しているかは、
撮影の目的や好みによります。

「単焦点レンズ」は特定の焦点距離に特化しているため、
クオリティと特定の撮影表現を重視する場合に選ばれることが多い一方、
「ズームレンズ」は多様なシーンに対応できる便利さが特徴です。


私、個人的には写真を始める方や写真が上手になりたい方には、
「単焦点レンズ」をおすすめしています。
理由は「ズームレンズ」は手元で距離を変えられるため便利な反面、
自由度が高すぎて工夫して撮るということを見落としやすいです。


「単焦点レンズ」は写真を撮る時に、
遠いなぁと思えば近づいて、近いなぁと思えば離れる。
いい写真が撮れるポジションを実際に自分の身体を使って探していく。
結局はいいものに出会うには足を使って地道に探していくのですね。


なんだか全ての物事に通ずる格言みたいな言葉が出たので、
今回のブログはここまでにします。
今回は、単焦点レンズとズームレンズについてお話しました!
次のブログではさらにレンズについてのお話ししていこうと思います。


僕のレッスンでは自分自身の経験を生かしながら、
練習法だけではなく、音楽に関する全て考え方や、
活動の仕方についても一緒に考えてアップデート出来たらいいなと思っています!

一緒に理想の音楽ができるようがんばりましょう!

動画・編集コースの特徴


・現役ユーチューバーの講師が 担当制でマンツーマンレッスン。
・初心者でも安心、 仕事になるか試してみたい方も歓迎。
・スクールに機材完備 使い方を学びながら購入検討できる。

動画・編集コースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら