普段はシンガーソングライターとして活動しております。
ZIG ZAGでは、ボイストレーニングをはじめ、作詞作曲、DTMを使った編曲を含む作曲、ピアノ・ギターを使った弾き語り、その他答えられる限り、教えていきたいと思います。
よろしくお願いします。
今回は自己紹介を踏まえつつ、自分の音楽をやっていく上で大切な事を語らせて頂きます。
少しでも読んでくださった皆様の、”何かしらの助け”になればいいなと思います。
どうぞお付き合いください。
それでは簡単に自分の音楽歴を述べます。
幼少期にクラッシックピアノを習い、中学生の頃に地元のボイトレ教室に通い歌の基礎を習いました。
中学3年生の頃に、もう少し都心部にある音楽教室に移り、作詞作曲、DTMを勉強し、高校卒業後は音楽の専門学校に進学しました。
そこではシンガーソングライター科に通い、卒業後はボカロPをやったり、他の方に楽曲提供したり、なんやかんやで今の活動スタイル(シンガーソングライター)に落ち着きました。
精神的なアプローチになりますが、その中で学習した、自分にとって「音楽とはなんぞや」という少し哲学的な話をしていこうと思います。
何故それが大切なのか。それは音楽をやっていくと、誰しもがぶつかる壁があり、それを乗り越える為に必要な作業でもあり、それは音楽以外でも皆さんにとってきっと”助けになり得る事”だからです。
まず一貫して言いたい事は「音楽って楽しい」という事と、「長く音楽を続けていこうよ」という事です。
まとめると「一生楽しく音楽やってたい」になります。
しかし音楽をやっていると何かしら壁が出てきます。
「何の為に音楽やっているんだろう」「音楽やってて意味あるのだろうか?」等など。
そう陥った時に思い出して欲しい事を、自分なりに4つに分けて説明していこうかなと思います。
1.『音楽を楽しもう』
スキルがどうとか、専門的な事がどうとか、そういうのは置いておいて、聴くにも演るにも作るにも、まず楽しみましょう。好きという気持ちを大事に持っていて下さい。
そしてその気持ちに気付いたら”音楽の何が好きなのか?”というのを考えてみましょう。理由が明確にあると、行動に移し易いです。
2.『ロールモデルを見つけてみよう』
私の場合、”音楽を作ること”が1番好きなので、上の問いの「音楽の何が好きなのか?」では”音楽制作での自己表現”となります。(歌うのも聴くのも、もちろん好きです。)
それは俗にいう”シンガーソングライター”と言われている人たちの部類に入ります。
シンガーソングライターと言っても種類やジャンルが、かなり異なっていきます。
自分は作詞作曲だけではなく、使う音も自分で考えて選びたいし、なんなら音も作っちゃおうという思考です。
近いスタイルだと、4s4kiちゃんだったり、平沢進さんみたいな感じですかね。
(syudouさんやすりぃさんといった、歌うボカロPにも似たところはあります。)
そしてこうやって名前を上げていったように”ロールモデル”を見つけてみましょう。
実際に活動している人たちを参考に、どういう風に音楽をやっていけば良いのか等の、道標にもなりますし、次のステップを踏みやすくなります。
しかしここでやってはいけないのが”完全に憧れる事”です。
「この人の”よう”になりたい」なら良いのですが「この人”に”なりたい」は危険です。
何故なら、そうなった瞬間、多分その人を超えることはできません。
オリジナルに勝るものは無いですから。
(真似て自分で消化するのとは、また別のことを言っています。)
その人と比べがちになり、モチベも自己肯定感も下がる一方です。そうなったら、楽しくないですよね?
そこで大事になっていくのが、自分の個性(オリジナリティ)とは何なのか?という事です。
3.『色んな音楽に触れてみよう』
よく「個性を持つ」だとか「オリジナリティが大事」なんて言いますが、実際何なのか私なりに答えは出ています。
その正体は”自分が「好き」か「嫌い」か”です。
めちゃくちゃシンプルなんですが、所謂、取捨選択すればいい話なんです。
聴く音楽のジャンル、歌い方、使っている楽器の種類、奏法等、上げたらキリがないですが、『色んな音楽に触れてみる』事で自分の選択肢が広がります。
そこでインプットしたものをアウトプットして、自分なりにやってみて「これは好き」や「これは嫌い」と取捨選択した結果があなたの”個性”になります。
中には自分のコンプレックスが、実は他のところで重宝されたりもするので、捨てすぎも注意ですが…。
ポップスでNGなことも他ジャンルではOKだったり等の知識も、かなり自分の可能性を広げてくれるはずです。
沢山音楽を聴いて興味を持ち、何故好きなのかというのも一緒に考えてみましょう。
私もまだまだ知らない音楽が本当にいーっぱいあります。
私流ですが、どうやって音楽の幅を広げていけばいいのかわからない時は、目に入ったアーティストを必ず検索して「1曲は聴いた事がある」という状態にしてみましょう。
ついでにクレジットなんかにも、目を通しておくと、なお良いです。
1曲でも、携わる人が何人もいたりするので、そこで「もしかしたら自分はこういった事の方が向いてるかも」という選択肢も、同時に得る事ができるからです。
4.『音楽で自分を好きになろう』
先ほどインプット、アウトプットの話をしましたが、”したい音楽とやれる音楽は違う”という話もしておきますね。
私の様に”1人で表現したい”となった時に出来ないことも出てきます。私は楽器の練習が”嫌い”だったので、最低限必要なレベルまでしか練習しませんでした。
プレイヤーには向いてないし、楽曲制作の方が楽しくて”好き”なので、そういうテクニカルなプレイは他の人に任せちゃおっという考えです。
実際に依頼によっては、プレイヤーを雇うこともあります。
音楽をやっていく中で「こういう自分”好き”だな」という瞬間があれば、それを覚えておいて下さい。
それは『音楽を楽しもう』にも含まれてきます。
逆にこの作業は”嫌い”となったら、1人で悩んで楽しめなくなってしまう前に、出来そうな人に頼んでみたり、余裕ができた時に再度チャレンジしてみましょう。
(私も夜な夜な、楽器練習をしています。)
『音楽をやることで、自分の事がより一層好きになる』になれたら、それは本当に素敵な事です。
そう皆さんが思える様に、私はサポートしていこうと思います。
「売れなかったらどうしよう」「意味がなかったらどうしよう」ではなくて、”楽しいからやりたい”という意識を持ち続ける事が今後のキーになっていきます。
たとえ形にならなかったとしても、レッスンを思い出して、「あの時楽しかったな〜」と思ってくれたら幸いです。
その手助けをレッスンを通じてやっていけたらと思います。
長くなりましたが最後まで読んでくださってありがとうございます。
これから一緒に頑張っていきましょう!!
次回は、自分が実際に、お金をかけずに楽器なしで、作詞作曲できる様になった方法(You Tubeが見れる前提)をご紹介する予定です。
DTMコースの特徴
・業界での経験豊富な講師がマンツーマンレッスン。
・作詞作曲をしてみたい! その気持ちがあれば大丈夫、
・必要な機材はスクールに完備。 レッスン代だけで利用できます。
DTMコースの詳細はこちら
無料体験レッスンはこちら