みなさん、おはこんばんちわ。
ZIGZAG MUSIC SCHOOL 講師の高瀬です。
私、かつて楽器屋で勤めていた時期もありまして、今月はアコースティックギターについて、つらつらと綴ってみようかと思います。
みなさん、せっかく買ったアコースティックギター、ライブで使ってみたいですよね?
まず一番手っ取り早いのが、ライブハウスでコンデンサーマイクを借りて、そこに向かって弾く。(音を飛ばす)
といった方法です。
大きい音量が出しづらい、ハウリングしやすいといったデメリットはありますが、反面、
繊細な指弾きのタッチニュアンスが出る、生のアコースティックギターの音色を遜色なく表現してくれる。
といったメリットがあります。
しっとりとした弾き語りバラードなんかにはもってこいの方法です。
そして次に、アコースティックギターにピックアップ(PU)を取り付ける。といった方法。
弾き語りの方の7割はこちらを採用していると思います、はい。
※ PUとは、弦の振動を電気信号に変える装置の事
激しいステージングをする方だったり、ピックストローク多めのシンガーさんに合いますね。
さてこのアコギ用のピックアップですが、いくつか種類がございます。
1インブリッジピエゾ型
2コンタクトピエゾ型
3コンデンサーマイク型
4マグネティック型
まず
インブリッジピエゾ型
とは、その名の通り、ブリッジの下に仕込むタイプのPUであります。
弦の振動をダイレクトに拾ってくれるので、パワフルな音が出ます。
デメリットは音がシャリシャリと硬い、ってところですかね。
次に
コンタクトピエゾ型
こちらは貼り付け型のPUとなっておりまして、アコギの表板の裏側に貼り付けます。
こちらのメリットは、ナチュラルなアコギの響きを演出してくれる事。
あと実はアコギって、表板の鳴りが音量に一番直結しておりまして、
アコギをぶっ叩いた時のドンドンとした音の種はこいつが一番拾ってくれます。
(ほんで50~120Hzをぶち上げれば一丁あがり、てやんでい)
デメリットはハウリングしやすいところ。
次
コンデンサーマイク型
勘の良い方はもうお気づきでしょう。
そう、これはまさに1分前に説明した上記のそれと同じです。
アコギに内蔵できる、ちゃいちーなかわいこちゃんサイズがあるんですね~。
こいつは主にエアー感を良く表現してくれます。
デメリットは、やはりハウリングしやすい。
そしてそして
マグネティック型
こいつの原理はまんまエレキギター用のPUと同じでして、
弦の振動を磁石が電気信号に変えてくれるんですね。
こいつは弦鳴りをよく拾ってくれるので、小気味良いアタック感を出してくれます。
あと、最近はアコギにエフェクターをかますって方も増えており、エフェクターとの相性も抜群です。
デメリットは箱鳴り感が薄い。といったところですね。
手前味噌ですが、こんな感じ。
https://youtu.be/dAOgUpaaGJI?si=rIsBR07CTVFwl3W7
※ 私はインブリッジピエゾ型にエフェクターをかけてます。(これも相性○)
ふむ。
みなさん、何となく私とおんなじ事を考えているかと思います。
そう、どれもこれもメリットとデメリットがあって、結局どれにしたら良いかわかんねぇ、と。
お任せください。
そんなあなたの強い味方、
「デュアルピックアップシステム」
といったものがこの世には存在しているのです。
これは、各々の得意な部分と不得意な部分を補い合おうよ (ハート)
といったシステムとなっております。
ま、単純に2つないし3つのPUを付ける、またはその機能を混ぜちゃおうぜ。って話です。
人間もこんな風に、お互い助け合って生きていきたいものですよね (キラキラハート)
例えば、、
インブリッジピエゾ型やマグネティック型に、
コンタクトピエゾ型やコンデンサーマイク型を取り付けてみたり。
発想は自由です。
好きにやっちゃってください。
いやいや先生。
それもなんか難しいし面倒くさいっすよ。
って方。
ご安心ください。
もうすでに、初めから、、
合体(デュアル)しているタイプのものがあるんです!
それがこちら
「 L.R.Baggs Anthem 」
※ インブリッジピエゾ + コンデンサーマイク
ほんでこちらも
「 FISHMAN Rare Earth Blend 」
※ マグネティック + コンデンサーマイク
値段は目を瞑ってください。
えぇ、デュアルですから。
ちなみに、、
オーストラリアのメーカー「Cole Clark」や
アメリカの「 Taylor Guitars 」なんかは
最初からオリジナルなデュアルピックアップシステムが搭載されておりますね。
エレクトリックアコースティックギター
ってやつですね。いわゆるエレアコ。
我が祖国、JAPANが誇るヤマハさんの
「 A3R 」なんかもオススメです。
ヤマハの良いところは、リーズナブルなのに音が最&高なところですね。はい。
ってなわけで、
みなさんも、ぜひアコギで弾き語りライブしちゃいましょうー!
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